近藤 仁
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kondojin.bsky.social
近藤 仁
@kondojin.bsky.social
画家。日本画材を用いて具象作品を制作します。blueskyでは日頃思うことを独り言します。
kinokon.net
自転車乗れるようになりたくて頑張ったその努力は、例えば筆仕事の隅々にも蔓延っています。
どんなにも月日が流れても、乗れなかった時代には戻れない。跨ればあら不思議。自転車をいつでも安定させられる身体には、大昔お世話になった補助輪の存在を思い出の中から発掘する余裕すらあります。
一度身体が覚えたものは決して消えないという恐怖を、私は自転車に乗って感じました。
良いことも悪い事も、こうして選べず身体は覚え重ねていくもの。それは何方も死ぬまで消えないのでしょうから、命には限りが無ければ、それこそ地獄だろうなと思いました。
何も出来なかった人間には、二度と戻れないから、人は老いていくのでしょう。
December 28, 2024 at 2:44 PM
かかと。
普段あまり意識しなかったけれど、コロナ禍で歩かなくなったらある日今までの歩いてきた時間が剥がれ落ちるかのように皮が剥けた。
柔らかい、触った記憶のないような踵になった。
あれから約五年。
体調の変化を踵で感じることが多くなった。
歩かないのは今も変わらない。
日常、学校や部活、仕事に出たりバスに揺られたりしている間も、ずっと頑張っていた足の裏。
胡座をかいて絵を描いていたら、足の裏は子供になった。
そのうち、土踏まずもなくなるのかもしれないな
December 21, 2024 at 10:12 AM
あんなにも暑くて嫌だいやだと寒さに飢えて居たのに、もうあの暑い日のプールを楽しみにしている自分が居る。
寒さについて、沢山の服を着て、温かい食べ物を恋しくなる事は想像しているのだけど、なんともこの手の動きの鈍さや、厚ぼったい服装のせいで作業がやり辛いことを毎年忘却してしまうから、やはり今年の冬も身が引き締まる。
私は、それでも四季を感じている。
November 19, 2024 at 10:50 AM
日暮。買い物から帰ったら、買ったはずのゴボウがない。
袋だけがエコバックの中に残っている。
何とも摩訶不思議だ。
手ぶらで引き返すと、買い物をしたスーパー近くに落ちていた。
綺麗にふたつに折れていた。
次々とゴボウを拾う男。
怪訝そうに見る犬のと飼い主。
ごぼうの土にまみれた手のひらを街灯で確認してから
腹を抱えて笑ってしまった。
November 12, 2024 at 5:38 AM
最後にしゃっくりが出たのはいつですか?
と聞かれたら解らないと答える人は多いと思う。
【自分メモ】
2024/10/4/20:00
October 4, 2024 at 11:03 AM
この令和の今も、キャンパスライフに憧れる夢見月な風景は健在なのか。
なりたいもの、やりたい事はないが、とりあえず大学を目指し、散りゆく花弁の中人並みに悲しんで春を迎えた気になっている高校同窓を何人も見た。
私がやりたい事もなりたい姿も持って無ければ、大学の仲間には会えなかったが、今では同じ夢を見続けている仲間は皆無。そんなものだ。

