この寂しさは無自覚の恋が多くを占めてて。
命を背負った重荷に見合った使命を果たさんと身を粉にするその姿は愛かな、と思う。
逆に、ス目線からはいつ復活できるか、割と早いんじゃないか(数十年後すりゃあまあ復活されっか)の“勘”と、予防線としての3700年後に自力復活で使命がまだ続いてる感覚。
何かと闘ってはないし任務ってわけじゃない。己の生きる使命とか、意味とかそういう感じ。
だから視界が開ける瞬間も(ああ、もうか。先生元気してっかね。)みたいな。
顎クイもバイタルチェックと、何年経ったの確認とか?
この寂しさは無自覚の恋が多くを占めてて。
命を背負った重荷に見合った使命を果たさんと身を粉にするその姿は愛かな、と思う。
逆に、ス目線からはいつ復活できるか、割と早いんじゃないか(数十年後すりゃあまあ復活されっか)の“勘”と、予防線としての3700年後に自力復活で使命がまだ続いてる感覚。
何かと闘ってはないし任務ってわけじゃない。己の生きる使命とか、意味とかそういう感じ。
だから視界が開ける瞬間も(ああ、もうか。先生元気してっかね。)みたいな。
顎クイもバイタルチェックと、何年経ったの確認とか?
こんな学園とはいえ、男同士。俺はこの気持ちは墓場まで持っていこうと決めていた。
遠くで眺めているだけで良かったのに、生徒会に入ってからは近くで見る機会が増えた。ずっと遠くで見つめていた人が半径5mにいる……。それだけで心臓もうるさ過ぎて隣の副会長に聞こえないか心配だった。
今は生徒会のメンバー誰もいないので俺と、対面で、話して…る……。ダメだ、思い出すだけで心臓も思考も全て持っていかれてしまう。話す内容は連絡事項のみで雑談すら交わさないというのに、俺はただそれだけで、こんな状況もラッキーだったかもと思うのだ。
こんな学園とはいえ、男同士。俺はこの気持ちは墓場まで持っていこうと決めていた。
遠くで眺めているだけで良かったのに、生徒会に入ってからは近くで見る機会が増えた。ずっと遠くで見つめていた人が半径5mにいる……。それだけで心臓もうるさ過ぎて隣の副会長に聞こえないか心配だった。
今は生徒会のメンバー誰もいないので俺と、対面で、話して…る……。ダメだ、思い出すだけで心臓も思考も全て持っていかれてしまう。話す内容は連絡事項のみで雑談すら交わさないというのに、俺はただそれだけで、こんな状況もラッキーだったかもと思うのだ。
俺ももう辞めていいかな、と何度も思ったが、その後の後任の誰かを思うと自分でやるしかないのだ。
そんなこんなでずっと寮に戻らず学園にこもってる俺で心も荒むというものだが、心の支えがひとつだけある。
それはたまに書類やら連絡事項で生徒会室に来る風紀委員長だ。
俺はこの学園に入学したときから彼のことがすきだ。
凛とした佇まい、周りに左右されない強い意志とそれをあらわすような凛々しい顔立ち。
平均より身長のある俺が近くに来ると見上げるほどの背とそれに見合ったがっしりとした体格。
最初は人として尊敬していた
俺ももう辞めていいかな、と何度も思ったが、その後の後任の誰かを思うと自分でやるしかないのだ。
そんなこんなでずっと寮に戻らず学園にこもってる俺で心も荒むというものだが、心の支えがひとつだけある。
それはたまに書類やら連絡事項で生徒会室に来る風紀委員長だ。
俺はこの学園に入学したときから彼のことがすきだ。
凛とした佇まい、周りに左右されない強い意志とそれをあらわすような凛々しい顔立ち。
平均より身長のある俺が近くに来ると見上げるほどの背とそれに見合ったがっしりとした体格。
最初は人として尊敬していた
いつもほんのり赤らむ血色の良い頬。化粧をしている訳では無いのに美味しそうな唇。
ただ遠くで見ているだけで良い、そのはずだった。いつしか頭の中のアイツの歪んだ顔を、俺だけしか見せない、悦に入った顔を想像ばかりするようになってしまった。
いつもほんのり赤らむ血色の良い頬。化粧をしている訳では無いのに美味しそうな唇。
ただ遠くで見ているだけで良い、そのはずだった。いつしか頭の中のアイツの歪んだ顔を、俺だけしか見せない、悦に入った顔を想像ばかりするようになってしまった。