真戯
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真戯
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占術愛好家。
ジオマンシー雑感③

ジオマンシーである程度以上に深く占おうと
するなら、手法はシールドチャートか
ホロスコープチャート、どちらかを選ぶこと
になる。

どちらも基礎となるデータは同じだ。
偶数か奇数かの数取り16回の結果と、そこから
得られる15個のジオマンシーシンボル。

得られた基礎データにどう意味付けをして読み解くかと
いう手法について、
シールドチャートと
ホロスコープチャートの
二法がある。

通常、占者はどちらのチャートを用いるかを
決めてから数取りに入るだろう。
May 5, 2025 at 3:04 PM
ホラリー雑感②

ホラリー占で
課式やホロスコープが
変わる前に新たな占断を
求められた場合の対処は

1:時間以外の要素を導入して
課式やホロスコープを変化 
させる、あるいは見るポイント
を増やして解釈に変化をつける。

2:ホラリーで連続して占うのは無理と割り切る。

概ねこのどちらかだ。

他の対処方は無いのか?
検討の価値がありそうに私が
思うのは、

3:時間帯の刻みを細かくする

だ。
May 4, 2025 at 5:49 AM
ホラリー雑感

問いを発した時間のホロスコープを作ってその中に答えを求めるのがホラリー占星術だが、東洋占にも六壬や
奇門遁甲卜占など、東洋版ホラリーと言ってよいような術はある。

ただ、
「ホラリーに問うた時間以外の要素を持ち込むか」
については洋の東西で差があるように思える。

六壬のホロスコープである課式は一刻(2時間)毎に
変化する。
占星術のホロスコープもアセンダントがあるサインに
入ってから次のサインに移るまでに2時間前後かかる。

その2時間の間に複数の質問が来れば、それに答える
課式やホロスコープは(ほぼ)同じになってしまう。
May 2, 2025 at 3:02 PM
六壬雑感

近代の六壬において、月将の切り替えは中気で
行うのがスタンダードだが、六壬のバリエーションで
ある金口訣などでは月将を節入りのタイミングで
切り替えるよう教える流派もある。

この辺りの経緯については、ネット上や著書で研究家の
方が述べられているので詳述は省くが、

月将の移行とは西洋占星術でいう太陽過宮に
あたるが、
①かつては月将が移るのは概ね節入りの時期
 だった。
②しかし、長年の歳差運動の影響で月将が移る
 タイミングは節入りとは大きくズレてきた。
③なので、月将の切替時期を従来の節入りから半月
 遅らせて中気で切り替えるようになった。
April 30, 2025 at 11:26 PM
ジオマンシー雑感②

前回はホロスコープチャートのハウス対応について述べた。

今回はサインの配置について。

ホロスコープチャートに
おいて、ジオマンシーシンボル
は天上の惑星に対応する地上の
惑星として扱われる。

16種のジオマンシーシンボル
はみな対応する惑星やサイン
がある。

ホロスコープチャートでの
サインは1ハウスに入る
シンボル(大抵は第一の母、
黄金の夜明け方式なら第二の
母)に対応するサインを
1ハウスに充てる。

例えば1ハウスにカルサーが
入るなら、1ハウスは摩羯宮と
なる。
April 29, 2025 at 3:53 AM
ジオマンシーは面白いのだが、
偶数奇数の数取りを16回やるのはなかなかに手間がかかる。断易の神蓍のようなものが
あれば省力化できるかも?
ということで作ってみた。

地のエレメントの占術なの
だから道具も地のシンボル
を使いたいものだが、
まあダイスが立方体
(立方体は地のシンボル)
なので良しとしよう。
April 26, 2025 at 3:06 AM
長々と書いたが、ジオマンシー
でホロスコープチャートを
メインに使う人って見かけない。
手間かかるのが嫌われるのか?
色々見れる面白い技法なのに。
April 26, 2025 at 3:03 AM
④黄金の夜明け方式
1H:母2
2H:娘2
3H:姪2
4H:母3
5H:娘3
6H:姪3
7H:母4
8H:娘4
9H:姪4
10H:母1
11H:娘1
12H:姪1

母⇒娘⇒姪をハウスに合わせて
反時計回りに配する方式だが、
特に目につくのは第一の母を
1ハウスではなく10ハウスに
当てている点だろう。

これはサイン・ハウスの
自然配置とジオマンシーが地の
エレメントの術であることを
重視しての改変である。

ジオマンシーの起点である
第一の母に充てるのは、
火の活動星座である白羊宮に
対応する1ハウスよりも
地の活動星座である摩羯宮に
対応する10ハウスが
相応しいという考えによる。
April 26, 2025 at 3:00 AM
③修正アグリッパ方式
1H:母1
2H:娘1
3H:姪1
4H:母4
5H:娘4
6H:姪4
7H:母3
8H:娘3
9H:姪3
10H:母2
11H:娘2
12H:姪2

母をアンギュラー、
娘をサクシデント、
姪をカデントハウスに
当てるのは②と同じ。
姪の作り方は定則に
従う。
比較的無難というか、
これがスタンダードで
良い気もする。

ハウスが反時計回りなのに
母・娘・姪の並びが時計回り
なのは気になるが。
April 26, 2025 at 2:58 AM
②偽アグリッパ方式
1H:母1
2H:娘1
3H:姪4(母3+娘2)
4H:母4
5H:娘4
6H:姪3(母2+娘1)
7H:母3
8H:娘3
9H:姪2(母1+娘4)
10H:母2
11H:娘2
12H:姪1(母4+娘3)

母をアンギュラー、
娘をサクシデント、
姪をカデントハウスに
当てる方式。
占星術システムとの融和が
かなり考慮されている。
April 26, 2025 at 2:55 AM
せっかくだから
こっちにも上げとこか。

ジオマンシー雑感。

ホロスコープチャートの
ハウス対応は異説が多いが
どれも疑問の余地があるように
思う。

①通常方式
1H:母1
2H:母2
3H:母3
4H:母4
5H:娘1
6H:娘2
7H:娘3
8H:娘4
9H:姪1
10H:姪2
11H:姪3
12H:姪4

おそらくはこれがかつての
スタンダード。
単純に母⇒娘⇒姪をハウス順に
並べるだけ。
シンプルでわかりやすいが、
安易に過ぎる感がある。
占星術のシステムとの整合性は
あまり考慮されなかったの
だろうか?
April 26, 2025 at 2:54 AM