Lucas Dürer
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Lucas Dürer
@lucas-duerer.bsky.social
🇩🇪 物理学者。自称・論理的エッセイスト。

noteにエッセイ風の文章を時々投稿しています。
https://note.com/lucas_duerer
時々使用する駅というか停車場(駅舎も何もない吹きさらし)に夕方暗くなると恐らく地元の村の少年たちがたむろして騒いでいることがあります。

似た光景を日本で見たことがあって、本当に何もない田舎の畑のど真ん中にポツンと飲み物の自販機があり、その明かりに誘われるように少年たちが自販機の周りにたむろしていました。

日本もドイツも、何もない田舎の少年たちの行動はよく似ていますね。
November 14, 2025 at 6:17 PM
酔っぱらいというのは、世界のどこでも本当にどうしようもないものですね。僕はほぼ全く外食しない理由の一つはこれで、酔っぱらいと席を同じくしたくないからです。

そうして酔っ払っているうちに、やがて塵に帰っていくのも人生の一つの在り方でしょうか。
August 20, 2025 at 7:23 PM
ここだけの話です。

実は発表した投稿論文の理論的考察の部分で、数式の中にこっそりリックの(部分的ですが)名前をギリシャ語表記でしのばせておきました。

本当は、共著者リストの中にリックも入れたかったのですが、きっとわんこの名前は共著者として認められないですよね。

でもねリック、おとうちゃんはいつもリックに感謝しているんだよ。
理論的考察で決定的な閃きを得た時、嬉しくてリックとおうちでダンスしたよね。
August 12, 2025 at 8:17 PM
4年越しの宿題が今日終わってほっとしています(投稿論文が国際的な学術誌で発行された)。自分なりにあれこれ考えて、ある程度美しく物理をまとめられたからよかった。読んで面白いものに仕上げたつもりです。

関連した話題でもう一報どこかの学術誌に投稿できるかも知れないと考えています。無理せずのんびり進めるつもりです。

またはこの際は全く別のトピックに移るかどうか。最近あれこれ本や論文を読んで勉強しています。いつもインプットは大切ですね。
August 12, 2025 at 6:29 PM
散歩の帰りに大学近くの喫茶店に寄ってルバーブのタルトを頂きました。すっきりとした甘さで美味しい。良い季節になりました。
May 11, 2025 at 5:25 PM
今日は良い天気。街の宮殿の庭で日向ぼっこしました。
May 11, 2025 at 5:21 PM
夕方、いつものようにリックを抱っこ袋に入れて自転車で帰宅途中、横断歩道で信号待ちしていたら、10歳くらいの少年が自転車を押してやってきて、チェーンが外れちゃったから助けて!とお願いされました。

そんなわけで自分の自転車を道の脇に置いて自転車修理スタート。5分くらいかかってチェーンを元に戻せました。リックを抱っこしながらだったためちょっと身体の自由がきかず苦労しましたが、直ってよかったです。

少年は無事に自転車に乗って行きました。
おうちへの帰り道だったんでしょうね。Gute Fahrt!
May 7, 2025 at 8:31 PM
今朝は通勤で乗車している路線バスが来なくて、別のバスで職場に行くのにバス停で1時間ほど待つことになりました。

電車の駅と違ってバス停では運行状況は分からないし、ローカルの交通局のウェブサイトやアプリにも運行情報はアップされないため、運休するかどうか事前に分かりません。

路線バスがときどき突然運休するってどういうこと?と最初は驚いていましたが、今はもう諦めの境地です。

今朝は少し寒かったため、1時間ほど外で立って待っていて、少し身体が疲れてしまいました。
May 6, 2025 at 6:37 PM
今日はハイデルベルクでお散歩。お買い物の視線で改めて旧市街地の通りをのんびり歩いていくつか発見。

専門書の古書店(わんこ入店ダメだったので外から覗いただけ)

お茶の専門店。
特に抹茶やいい感じの茶道具セットがあった。

お弁当スタイルのレストラン。
もしかして日本の人が経営?

