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しばらく下記のお題で文章練習中です。
https://have-a.chew.jp/top.html
お題配布元「確かに恋だった」
鍛錬替わりに禁🍶でもするかと考えていると、ふぅと大きくため息をつかれた。

「お前が満足するまで飲むのは勘弁しろ。飲むときは俺の目の前で飲め」

 何故かその言葉に頷いてしまい、それから毎日あいつの部屋に通う羽目になる。満足するまで飲めやしないが、あいつと🍶を酌み交わすその空間は悪くなかった。
 そんなある日、唇に何か温かい感触を触れた気がした。何を言うでもなく、ただそれだけ。それからもあいつの態度が変わることなかったから、突っ込むタイミングを逃しちまった。

 あいつはどういうつもりであんなことをしたんだろう。
 多分、あの一瞬のキスを、俺はきっと一生忘れることはないだろう、そんな気がした。
November 16, 2025 at 3:07 AM
読んでいただいてありがとうございます😊

無事に、思った通りの落ちにたどり着けてホッとしました。このお題を見てから、絶対に原作にすると決めていたので。
裏でこっそりとヲタ活続ける🐯と、揉めたりしながら幸せになっていく2人です!
November 16, 2025 at 3:02 AM
読んでいただいてありがとうございます!
このお題を見た時から、絶対一つの話にしようと思ってたので、ちゃんとオチをつけられてホッとしました。

恋人とって隠れてヲタ活動してつのバレて、⚔️と喧嘩するのもまた恋のエッセンスです。そのうち「お前が好きなのは、アイドルの俺なんだな…」と悲しそうに言われて、🐯があわあわするイベントも起こるかもしれません🤣
November 15, 2025 at 12:38 PM
わ~い、通して読んでいただけて、ありがとうございました!
このお題を見た時に、絶対続きでやろうと思って頑張ったので素直に嬉しいです!♡すごく嬉しいです〜

なおファン問題は…
🐯「俺はお前の一番のファンで居たいんだ(一番のキメ顔)」
⚔️「…くそっ、卑怯だぞ」
🐯「…何が?(本気で理解してない)なあ、ダメか?(捨てられた子犬のような目)」
⚔️「………家の中だけなら」
🐯「ありがとう、⚔️屋(輝く笑顔)」

と、無意識に⚔️好みの顔で🐯が落とすので、ファン兼恋人で落ち着きます。
だから、ヲタ活動に熱心すぎて、⚔️ほっといて「どっちが大事なんだ」イベントが起こるのは必至ですが🤣
November 15, 2025 at 12:35 PM
「お前にとって俺は、ただのファンだろ?」
「……俺が、一回あったきりの相手を覚えていたのはなんでだと思う?」
「?俺の人相が悪かったから?」
「ぶはっ!それもある」
「…やっぱり」
「それだけじゃねェよ…あんまりお前が理想のタイプだったもんで、びっくりしたんだ。ずっと、ライブの時もお前の姿を探してたっていったら驚くか?」

 いきなり、とんでもない爆弾が投げつけられた。じゃあ…

「俺は好きといってもよかったのか?」
「ファンを辞めて、恋人だけにしてくれるならな」

 そんな究極の選択に、絶望的な気持ちになった。何とか逃げ道を探そうと、必死で頭の中で言い訳を考え始めたのは言うまでもない。
November 14, 2025 at 11:43 PM
 目を離すと相変わらず道をそれる⚔屋をそれとなく出口まで誘導しながら、他愛のない話を続けていく。話せば話すほど魅力が増していく男に、気持が溢れてどうしようもなくなる。
 だからなのか、気が付けば言うはずもなかった言葉が、ぽろりと口からこぼれていった。

「好きだ。ファンとしてじゃなく、人として愛してる」
「…また随分、唐突だな」
「俺は真剣なんだ。ちゃんと考えてくれないか?」
「悪い…」
「どうして?俺が男だからか?」
「…いや、ファンだから、駄目なんだ」

 困ったように眉を下げる男の顔を見返しながら、思いあがった自分の心がどん底まで沈んでいくのを感じていた。
November 14, 2025 at 1:55 AM
 だが、どうやら今日の豪運はまだ残っていたらしい。
 珍しく定時で仕事を終えて帰宅しようとした時、何故か外科の医局付近でうろうろする⚔屋を発見した。

