大好きです
同人誌イベントとかよく行きます
漫画も色々読んでます
JA4トゥデイと言う
28年前の軽自動車に乗ってます
忍びが自信の一族以外の忍びを
使うのは
当主の座を狙う謀反くらいなので
長治郎はむしろ
白紅に話し掛けられただけ
まだマシな方だった
「姉さまもういいよ、やろう」
そう言うと赤紅は腰の後ろに
差している忍び刀を抜いた
「待て!あれを見たのか?
勘違いするでない」
加えて長治郎は
あれは忍びではないと言った
団子屋なのだ・・
そう言うと
母屋から団子の入った
重箱を持ってきた
二人に食べさせたくてな
「長治郎さま、まさか町人に忍び走りを教えたの?!」
赤紅が
「それはそれでダメだわ・・」
呆れて言った
忍びが自信の一族以外の忍びを
使うのは
当主の座を狙う謀反くらいなので
長治郎はむしろ
白紅に話し掛けられただけ
まだマシな方だった
「姉さまもういいよ、やろう」
そう言うと赤紅は腰の後ろに
差している忍び刀を抜いた
「待て!あれを見たのか?
勘違いするでない」
加えて長治郎は
あれは忍びではないと言った
団子屋なのだ・・
そう言うと
母屋から団子の入った
重箱を持ってきた
二人に食べさせたくてな
「長治郎さま、まさか町人に忍び走りを教えたの?!」
赤紅が
「それはそれでダメだわ・・」
呆れて言った
山に山菜を取りに行って
戻った所
見慣れぬ忍びが
長治郎と話してるのを見た
もちろん物影からである
赤紅
「姉さま誰だろう?」
白紅
「望月の忍びではないですね・・」
長治郎は懐から小判を数枚出して
その見慣れぬ忍びに
渡したようだった
忍びは受け取ると、直ぐ様
脱兎の如く駆けて消えた・・
それを見て
白紅は長治郎の前に駆けて
姿を現した
「お、どうしたのだ?その様に慌てて??」
長治郎はとぼけた風に言った
それが余程に気に食わなかったのか
白紅は怒気を込めて言った
「もし望月長針さまを裏切ったら
あなたをブチ殺しますよ・・」と
山に山菜を取りに行って
戻った所
見慣れぬ忍びが
長治郎と話してるのを見た
もちろん物影からである
赤紅
「姉さま誰だろう?」
白紅
「望月の忍びではないですね・・」
長治郎は懐から小判を数枚出して
その見慣れぬ忍びに
渡したようだった
忍びは受け取ると、直ぐ様
脱兎の如く駆けて消えた・・
それを見て
白紅は長治郎の前に駆けて
姿を現した
「お、どうしたのだ?その様に慌てて??」
長治郎はとぼけた風に言った
それが余程に気に食わなかったのか
白紅は怒気を込めて言った
「もし望月長針さまを裏切ったら
あなたをブチ殺しますよ・・」と
絵のような角があってとか
じゃあない
と千は長針に語った
あれはいわゆる
そう言う一族なのだと言う
「山賊の類いか?」
と長針は聞いた
「いや奴らは金だけでなく
人を喰う・・主食が人なのだ
そして言葉が通じぬ、狙われたら
まず助からぬ・・先ほどは
運が良かったの」
それ以上は
聞く気が失せた
絵のような角があってとか
じゃあない
と千は長針に語った
あれはいわゆる
そう言う一族なのだと言う
「山賊の類いか?」
と長針は聞いた
「いや奴らは金だけでなく
人を喰う・・主食が人なのだ
そして言葉が通じぬ、狙われたら
まず助からぬ・・先ほどは
運が良かったの」
それ以上は
聞く気が失せた
師匠の千と、とある峠を
超えていた時の事
峠の頂上付近に
膝を抱えてうずくまる
歳にして10歳くらいの少女が居た
身なりはボロボロ
親とはぐれたか?と
長針は声を掛けようとしたが
師匠の千に止められた
「止めておけ」
「何ゆえ?」
と長針は問う
「あれは鬼の幼体じゃろうな」
「鬼・・」
そんなものが存在するのか?