Lamyの販売店(ハイデルベルクだけに意味があると思う)

ハイデルベルクは、個人的には旧市街地のメインストリートよりも、大学付近の通りやちょっとした路地の風景が美しいと思います。
May 2, 2025 at 7:48 PM
迫ってくるリック。
April 30, 2025 at 5:24 PM
コロナ禍で3年間帰国できなかった時、トリエステを訪問した際に久しぶりに海を見て、現地の同僚にVerdiのNabuccoが好きなこと・Va pencieroが好きなことを話したら、ぜひもっと海や山を見て、故郷を思って欲しいと言われて涙が出た。

それ以来、イタリア特にトリエステは僕にとって特別な場所になった。

行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って。
April 21, 2025 at 8:36 PM
多忙のための過労に花粉症が重なったからか、一昨日は喘息になってしまいしばらくベッドから起き上がれなくなりました。身体が落ち着いてから起き上がり、在宅勤務にして静かに過ごしました。

今日から一週間程休暇です。
外出せずに自宅で静養することにしています。

今日は受難日ですね。
自宅からオンラインで礼拝に参加します。
April 18, 2025 at 2:27 AM
昨年10月から多忙でほぼ休暇がありませんでした。先週の出張から戻り、少し短い今週を乗り越えれば半年ぶりの休暇です。休暇とは言うものの、溜まりすぎた超勤時間の消化が目的の一つ。

疲れのためか、リックの散歩以外では週末どこかに出かける気力がありません。ここ最近、週末はいつも自宅で家事を済ませて読書し静養しています。週末静かに服にアイロンがけしていると、心が整うような気がします。
April 13, 2025 at 3:42 PM
先日歯痛で歯科医に行ったら「歯は全く問題ない。ひょっとしてあなたは風邪をひいているでしょう。歯痛の原因はそれですね」と言われて驚いた。確かに週末少し寒気があったけど。。。最近花粉症がひどくて風邪なのか花粉症なのか良く分かりませんでした。歯科医の先生、さすがです。
April 8, 2025 at 6:26 PM
大学生の時、僕は好きな勉強ができるのが嬉しくて、大学図書館が閉館するまでほぼ毎日図書館に篭って勉強していました。そんな話をある年配の方に話したら、そんなに勉強してどうするの、何になろうとしているのと聞かれて唖然としたことがあります。

当時は上手く言葉にできませんでしたが、僕は勉強というのは何かになりたいからするものではなく、勉強が楽しいからしていたので、勉強して何になりたいのかなんて全く思いもしないことでした。

それから月日は過ぎ、僕はドイツの大学で物理学のPIとして働いています。

明日から国際プロジェクトの会議で金曜日まで欧州圏内の国外出張です。責任者の一人としてあれこれ忙しそうです。
April 7, 2025 at 7:04 PM
コロナ禍で失った繋がりについて考えていました。日本からドイツに留学に来たもののコロナ禍で自宅から出られず心が疲れて学業半ばで日本に帰国せざるを得なかった方もいました。帰国する旨の知らせを最後に、その彼とは連絡が途絶えてしまいました。今はどこかで元気にしているのかな。年末に田舎に別荘を借りて、皆んなで合宿のような年越しをしたりして、色々と楽しい思い出があります。振り返って思うと、彼はいつも僕に何か言いたそうな、そんな複雑な表情を見せていたように思います。今となっては尋ねることも出来なくなりました。きっとどこかで元気にしているでしょう。
April 6, 2025 at 7:34 PM
旅行で別のタイムゾーンに行くと時差に慣れるのに大抵2〜3日かかります。時差ボケと同様に、異文化圏に行くと時差ボケと同様に文化ボケが起こると僕は考えています。カルチャーショックというか不慣れに由来する感覚です。慣れるのには2年程かかるでしょうか。或いは自分がその文化圏の暮らしに向いているか(能力とは無関係。むしろ個性や好みの問題)見極めるのに2年程かかるとも言えそうです。そう言えば2年程滞在して帰国する、という場合を時々耳にするような気がします。2年というのは短すぎず長すぎず、判断するのに丁度良い期間だと思います。
March 31, 2025 at 6:58 PM
超絶多忙な時期を乗り越えたものの一息つく間もなく別の仕事がやってきて、未だに休みを取れずにいます。昨年10月からこれまでほぼ休暇なし(クリスマス〜新年は3日間の休暇のみ)だったためか疲労が蓄積されているようで回復に時間がかかっています。

