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成人済。取り留めなく好きなジャンルの話をします。性別問わずカップリングの話もします。
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やったー！
December 3, 2025 at 3:48 PM
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🦀
September 27, 2025 at 9:31 AM
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霧子GRAD本当にここが好きだった
September 23, 2025 at 4:25 PM
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北海道楽しかった✈️
September 15, 2025 at 6:20 AM
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潰える星（マーレイ）

こういうの読みたいな〜っていう落書き
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「潰える星（マーレイ）」、「@kotohuki」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　すべて、覚えていると思っていた。 　何十、何百、もしかすると何千なのか。そのくらいの年月が過ぎて、貴女と踊ったあの森も、もうどこにあるのさえわからなくなった。私はいつの間にか変わっていく世界から追い出されるように様々な場所を転々として、自分だけが何も変わらず生きている。 　リリア。 　私は、自分のことだっていまだに何もわからない。なぜ私だけが死なないのか知らないしその術だってわからないまま。 　けれど、貴女と過ごしたほんの僅かな時間、貴女と踊った瞬くようなひととき、今でも忘れたことはない。この胸の中で貴女はずっと輝いていて、私の命（こころ）の場所を教えてくれる。 　貴女の声、表情、指の先まで、色褪せたことなんてない。なかった。ないと、思っていたの。 　 『だったらわたし幸せなんて欲しくない』 　 　いつか貴女はそう言った。 　高くてかわいらしい、けれどいつも張り詰めたような硬さのある声だった。手を合わせて踊るとき、いつしかその緊張が解けて、伸びやかに響き出すあの声が好きだった。 　マーレイと呼んで笑っていたあの声を今でも思い出せるのに、それはもうなんだか違うものになってしまった。 　 　にちか。 　それが、あなたの名前だった。 　リリアじゃない。でもリリアだった。 　人がたくさんいる街中の、テレビジョンというものに映し出されたあなた。あなたを一目見て、その声を聞いて、私は、私が覚えていると思っていたリリアのすべてが色褪せた思い出にすぎないことを知った。だって、あなたは私が覚えているリリアの形をしていた。指の先、消えていく歌声の余韻まで。 　こんな気持ちになったのは初めてだ。リリアといたときでさえこんな感情は知らなかった。 　にちかを見ると苦しくなる。だってリリアはもういないから。でも同時に抱きしめたくなる。抱きしめて、あなたともう一度踊りたい。ずっと、何度も、そうしたい。 　あなた（リリア）と生きたい。いつ来るかもわからないこの命の果てに、貴女にいてほしい。 　私は、ずっと、孤独だった。リリア、貴女がいなくなったから。それを、にちか、あなたが私に教えてくれた。 　張り裂けるほどのさびしさを、私は知ってしまった。
September 6, 2025 at 2:06 PM
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やっとツノ外れた〜！
August 8, 2025 at 3:09 PM
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今回ぼっちになってしまったしろくま（相方のとかげ？無事に家にありました！）
June 22, 2025 at 5:36 AM
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や……ったーーー！！！スカディ！引けたー！！！どっちのスカディもずっといなくてクイックの子達を活用してあげられていないカルデアだったんです。嬉しい。（スクショは失敗しました）
January 20, 2025 at 3:36 PM
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パーバソ
この２人はどんな風に相手を特別におくのかなと考えています。