不思議と思い
師匠の言う通り、通りすぎようとした
その時に長針は見た
顔を少し上げた少女がこちらを
ニヤリと見つめていた
その顔は少女のそれではなく
大人びており
しかも目が赤色で
心臓をわしづかみに
されたような衝撃を受けた
師匠の千と、とある峠を
超えていた時の事
峠の頂上付近に
膝を抱えてうずくまる
歳にして10歳くらいの少女が居た
身なりはボロボロ
親とはぐれたか?と
長針は声を掛けようとしたが
師匠の千に止められた
「止めておけ」
「何ゆえ?」
と長針は問う
「あれは鬼の幼体じゃろうな」
「鬼・・」
そんなものが存在するのか?
不思議と思い
師匠の言う通り、通りすぎようとした
その時に長針は見た
顔を少し上げた少女がこちらを
ニヤリと見つめていた
その顔は少女のそれではなく
大人びており
しかも目が赤色で
心臓をわしづかみに
されたような衝撃を受けた
出会った老忍び
雇用するかどうかは
置いておいて
屋敷まで連れてきた
あの門番を倒した時、
倒れる音を嫌い
駆けて抱えたのだが
瞬間的とは言え、現役の忍びと
変わらない素早さだった・・
素性を調べさせたら
直ぐに判明した
「林」と言う忍びの頭目で
忍びでない息子を
頭にしようとした所
反発に合い、
追い出されたようだった
その時に左腕と左目を失った
ようだった
頭じゃそりゃ強い訳だな
長針は妙に納得した
「まぁしばらく当家にて
飯など食べてゆっくりなされよ」
素性を知った今
追い出すには
哀れと思い
当分、囲う事にした
出会った老忍び
雇用するかどうかは
置いておいて
屋敷まで連れてきた
あの門番を倒した時、
倒れる音を嫌い
駆けて抱えたのだが
瞬間的とは言え、現役の忍びと
変わらない素早さだった・・
素性を調べさせたら
直ぐに判明した
「林」と言う忍びの頭目で
忍びでない息子を
頭にしようとした所
反発に合い、
追い出されたようだった
その時に左腕と左目を失った
ようだった
頭じゃそりゃ強い訳だな
長針は妙に納得した
「まぁしばらく当家にて
飯など食べてゆっくりなされよ」
素性を知った今
追い出すには
哀れと思い
当分、囲う事にした
依頼として織田の
史城の1つの縄張りを
調べていた時の事
先客が居た
聞くと
70歳過ぎの忍びで
左腕と左目が無かった
「望月の配下に加えてくれ」
そう言った
長針は
「ご老人、体を労られよ」
1度はそう言ったが
よくよく考えれば
ここまで無事に入れたものだと
感心はした
とりあえず
この史城を抜け出すまでの
同行を許した
「ご老人、左腕と左目はどうなされた?」
「若い頃、戦場でな・・」
呟くような声で答える
門まで来た時
その老人がクナイで門番の首を
狙い倒す
倒れる時、音がしないように
駆けて支えた老人を見て
多少、背筋が寒くなった
依頼として織田の
史城の1つの縄張りを
調べていた時の事
先客が居た
聞くと
70歳過ぎの忍びで
左腕と左目が無かった
「望月の配下に加えてくれ」
そう言った
長針は
「ご老人、体を労られよ」
1度はそう言ったが
よくよく考えれば
ここまで無事に入れたものだと
感心はした
とりあえず
この史城を抜け出すまでの
同行を許した
「ご老人、左腕と左目はどうなされた?」
「若い頃、戦場でな・・」
呟くような声で答える
門まで来た時
その老人がクナイで門番の首を
狙い倒す
倒れる時、音がしないように
駆けて支えた老人を見て
多少、背筋が寒くなった
判断した場合
望月長針は体の一部を
犠牲にしても逃げろと
逃走術を配下の忍びに教えていた
指1本、左右の腕1本が
無くなっても
命が無くなるよりはマシと言う・・
実際に長針の左の指の
小指と薬指は
根本から欠けていた
ここで相手の太刀を受けて
一太刀の不意打ちを食らわせ
逃げたのだった
「あの時は、指を拾う時間も
無かったわい!」
後に白紅と赤紅の2人の忍びに
笑いながらそう語ったが
2人にはその事の
本当の恐ろしさは、
