企画中止は残念ですが少し時間をおいてちゃんと形にしたいと思います

椅子から立ち上がろうものなら何か指示あるのかと思って船員たちみんな一瞬作業の手を止めてそう
一挙手一投足注目されるのにもう慣れすぎて「ああ、何でもないよ。ご苦労、続けてくれたまえ」ってさらっと言って船の見回りとか行ってほしい
まだバソも起きてこない早朝から船倉でこっそり下っ端たちの間で今日こそは俺が（キャプテンを観察する機会が多いかもしれない）甲板掃除係だ争奪戦が繰り広げられてるかもしれない
たぶん一日の終わりに今日のキャプテン報告会も開かれてる

一度宣誓までして決めた以上例外を作ってしまえば絶対どっかで綻びが生じるから
でも誰よりも本人が掟を守ってるだろうところが好きすぎる
弾込めながら弁明も命乞いも全部聞き流されて銃口向けられて裁かれたい

入れ込んでしまいそうでよこしまな視線を向けまいと誤魔化すためにわざとふざけてるモブがいるとも知らず船長は「毎度毎度飽きもせずお前たちもよく騒げるな」って笑ったり面倒なときは冷ややかな視線だけ向けて無視してる
ほんとにふざけてるだけのモブもちゃんといる

話したことないのに名前覚えてたり名前覚えてなくても顔で出身役割加入時期辺りをだいたい把握してて何かの作業で一緒になったときに話題にしてくれる気配り上手系委員長（丁寧な仕事してたら褒めたついでに名前を聞いてくれる）
船長的には好き勝手しないように監督してるっていう牽制の意味も込めてるかもだけど私の中のモブクルーは単純なので自分の動きを覚えてもらえてただけで舞い上がりいっそう仕事に精を出すのでウィンウィンです（？）

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