私は椎名林檎の思想をファッション、記号として使うところはとても薄いと思っていて、その薄さは無罪モラトリアムから一貫してあって、かつプロデュースの天才だから空っぽの記号でも作品として整っていてゆえにプロパガンダを帯びる、まとめると90年代サブカルチャー(の無責任さ)の亡霊だが作品の質は高い、風味でも高い。という見方であります。ファンが旭日旗パログッズを10年経っても振るところまで含めてあまりに椎名林檎というファッションの話なのかも