まだ伝わらなかった
要は、裏を返せば
戦って死ぬ事は
絶対に許されない
体の一部を失っても戻れ
そう言う意味もあるのである
判断した場合
望月長針は体の一部を
犠牲にしても逃げろと
逃走術を配下の忍びに教えていた
指1本、左右の腕1本が
無くなっても
命が無くなるよりはマシと言う・・
実際に長針の左の指の
小指と薬指は
根本から欠けていた
ここで相手の太刀を受けて
一太刀の不意打ちを食らわせ
逃げたのだった
「あの時は、指を拾う時間も
無かったわい!」
後に白紅と赤紅の2人の忍びに
笑いながらそう語ったが
2人にはその事の
本当の恐ろしさは、
まだ伝わらなかった
要は、裏を返せば
戦って死ぬ事は
絶対に許されない
体の一部を失っても戻れ
そう言う意味もあるのである
厳格に禁止していた
私闘に限らず
そのような場面になったら
可能な限り逃げろと・・
「忍び同士の戦いほど
バカな事はない」
普段から言っていた
忍びは、忍びの社会で成り立って
いる
理解され難い事だが
縦と横に繋がっている
縦は忍びの長へ
横は同じ忍び同士の義理から
「今日は敵でも明日は味方に」
戦場で寝返る忍びと言うのは
妻や子を人質に取られた
からでなく
それが忍びの社会だからである
自信が生き残れる方に、当然
有利な方へ付く
それを理解している大名は
忍びを決して戦場では使わない・・
厳格に禁止していた
私闘に限らず
そのような場面になったら
可能な限り逃げろと・・
「忍び同士の戦いほど
バカな事はない」
普段から言っていた
忍びは、忍びの社会で成り立って
いる
理解され難い事だが
縦と横に繋がっている
縦は忍びの長へ
横は同じ忍び同士の義理から
「今日は敵でも明日は味方に」
戦場で寝返る忍びと言うのは
妻や子を人質に取られた
からでなく
それが忍びの社会だからである
自信が生き残れる方に、当然
有利な方へ付く
それを理解している大名は
忍びを決して戦場では使わない・・
崖から飛び降りる訓練をした
時の事
2人腰には長い紐が
くくりつけてある
赤紅が
「姉様行くよ!」
下が見えない程の高さの崖から
一気に飛び降りた
降下しながら
クナイを崖に差して
何とか勢いを落とす・・が
失敗した
そのまま落ち続けた
白紅の腰に付けた紐が
ピンと張る
「ッツ!」
白紅が下を覗き込み叫んだ
「大丈夫ですか!」
頭を下にした状態で赤紅が
答えた
「あっぶねー!死ぬとこだったわ!姉様ごめん~」
声が聞こえてホッとしたが
逆さまになった赤紅の
赤い腰布が見えて
次の瞬間に
これは
はしたないなと白紅は思ったりした
崖から飛び降りる訓練をした
時の事
2人腰には長い紐が
くくりつけてある
赤紅が
「姉様行くよ!」
下が見えない程の高さの崖から
一気に飛び降りた
降下しながら
クナイを崖に差して
何とか勢いを落とす・・が
失敗した
そのまま落ち続けた
白紅の腰に付けた紐が
ピンと張る
「ッツ!」
白紅が下を覗き込み叫んだ
「大丈夫ですか!」
頭を下にした状態で赤紅が
答えた
「あっぶねー!死ぬとこだったわ!姉様ごめん~」
声が聞こえてホッとしたが
逆さまになった赤紅の
赤い腰布が見えて
次の瞬間に
これは
はしたないなと白紅は思ったりした
豊臣と徳川が戦になった場合
どのような人物が大坂城に
呼ばれそうか?
下忍にある程度調べさせてみた
そしてそれを紙の名簿として
受け取った
ずらりと並ぶ名前の中にある
真田・・と言う名前に目が止まった
あの関ヶ原の戦いの際に
上田城において
徳川秀忠の軍勢を足止めし撃退した
真田か
真田昌幸ではない?信繁・・
息子の方か
昌幸は既に亡くなっていた
そうか、真田昌幸が生きて
大坂城の指揮を取れば
勝敗はどちらに転ぶか
分からなかったろうに
そう思ったが
この真田信繁と言う人物にも
興味を持った
あの昌幸の息子なら
ただの人物ではあるまい・・
豊臣と徳川が戦になった場合
どのような人物が大坂城に
呼ばれそうか?
