あったわ。これたぶんもう今の日本人感覚としては「マシ」な方の少女絵なんだろうけど。こんなんがいっぱい出てきて萎える。
しかしついにメーカーの公式で萌え絵を宣伝に使うようになっちゃったんか。いやだなあ。日本男は世界を蝕む癌細胞だよ

めちゃ目玉焼きみたいなクラゲ2種類。すごい。

以前水族館で撮ったカブトクラゲ

私が一番好きなのが家形はにわで、その中でも1枚目の、壁がある家めちゃ良い。家を外すと井戸があるという凝りっぷり。
2〜4枚目の、「埴輪劇場」(群馬県高崎市の保渡田八幡塚古墳)と「埴輪祭祀場」(大阪府高槻市の今城塚古墳)の再現、すげえ見に行きたいわ。

いやあ今まで埴輪のこと全然知らなかったけど、この本読んだだけでもおそらく一般人平均よりも詳しくなれたのでは。博物館に行って埴輪がひょいと置いてあってもこれでだいぶ楽しめるね。お得だったよかった。

動物かわいい。装飾具がついた馬にはそんなに興味向かないんだけど、(1枚目の、乗ってる人がやけに小さいやつは面白い)、普通の動物を形どったやつ全部良い。中でも気に入ったのが2〜3枚目。

絵画でも写真でも人物モチーフには興味が持てない私は、はにわもやっぱり人型にはほとんど興味が向かない。棒人間レベルに簡素化された有名なはにわ(1枚目)は好き。これ踊る人じゃなくて馬を引いてる人の可能性が高いらしい。
2枚目の、なぜか顔がついてる円筒形埴輪が私的にめちゃツボ。
あとは小鳥にしか見えない鷹を乗せてる鷹匠がよかった。
4枚目、琴にちゃんと弦が付いてるのもびっくり。

あとはウニと共生してるエビが個人的にツボだった。ウニに守ってもらうのは安心感強い。
1枚目:パイプウニエビ、2枚目:ムラサキヤドリエビ、3枚目:ツマキヤドリエビ

上記1枚目:クラゲエビ、2枚目:ツキホシカクレエビ、3枚目:ペリクリメネス・ラエビマヌス、4枚目:ペリクリメネス・レピドゥス
3枚目と4枚目は和名がなくて学名そのままだから、ローマの偉人みたいな名前。
擬態してるエビも多くて面白い。上の3枚目も擬態だよね。葉っぱそっくりな擬態昆虫ほどではないけど、陸上でも海中でも同じような進化の過程で生き残ってる甲殻種がいるの面白い。
1枚目2枚目:ホソウミシダヤドリエビ。宿主に合わせてバリエーションがある。3枚目:ヒラツノモエビ、4枚目:ウミカラマツエビ

「サンゴ礁のエビハンドブック」(文一総合出版)
このニッチな題材が良い。
透明なエビが結構いて綺麗。