どの世界でも、刹那的にアドバイスをする大人で溢れているが、じきに消えるだろう。

やりたい事、なりたい姿が見つかるまで、体育座りをして待てばよい。待てない前出の人間達が、何を誇りに人にあれこれ言いまくる世の中。
皆さま、待力をつけなされ。
September 28, 2024 at 2:08 PM
森へキノコを探しに入った。
雨がよく降ったお蔭で、スクスクとあちこちに顔を出す子実体。私は匂いで生えていることが判るので、目と鼻は必需品なのだが、まあ蚊に良く刺された。
去年今年と、異様に蚊が少ないなと思っているうちに、存在を忘れていたものだから、四肢をこれでもかと吸われた後、満足もした。
アニメや映画、テレビ、存在を消されがちな匂いと虫。
「虫が嫌い」
もう一億回は見聞きしたが、不自然な自然を愛せても、自然には到底巡り会えない人種がブームに乗ってテントを建てている。
見渡す一面のキノコの中に居るキノコバエの幼虫は、日本の人口を軽く超えるだろう。
虫嫌いは密閉した家にいろ。
September 6, 2024 at 11:14 AM
バチの当たる世の中は子供に優しい。お天道さんが見ていた世の中は間違いなく僕らに優しかった。
子供の為だと悪行で稼いだ金で育てた子どもたちが、巡り巡って世の中を回す世代になった。老人相手に詐欺を働く若者には親の存在はない、いや、お天道さんの存在がない。バチも知らず、またそのお金で子を育てるのだろう。
この国の少子化は一番のバチだと思う。
July 10, 2024 at 12:14 PM
未来を諦めた形を、私は肥満だと思う。
体型に出ることもあるが、生活や、年齢を重ねた全体に現れていて、これから何かしようとする人にはお金の肥満以外見たことがない。
例えばダイエットしたい人は、痩せることで美しい未来を想像しているだろう。今の醜さを自覚していて、努力を情報収集に傾ける。
筋トレに励む人にも、健康や仕事といった未来がそこにはある。
すれ違う人に品がない。まるで東京のようなのは風景だけ。人出は疎らにも関わらず未来を諦めた肥満が多いなと、横須賀の街を歩いていて思う。
June 26, 2024 at 10:43 AM
十年以上前の大作品を小作品へ昇華させるには、昔と今の力の違いをしっかりと自覚して作業することが不可欠だ。若い頃の勢いは無理に追わず、それを描き出した心の出発点を思い出して、1から想いを描き上げていくような感覚。技術が格段に上がっているからこそ、昔よりも表現力に長けた良いものに仕上げたい。
May 29, 2024 at 8:57 AM
このLPは久々に震えた。イタリアのギタリスト、アントニオ・フォルチオーネと、女性Vocalのサビナ・シウバ。テイクファイブを二人でやってしまうのだからびっくりだ。
録音がとても聞きやすい。何度聞いても飽きないLPは久しぶりです。
May 28, 2024 at 2:47 PM
不思議なのは、やりたい事をやっていない人ほど他力本願な文句を言う。
もともとやりたかった事が無い人は、よく神様に文句を言っている。
どちらも自分には文句を言わない。
夢は叶えてからのほうが何百倍も辛いことを知らないのだ。自分の不甲斐なさでハゲそうだ。
May 27, 2024 at 2:06 PM
都内で飲みふけったあと、始発で終点まで寝てしまった時の悲しみは、寝過ごしたという現実のことにはいつも理由がない。
朝靄の中、呑兵衛だらけだった車内は、いつの間にかサラリーマンや早起きの部活学生ではなく、ただただ生活の一部に使う車両の風景になっていて、太陽の日差しがこれでもかと罪を炙り出すような、あの風景が、悲しさなんです。
乗り過ごすというより、ワープとは悲しみを伴うなと思います。
May 26, 2024 at 10:34 AM
私はそろそろ50になるが、子供心に相撲や政治、ニュースは大人が見る世界だと線を引いて眺めていた記憶がある。
筋肉質の千代の富士、椅子を積んだりして必死に訴えるハマコーさんや、亡くなる直前の会見の呂律が不自然な小渕さん、まだNHK時代のニュース終わり際親父ギャグを挟む池上さん。この頃からだんだん大人の仲間入りをしたようだ。今日久しぶりに国会中継を見た。言葉が弱く心がない印象を受けた。子供でも真剣さは汲み取れる。それは長く残り、漠然とした印象だが一緒に成長する。私が線の向こう側で見ていた姿は、真剣で、ちゃんと喋って伝えようとしていて綺麗だった。
今日の人間が吐く言葉。本当に汚い姿だった。
February 29, 2024 at 3:15 PM
ジョン・ダウランド(John Dowland)
リュート奏者で1626年に亡くなった方。本当に色々な奏者、楽器でカバーされ、今もこうして針を落とし聴くことができる。
もともとギターの音は好きだけど、リュートはその上数段。制作中とても落ち着く音楽です。何故か知っている音です。
February 28, 2024 at 12:40 PM
感情は唯一の力で、長く険しい道を歩む探求心に深く染み渡って歩ませ続ける。無関心無感動、酸素の薄い空気を読んで生きていると、心の回転が止まって、脇道に逸れて痩せてゆく。自分を回して回して、笑って怒って泣いて驚いているうちに、心は健康的に太って、体はまた歩きたくなるものなので心配ないと思う。
嫌だ嫌だも好きのうち。道は遥か長いもの。
February 28, 2024 at 9:20 AM
日本画家と名乗るなら、それはAcademic(学問的)であることが含まれる。麻紙や岩絵具等画材の使い方を知り、描くその絵を日本画と呼ぶのなら、誰でも描くことはできる。
描き続けることには全ての材料の成り立ち、幾万の手作業の存在が不可欠で、それらを主体的に知り、学ぶほど作品を創るまでの工程に感謝と慎重さを内包させてゆく。

今一度、ぜひ感じて考えてほしい事柄だ。
February 27, 2024 at 3:35 PM
人にはそれぞれに、丁度よい大きさの容れ物というものがある。人の声が届く空間には小部屋から大草原まであるように、見合う広さのようなものがもともと無意識のうちに背骨に練り込まれている。創る人間ならば判るだろう。自分の作品が一番美しく輝く場所は自分の丈に丁度よいもの。無理や、背伸びは見当違いだ。
フルオーケストラの奏でる音は、ライブハウスでは騒音でしかない。
February 26, 2024 at 4:03 PM
子供時代はもちろん、若い頃は描いているとあっという間に時間が過ぎていた。アドレナリンが出て、ずんずん進む感じがした。今もそういう日があるが、決まって想定外の出来事が目の前に現れた時だと気がついた。
自分の想定を超えた時、覚醒して時間が圧縮される。
歳をとるほど事象が想定内に収まるから、盛り下がり、同じことを繰り返して、諦めてゆくのだろう。
想像力も仕事の内容も、どちらにも常に広がりを。
February 21, 2024 at 8:32 AM
作品:子実体-風-

下図は鉛筆
本画は銀箔で描いています。

子実体-雷-とセットで密閉して、一つの作品になる予定です。
February 7, 2024 at 3:06 PM
レコードの針を落としてハズレのないのがJACINTHA。シンガポールを中心に活動しているそう。とても耳心地のよい歌声です。
February 6, 2024 at 5:07 PM
作品:子実体-雷-

下図は鉛筆
本画は銀箔で描いています。
February 6, 2024 at 4:51 PM
先日お亡くなりになった八代亜紀さんの「夜のアルバム」
どこかに和の香るJAZZ。
寝る前に最高です。
February 6, 2024 at 4:14 PM