下忍にある程度調べさせてみた
そしてそれを紙の名簿として
受け取った
ずらりと並ぶ名前の中にある
真田・・と言う名前に目が止まった
あの関ヶ原の戦いの際に
上田城において
徳川秀忠の軍勢を足止めし撃退した
真田か
真田昌幸ではない?信繁・・
息子の方か
昌幸は既に亡くなっていた
そうか、真田昌幸が生きて
大坂城の指揮を取れば
勝敗はどちらに転ぶか
分からなかったろうに
そう思ったが
この真田信繁と言う人物にも
興味を持った
あの昌幸の息子なら
ただの人物ではあるまい・・
と言っても
それは望月の抱える100人の
忍びの中から外れただけで
あって
今でも常に諜報活動は継続中で
あった・・
まだ年齢は30歳を越えたばかり
14歳の白紅と赤紅の姉妹から
見れば、かなりの年上だが
赤紅とはすっかり仲が良くなってしまい
「雷花お姉さま!」と呼ぶ
「あらあら!この娘は口が上手いねぇ!こんなおばさんつかまえてお姉さんなんて!」
満更でもない様子
それをほほえましく見ていた
姉の白紅も釣られて
「お姉さま!」なんて呼ぶもの
だから、その後の朝食が
かなり豪華になった・・
別にそこまで計算してた訳では
ないが、2人は少し恐縮した
と言っても
それは望月の抱える100人の
忍びの中から外れただけで
あって
今でも常に諜報活動は継続中で
あった・・
まだ年齢は30歳を越えたばかり
14歳の白紅と赤紅の姉妹から
見れば、かなりの年上だが
赤紅とはすっかり仲が良くなってしまい
「雷花お姉さま!」と呼ぶ
「あらあら!この娘は口が上手いねぇ!こんなおばさんつかまえてお姉さんなんて!」
満更でもない様子
それをほほえましく見ていた
姉の白紅も釣られて
「お姉さま!」なんて呼ぶもの
だから、その後の朝食が
かなり豪華になった・・
別にそこまで計算してた訳では
ないが、2人は少し恐縮した
白紅と赤紅の2人は露天風呂に
入っていた
旅籠の裏にある施設で
女主人の雷花が
「朝飯の前にどうだい?」と
勧めてくれたのであった
「そうかい・・あの茶屋の兄妹が
襲われたのかい・・」
雷花と一緒に湯を共にしながら
それとなく昨夜襲撃された理由も
話した
「じゃあ昨日のは徳川の忍びなのかもしれないね」
雷花が言うには
あの手の忍びは、情報よりも
主に仕事が暗殺なので
峠の茶屋を襲って死んだ奴らも
遺体の顔がわからなくなってたろ?
と言われた
確かにその通りだった
お湯に入ってるのに
2人は薄ら寒いものを感じた
白紅と赤紅の2人は露天風呂に
入っていた
旅籠の裏にある施設で
女主人の雷花が
「朝飯の前にどうだい?」と
勧めてくれたのであった
「そうかい・・あの茶屋の兄妹が
襲われたのかい・・」
雷花と一緒に湯を共にしながら
それとなく昨夜襲撃された理由も
話した
「じゃあ昨日のは徳川の忍びなのかもしれないね」
雷花が言うには
あの手の忍びは、情報よりも
主に仕事が暗殺なので
峠の茶屋を襲って死んだ奴らも
遺体の顔がわからなくなってたろ?
