しかし、この点は俺が何とかする。マルクスの偉大さを、ドゥルーズの路線から書く。それは『ドゥルーズの哲学原理』に続く『ドゥルーズ=ガタリの哲学講話』の主題になるだろう。
ナンシーさんの体系性は、ドゥルーズのカチッとした概念性にかなり近い。ここは俺が繋げたいと思ってる。
しかし、この点は俺が何とかする。マルクスの偉大さを、ドゥルーズの路線から書く。それは『ドゥルーズの哲学原理』に続く『ドゥルーズ=ガタリの哲学講話』の主題になるだろう。
ナンシーさんの体系性は、ドゥルーズのカチッとした概念性にかなり近い。ここは俺が繋げたいと思ってる。
で、そのあり得ないことが起こってる。ドゥルーズ読む時に、マルクスとフロイトを踏まえてないとかあり得ない。オイディプス批判をすることと、フロイトを踏まえることは別でしょ?
マルクスとフロイトが常に起源として参照されるものとしてあるって話はフーコーがしてました。その通りだけど、二人を起源として参照しないとどうにも前に進めない状況の中に我々はまだいる。だから、その状況を、自分はフーコーでもないのに、外から眺めているように指摘するのは愚か。
で、そのあり得ないことが起こってる。ドゥルーズ読む時に、マルクスとフロイトを踏まえてないとかあり得ない。オイディプス批判をすることと、フロイトを踏まえることは別でしょ?
マルクスとフロイトが常に起源として参照されるものとしてあるって話はフーコーがしてました。その通りだけど、二人を起源として参照しないとどうにも前に進めない状況の中に我々はまだいる。だから、その状況を、自分はフーコーでもないのに、外から眺めているように指摘するのは愚か。
マルクス主義者にならなくてもいい。でも、マルクスを踏まえてないと、とにかく何らかのトラップに足をすくわれる。
マルクス主義者にならなくてもいい。でも、マルクスを踏まえてないと、とにかく何らかのトラップに足をすくわれる。
でも、ナンシーさんの仕事を知れば知るほど、ナンシーさんがいる諸々の対立軸の中で、自分はこの人にものすごく共感できるし、この人からこそ学ぶべきだと強く思えるようになった。
承認も大事だが、再配分を絶対に忘れてはならない。アイデンティティポリティクスの陥穽に意識的でなければならない。1%のためのフェミニズムに騙されてはならない。私のこれからの指針だ。
でも、ナンシーさんの仕事を知れば知るほど、ナンシーさんがいる諸々の対立軸の中で、自分はこの人にものすごく共感できるし、この人からこそ学ぶべきだと強く思えるようになった。
承認も大事だが、再配分を絶対に忘れてはならない。アイデンティティポリティクスの陥穽に意識的でなければならない。1%のためのフェミニズムに騙されてはならない。私のこれからの指針だ。
大きな理論を作ることを忘れてはいけない。マルクスを忘れてはいけない。状況を忘れてはいけない。発言することを恐れてはいけない。そして、優しく優美に振る舞い、優しく優美に人に接することを忘れてはいけない。
大きな理論を作ることを忘れてはいけない。マルクスを忘れてはいけない。状況を忘れてはいけない。発言することを恐れてはいけない。そして、優しく優美に振る舞い、優しく優美に人に接することを忘れてはいけない。
講師名
ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ教授 ナンシー・フレイザー、(司会)國分 功一郎 (聴き手)白井 聡 (通訳)仁科 斂
www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/...
講師名
ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ教授 ナンシー・フレイザー、(司会)國分 功一郎 (聴き手)白井 聡 (通訳)仁科 斂
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