今日は桜を見に遠足を考えていましたが、結局自宅で家事や読書をして過ごしていました。来週は少し長めの国外出張で、それが終われば一週間ほど他の用件を済ませて復活祭(イースター)に合わせて一週間ほど休暇を取ります。

土曜日の朝に街の広場の朝市で買い物をするのですが、そろそろ地物の白アスパラガスが並ぶのを見るようになりました。でもまだお値段が張りますね。
March 30, 2025 at 7:27 PM
肩書きや職位などというものは、責任や仕事を押し付ける(或いは押し付けられる)言い訳や理由として機能するに過ぎない、と僕は最近思います。

そんなものを追い求めるよりも、個人的には未知なものや理解できないことを探究したりあれこれ思いを巡らすことに、より大きな意義を感じます。

普遍の真理や真実というものは、華やかな場所で晴れやかに生まれるのではなく、暗く静かな部屋の机の上で、とても静かにひっそりと生まれるものです。そんな厳かに静かに生まれたものが、人類の文明を力強く前へ進めてきたのです。

真実は宴席の中にあるのではなく、静けさと血のにじむ努力と時間の中に現れます。
March 7, 2025 at 8:51 PM
僕は人間よりもわんこの方が好きです。

嘘をつかず誠実で素直。とても勇敢でそして優しい。思いやりがあり、悲しみに寄り添うことを知っている。いつも前向きでくよくよしない。

人間もわんこみたいに生きられたらいいのになと思います。

わんこはエデンの園の住人です。
March 7, 2025 at 8:37 PM
Mannheimの事件、まずは亡くなられた方々へ哀悼の意を表します。

Mannheim市内に住む知人がいるため慌てて安否確認しました。当時は自宅にいたとのことで安心しました。知人がおりまた比較的近くなため、僕はよく訪問する街の一つです。このため今回のことはかなり衝撃を受けました。

僕は人混みが苦手なため人が集まる催事会場などにはあまり行かないのですが、日頃から更に注意しなければならなくなりました。残念で悲しいことです。
March 3, 2025 at 6:54 PM
故郷ではそろそろ桜の時期が巡って来る。日本で桜を最後に見たのはもう10年ほど前になってしまった。

20年程前、客員としてパリ近郊の研究所に滞在した際、研究があまり上手く行かなくて気分転換にパリ市内を散策していた途中、街中でふと一本の桜の木に出会った。

小さな木ながら健気に満開であった。

その桜吹雪を見た時、なぜか勇気づけられた。涙が出た。

以来、桜は僕にとってとくべつな花となった。

今年も住まい近くで花を見れると良いと思っている。
February 28, 2025 at 8:54 PM
ここ最近特に、字面を読んだだけではフェイク情報と事実に基づいた情報を区別するのが容易でなくなったように思う。これは従来ではあり得ないことや想定の範疇を越えた事象が発生しているためで、まるで突然お伽話の世界に紛れ込んだような思いがする。
February 26, 2025 at 7:54 PM
人は自分が見たいものだけを見る、或いは見える。見たくないものや興味のないものは見ないし見えない。世界がどれ程広くてもその人が見ている或いは見えるものがその人にとっての世界。人と話していると、物理的に同じ世界に存在していてもこれ程までに世界に対する認識が異なるのかと驚くことが時々ある。

同じ世界に存在していても全く異なった世界に生きている人々とは、僕には共通点を見つけられないため、偶然の場合を除けば共感することはない。

自分の世界或いは視野を広げるには勉強が必要で、王道も近道もなく、時間と努力が必要とされる。
February 26, 2025 at 7:49 PM
人類がこれまで構築して来た文明や、時に大きな犠牲と反省により勝ち得た叡智を尊重せず、過去の過ちから学ぶことをせず、言葉を巧みに操り平安な社会を弄ぶ類の所業は、蓋し反知性・反文明な有り様と言えるだろう。
February 24, 2025 at 6:17 PM