と言われた
確かにその通りだった
お湯に入ってるのに
2人は薄ら寒いものを感じた
持参してる木片の歯ブラシで
磨いた後、白紅と赤紅の姉妹は
床に付いた
「ウフフ、美味しかったなぁ
あの焼き魚・・姉様あれなんでした
のでしょうね」
普段、魚と言えばイワナとかの
川魚しか知らないので
初めて食べる海の魚に興奮した
「さぁ・・私も聞いた事しか
ないけれど、あれが鮭だったの
かしらね」
白紅にも分からなかったが
また食べたいなと
無邪気に思った
さて、寝ましょう
ここなら安心でしょうから
持参してる木片の歯ブラシで
磨いた後、白紅と赤紅の姉妹は
床に付いた
「ウフフ、美味しかったなぁ
あの焼き魚・・姉様あれなんでした
のでしょうね」
普段、魚と言えばイワナとかの
川魚しか知らないので
初めて食べる海の魚に興奮した
「さぁ・・私も聞いた事しか
ないけれど、あれが鮭だったの
かしらね」
白紅にも分からなかったが
また食べたいなと
無邪気に思った
さて、寝ましょう
ここなら安心でしょうから
「姉様もう食べられない!!」
女主人の雷花が2人に
夕食をだしてくれたのだが・・
めっちゃ多かった
焼き魚、鍋料理、刺身、お餅等々
2人が普段口に出来ない物ばかり
が並んでつい食べ過ぎてしまっていた
普段から節制してた白紅も
「今誰かに襲撃でもされたら
逃げ切れないわ・・」
と、言った有り様で
この辺りは普通の街の女の子と
変わりなかった
雷花が言った
「下に布団を敷いておいたから
少し休んだらお休み」
何から何まで至れり尽くせり・・
「ありがとうございます」と
2人は声高に言った
「姉様もう食べられない!!」
女主人の雷花が2人に
夕食をだしてくれたのだが・・
めっちゃ多かった
焼き魚、鍋料理、刺身、お餅等々
2人が普段口に出来ない物ばかり
が並んでつい食べ過ぎてしまっていた
普段から節制してた白紅も
「今誰かに襲撃でもされたら
逃げ切れないわ・・」
と、言った有り様で
この辺りは普通の街の女の子と
変わりなかった
雷花が言った
「下に布団を敷いておいたから
少し休んだらお休み」
何から何まで至れり尽くせり・・
「ありがとうございます」と
2人は声高に言った
屋根に上り、下の旅人を
眺めていた氷雨の視界に
同じく屋根に上り
下を眺めてる者が居るのに
気が付いた
5~6軒先だろうか
忍びだわ・・
装束の色が
恐ろしく屋根と同化してて
一般人には分からないだろう
こちらには気が付いていない
仕事の邪魔をしては
悪いと思い、その場から
離れようとしたが
野良の忍びを探してる
氷雨は少し興味を持った
まぁこちらに気が付いてない
時点で大した奴じゃなさそう
とは思ったけど・・
もう少し見てようかしら、と
動きを見続ける事にした
屋根に上り、下の旅人を
眺めていた氷雨の視界に
同じく屋根に上り
下を眺めてる者が居るのに
気が付いた
5~6軒先だろうか
忍びだわ・・
装束の色が
恐ろしく屋根と同化してて
一般人には分からないだろう
こちらには気が付いていない
仕事の邪魔をしては
悪いと思い、その場から
離れようとしたが
野良の忍びを探してる
氷雨は少し興味を持った
まぁこちらに気が付いてない
時点で大した奴じゃなさそう
とは思ったけど・・
もう少し見てようかしら、と
動きを見続ける事にした
「意外と速かった」
突き出た槍の穂先に付いた
血を、槍が引っ込む前に拭った
頬を薄く斬られていた・・
さてどうしたものか、と
その場を離れたが
2人に特に危険も無さそうだし
あの女主人が2人に害を及ぼすとも
思えなかったので
屋根に上り、朝に2人が出てくるのを
待てば良いだろうと
そう言う事にした
陽が沈み掛けていた
真っ暗になったら
少し寝ても良いだろう
と、周りを見渡した
地上の大勢の旅人たちが
今日の宿を探している様子が
目に入った
「意外と速かった」
突き出た槍の穂先に付いた
血を、槍が引っ込む前に拭った
頬を薄く斬られていた・・
さてどうしたものか、と
その場を離れたが
2人に特に危険も無さそうだし
あの女主人が2人に害を及ぼすとも
思えなかったので
屋根に上り、朝に2人が出てくるのを
待てば良いだろうと
そう言う事にした
陽が沈み掛けていた
真っ暗になったら
少し寝ても良いだろう
と、周りを見渡した
地上の大勢の旅人たちが
今日の宿を探している様子が
目に入った
天井から槍を抜く女主人・・
槍の先を見る
「チッ、逃がしたか」
2人を振り返り見て言った
「あんたら何か知らんけど
つけられてるねぇ」
「身に覚えは?」
白紅「・・・」
赤紅「姉様・・」
白紅「と言うか、その動き
あなたもただ者
じゃなさそうです」
「あれ?長治郎さんから聞いてない?まぁ言っちゃって良いか
私も望月の忍びです」
もう引退してるけどね、と
名前は雷花(らいか)と
名乗った