「⚔️屋?いったいなんでここに?」
「…この病院おかしいぞ?出口がねェ!」
「……あァ、なるほど迷子か」
「だから、迷子じゃねェっていってんだろ!」

 どうやら散々揶揄われているのか、ムキになってそう否定する子供っぽい姿に、笑いがこみ上げる。
 泰然自若なイメージの男が、こんなにムキになる姿、きっと誰も知らない。そんなことを知ることのできる幸運に、いるはずのない神を信じそうになるくらいには感謝した。
November 13, 2025 at 4:00 AM
そこから、⚔️の苦境を救おうと🦩に頭下げて調べてもらったり、全部🐯の誤解としった🦩が言葉を濁したせいで⚔️がよほど酷いことをされてると🐯が誤解したり、🐯になんだか嫌われた?と思った⚔️が身を引こうとしたり、思い余った🐯が🏩に踏み込んだ先で👮として立ち寄りしてた❤️‍🔥と⚔️が話してるの見て、❤️‍🔥が⚔️の客になったのかと誤解した🐯が激高したりして、すれ違いまくったあとにくっつく🐯⚔️が見たい。
November 12, 2025 at 11:25 PM
問い詰めたいけど、肯定されたら立ち直れないと一歩を踏み出せないまま。そんな時、久しぶりにあった⚔️に「奢ってやるから飯にいこうぜ!」と言われて、🐯は話がつながった気がした。そうか、何か理由があって⚔️はパパ活してるのかと。その瞬間、嫉妬と嫌悪感とかが入り混じったものが噴き出して、思いっきり⚔️を睨みつけてしまった。
November 12, 2025 at 11:25 PM
実は、🐯。繁華街、しかもゲイのハッテン場に通う⚔️を見かけていた。まさかそんな⚔️に限ってと思ってつけていくが、ハッテン場でおっさん達に囲まれて楽しそうに話している。そのうちの一人に手を引かれながら、🏩に入っていくのに(迷子防止でバイト先に連れていかれてるだけ)愕然。いや、間違いだろ?と何日かつけてみたが、やっぱり毎日違う男達に🏩に連れ込まれている。しかも、頭撫でらりたりとかの軽いスキンシップつきで、いかにもおっさんたちに可愛がられていた。それを見てイライラした自分が、ようやく⚔️に惚れてたことに気付く🐯。だが、どうみても⚔️はそのおっさん達とやってるようにしかみえない。
November 12, 2025 at 11:24 PM
そこで素直に「パパ活してぇ」とか訴えるもんだから、「おいしそうな子供が迷い込んできた」と舌舐めずりしていた男達も、「だめだ、こいつなんとかしないと!」と保護者目線に。で、話を聞くと「純愛じゃねぇか!」と感動。ただれた恋愛ばかりの自分達とは違って素晴らしい!となって、その界隈でわりのいい🏩でのバイト(もちろん健全)を紹介。無事に⚔️はパパ活することなく、そこで働くことになった。そこで、稼いだ金で🐯にご飯を奢ろうと誘うと、軽蔑しきった目で見られてしまう。
November 12, 2025 at 11:23 PM
⚔️屋の顔がどんどん険しくなるのに、早く笑い止まなければと思うのに、ツボに入ってしまったのかどうにも収まらない。

「だから、笑うなって!」
「くっ…悪い。止めよう…ふっ…とは、思うんだが…ぷっ」
「全然、出来てねェよ」

 むう、と子供っぽく口をとがらせているのに、さらに笑いを誘われる。やめてくれ。そろそろ看護師の視線が痛いんだ。

「ふふっ」
「だから笑うなっていってるのに………ぷっ。お前、笑うと子供っぽくなるな!」

 無邪気に笑う男に、また胸がドキドキする。俺にだけ笑ってほしい、アイドルにそんなのは我儘だとわかっているから、この時間だけは独り占めさせてくれ。心の底からそう願った。
November 12, 2025 at 2:29 AM
「何で疑問符なのよ……あァなるほど」

 ふむ、と頷いた女が俺に向かって頭を下げる。いったいなんだ?と訝しんでいると、直ぐにその疑問は解消された。

「ありがとうございます。この迷子を、ここまで連れてくるのは大変だったでしょう?」
「迷子じゃねェ!」
「本当に手のかかる弟で…」

 なるほど、迷子。だから、あんなに道からそれたのか。そんなどこにも載ってない⚔️屋のプロフィールを知ったことが嬉しくてしょうがない。それ以上に、女が発した「弟」という言葉に心が軽くなるのに気づいて、俺はファンとしてだけではなく、いつの間にか⚔️屋に恋をしていたことに気付いた。
November 10, 2025 at 2:50 AM
「あぁ、あんた医者だったのか。全然、見えねェな!」

 割と失礼なことを言われて一瞬ムカついたが、その笑顔を見るだけで何もかもどうでもよくなってしまう。よろしく頼むと頭を下げられたのにウキウキしながら、コンビニを出た。なぜか、ちょいちょい道をそれそうになる男を連れ戻しながら、病院まで戻ることになった。

「ゾ□!あんたよく一人でここまでこれたわね?」
「げっ、くイな!」

 さっきまで俺に笑いかけてくれていた⚔️屋の興味が、一瞬で別の女に映ったことに何故か苛立つ。もっと違う形で出会っていたら、ずっと俺を見ていてくれただろうか。そんなバカな考えが、頭の隅からずっと離れなかった。
November 9, 2025 at 2:14 AM