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「@kotohuki」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　たとえば貴方が、二度と戻らない航海に出たとして、 　 　パーシヴァルの声が滔々と響く。秘め事を話すような厳かさで、けれどいつものように迷いのない声で。 「たとえば貴方が、二度と戻らない航海に出たとして、」 　甲板で雲ひとつない空を見上げるとき、クルー達と勢いよく帆を上げるとき、嵐の中を死にものぐるいで進む時、新しい港の賑やかさに心弾むとき、硝煙の臭いを持って美しい宝を奪うとき、渡り鳥が貴方の船を追い越して飛んでいくとき、船が眩い波を掻き分け、貴方が、新しい恋と出会うそのときに、 「私のことを思い出してくれたらいい」 「それだけ？　行くな、とは言ってくれないのかな？」 「貴方が心からそう決めたのなら、私は貴方を送り出すことしかできない、バーソロミュー」 「それは寂しいことだね」 　その程度の情熱、その程度の恋。側から見ればそうかもしれない。相手に縋り付くような情も見せずに、手を放してしまえるのは。 「でも貴方も、私に共に行こうとは言ってくれない」 　その通りだった。バーソロミューの愛する海の世界に、パーシヴァルは不純物でしかない。 　そうだね、と吐息ひとつでバーソロミューは応えた。 「けれども。けれども、だ」 　誰の旅路にも平等に幸福を祈る騎士様が、その道行に自分を連れてほしいと願うことの価値を、バーソロミューはわかっている。 「こんな煩わしいもの、二つといらないよ」 　たとえばバーソロミューが二度と戻らない航海に出たとして、きっとパーシヴァルの願いは叶えられる。何処の海だろうと、何をしていようとも、いつもパーシヴァルのことを思い出すだろう。海の上では余計な感傷など不用でしかないというのに。自分の全てを思い通りにできないことは、バーソロミューにとって命綱を脅かされるようなものだというのに。 「だから、最後だけは余計だね」 　そう告げるとパーシヴァルははにかむように笑った。 　これ以上の幸福はない、そんな顔で。
January 19, 2025 at 5:32 PM
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取りこぼした空（パーバソ）

突然降ってきた愛に戸惑っていたら失ってしまったミューの話です。
パーさんがいなくなってしまうのでそういう話として読んでください。
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「取りこぼした空/パーバソ」、「@kotohuki」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　とある特異点でパーシヴァルが退去したという知らせがバーソロミューの元に届いたとき、それは消えかける波紋の最後の円のように静かなものだった。 　夏のバカンスで親交を深めたとは言え、彼の交友関係の中でバーソロミューはそれほど特別な位置にはいない。パーシヴァルが戴く王をはじめとして、円卓の仲間たちにまずマスターから彼の最期を伝えられたと聞く。そこから人伝に広がりバーソロミューの耳に入るまではそれなりに時間があった。 　故に、詳細を知らない。 　また、静かに彼の不在を悼む仲間たちにそれを知りたいと乞う無粋を働く権利も持っていなかった。 　パーシヴァルのことだから、さぞ勇敢で誇らしく、マスターのサーヴァントとしての役目を果たしたのだろう。彼はその想像を裏切るような人ではなかったから、何も知らなかったとしてもバーソロミューがパーシヴァルに向ける賞賛は間違いのないものだ。 　 　けれど。 　気に入りのティーカップを一つ割った。 　喪失感が細波のように押し寄せる。 　パーシヴァルは誠実で、人のことをよく見ていて、そしてオタクの趣味についてはとんと疎かった。 　彼は言った。メカクレをこよなく愛するバーソロミューに向かって。 「貴方の前では瞳を隠さずにいよう」と。 　それはパーシヴァルがバーソロミューに対して与えたいと思った信頼の証であり、愛だった。特別な誰かには瞳を見せること、それがバーソロミューにとって喜ばしいことだと思ったのだろう。 　メカクレへの愛がそんな理解を持って自分に返ってくるとは思わず、バーソロミューは大層困った。メカクレになってくれたほうが嬉しいのだが、という気持ちと、パーシヴァルの誠実さを台無しにしたくない気持ちで、それを良い、とも、悪い、とも言えなかった。 　確かに隠された瞳が特定の誰かの前でだけ晒されるその特別さ、秘匿性は言葉で尽くせないほど素晴らしい。だがそこに伴う深い愛情や信頼は、自分には無縁なものでもあった。自分には縁遠くなったものだからこそ存分に愛せる、とも言える。 　それが突然降ってきて、どうしたものかと、思っていた。思いつつ、少しずつパーシヴァルとの距離が近くなってきていたのもわかっていた。ずっと遠くへ押しやっていたものにもう少しで触れてしまうかもしれない、そう感じ始めた、矢先のことだった。 　 　バーソロミューにはパーシヴァルの退去についてとやかく言う権利はないし、言うつもりもない。 　ただ、彼は最期にどんな顔をしていただろうかと思う。その瞳は、どんな色を湛えていたのだろうかと。 　いつもの慈しみ深い優しさで満ちていたのか、それともマスターへの脅威に対 する厳しさを秘めていたのか。 　知ることはできない。 　けれど、知る権利はあったのかもしれない。その権利だけは、持っていた。他ならぬパーシヴァルがバーソロミューにそれを許したのだから。 　惜しいと思う。今更、それを、惜しいと思った。 　そのことを、誰に告げることもなく、ただパーシヴァルがいなくなったという日常に戻るために、バーソロミューは割れたカップを片付けた。
December 7, 2024 at 2:50 PM