「今日はもう泊まっておいき
地下の隠し部屋に泊まるといい」
そう言われたら2人は
断る理由も無かった
天井から槍を抜く女主人・・
槍の先を見る
「チッ、逃がしたか」
2人を振り返り見て言った
「あんたら何か知らんけど
つけられてるねぇ」
「身に覚えは?」
白紅「・・・」
赤紅「姉様・・」
白紅「と言うか、その動き
あなたもただ者
じゃなさそうです」
「あれ?長治郎さんから聞いてない?まぁ言っちゃって良いか
私も望月の忍びです」
もう引退してるけどね、と
名前は雷花(らいか)と
名乗った
「今日はもう泊まっておいき
地下の隠し部屋に泊まるといい」
そう言われたら2人は
断る理由も無かった
部屋の真ん中に囲炉裏がある
部屋に通された
そしてよく見ると
店の手前は反物などの他に
雑貨も取り扱う感じだが
奥の方はどうやら旅籠になってる
ようだった・・
囲炉裏の部屋で
この店の女主人に色々と聞かれた
「寒かったろ?今熱いお茶を出すから待っとき」
「2人は長治郎さんと、どんな関係なのん?本当に娘じゃないんだろ?」
どう言うか迷ったが
面倒なので、いとこと言う事にして
遊びに来た所へおつかいを頼まれた
事にした
そんな会話の途中
不意に
「ガタッ」っと天井から音がした
次の瞬間、柱に
立て掛けてあった槍が
白紅の目の前で天井に刺さる
部屋の真ん中に囲炉裏がある
部屋に通された
そしてよく見ると
店の手前は反物などの他に
雑貨も取り扱う感じだが
奥の方はどうやら旅籠になってる
ようだった・・
囲炉裏の部屋で
この店の女主人に色々と聞かれた
「寒かったろ?今熱いお茶を出すから待っとき」
「2人は長治郎さんと、どんな関係なのん?本当に娘じゃないんだろ?」
どう言うか迷ったが
面倒なので、いとこと言う事にして
遊びに来た所へおつかいを頼まれた
事にした
そんな会話の途中
不意に
「ガタッ」っと天井から音がした
次の瞬間、柱に
立て掛けてあった槍が
白紅の目の前で天井に刺さる
先に長治郎から頼まれた
脇差し2本を庄屋へ届ける事にした
街1番の庄屋なので
行けば分かると言われていたが
「あれかな・・」
赤紅はその大きさに驚いた
街道の両側に
3階建の陣屋が一見
果てが見えない程に続いていた
そのひときわ1番大きな建物に目的の
庄屋があった
「ごめん下さい、こちら長治郎からのおつかいなのですが」
玄関口で白紅が言うと
人の良さそうな、いかにも商人
と言う感じの中年の女性が出てきた
「まぁまぁこれはこれは!長治郎さんにこんなかわいい娘が居たとは!」
「いえ、私達は・・」
違うと言いかけたが
強引に店の中へ入れられた
先に長治郎から頼まれた
脇差し2本を庄屋へ届ける事にした
街1番の庄屋なので
行けば分かると言われていたが
「あれかな・・」
赤紅はその大きさに驚いた
街道の両側に
3階建の陣屋が一見
果てが見えない程に続いていた
そのひときわ1番大きな建物に目的の
庄屋があった
「ごめん下さい、こちら長治郎からのおつかいなのですが」
玄関口で白紅が言うと
人の良さそうな、いかにも商人
と言う感じの中年の女性が出てきた
「まぁまぁこれはこれは!長治郎さんにこんなかわいい娘が居たとは!」
「いえ、私達は・・」
違うと言いかけたが
強引に店の中へ入れられた
待たせていた伊賀者と会った
「2人の顔は見たな?あの双子の娘の
護衛を頼みたい」
と言い、金の入った竹筒を渡した
「承知」
と、だけ言い
伊賀者は走り立ち去った
まぁ街でも
あの2人なら大丈夫だろうな
とは思いつつも
もし何かあったらマズいので
念には念を入れる事にしたのだ
急ぎ用意した忍びはかなりの
強者であった
長治郎はこの場所を余程の
事がない限り動けない
彼から仕事の依頼が
望月の家の忍びに降りる事に
なっているので・・
「さて、砥の続きをするか」
と仕事場へ向かった
待たせていた伊賀者と会った
「2人の顔は見たな?あの双子の娘の
護衛を頼みたい」
と言い、金の入った竹筒を渡した
「承知」
と、だけ言い
伊賀者は走り立ち去った
まぁ街でも
あの2人なら大丈夫だろうな
とは思いつつも
もし何かあったらマズいので
念には念を入れる事にしたのだ
急ぎ用意した忍びはかなりの
強者であった
長治郎はこの場所を余程の
事がない限り動けない
彼から仕事の依頼が
望月の家の忍びに降りる事に
なっているので・・
「さて、砥の続きをするか」
と仕事場へ向かった
長針が迎えに来るまで
暇をもて余していた
「姉様、今日の日課全て終わりましたね・・」
午前中は訓練をし、午後は
山に入り食糧を確保してくると
もうする事が無いのである
「今日は街に出て、この山菜を
売って来ましょうか?」と
白紅は言った
「行きましょう!」生活に
変化を求めていた赤紅は即賛成した
長治郎に街へ出る事を告げると
ついでにこれを運んでくれぬか?
と頼まれた
砥を頼まれていた刀を
庄屋へ卸すのである
脇差しが2本
2人は駄賃としては多すぎる
金を貰った
「では行って参ります」
少しだけ長治郎への見方が変わった
長針が迎えに来るまで
暇をもて余していた
「姉様、今日の日課全て終わりましたね・・」
午前中は訓練をし、午後は
山に入り食糧を確保してくると
もうする事が無いのである
「今日は街に出て、この山菜を
売って来ましょうか?」と
白紅は言った
「行きましょう!」生活に
変化を求めていた赤紅は即賛成した
長治郎に街へ出る事を告げると
ついでにこれを運んでくれぬか?
と頼まれた
砥を頼まれていた刀を
庄屋へ卸すのである
脇差しが2本
2人は駄賃としては多すぎる
金を貰った
「では行って参ります」
少しだけ長治郎への見方が変わった
「代わりの忍びを連れてくる」
と言うのに引っ掛かっていた・・
まぁまぁよく考えれば
それって他の忍びを抜け忍させろ
って事ではないか
もしくは野良の忍びか・・
どちらにせよ
中々難しい
が、方法が全くない訳でも無かった
単独行動が多い伊賀者は
金銭次第では
望月の家に来てくれるかもしれぬ
「伊賀者しかないか・・」
癖の強い伊賀者との交渉は
骨の折れる事よ、
と思いつつも
自分の代わりに入ってもらう忍び
なので強者でなければなぁ
と、屋根の上から
街道を歩く人波を眺めていた
「代わりの忍びを連れてくる」
と言うのに引っ掛かっていた・・
まぁまぁよく考えれば
それって他の忍びを抜け忍させろ
って事ではないか
もしくは野良の忍びか・・
どちらにせよ
中々難しい
が、方法が全くない訳でも無かった
単独行動が多い伊賀者は
金銭次第では
望月の家に来てくれるかもしれぬ
「伊賀者しかないか・・」
癖の強い伊賀者との交渉は
骨の折れる事よ、
と思いつつも
自分の代わりに入ってもらう忍び
なので強者でなければなぁ
と、屋根の上から
街道を歩く人波を眺めていた
赤紅が自分の作った兵糧丸を
1つ差し出して言った
交換してみようとの事である
口に放り込むなり
「うわっ!にっが!!何これ!」
白紅の作ったのは、おおよそ人が
口にして良いような味では無かった
が、これなら長期間持つ上に
食欲も抑えられるとの理由であった
そして白紅が赤紅の兵糧丸を
食べて言ったのは
「これは菓子ですね」
と、にべなく言う
砂糖が入ってるので当然そうなる
余計にお腹が空きます・・
作り直しなさい、と
全くもってその通り
なので赤紅は反論も出来なかった
「姉様、私のこの失敗作は今食べてしまいましょう!」
2人は赤紅の兵糧丸を食べた
赤紅が自分の作った兵糧丸を
1つ差し出して言った
交換してみようとの事である
口に放り込むなり
「うわっ!にっが!!何これ!」
白紅の作ったのは、おおよそ人が
口にして良いような味では無かった
が、これなら長期間持つ上に
食欲も抑えられるとの理由であった
そして白紅が赤紅の兵糧丸を
食べて言ったのは
「これは菓子ですね」
と、にべなく言う
砂糖が入ってるので当然そうなる
余計にお腹が空きます・・
作り直しなさい、と
全くもってその通り
なので赤紅は反論も出来なかった
「姉様、私のこの失敗作は今食べてしまいましょう!」
2人は赤紅の兵糧丸を食べた
居なくなると長針様が哀しむな」
長治郎はそう言って氷雨を見た
「あんなかわいい双子の娘が側に
居れば大丈夫でしょ?」
氷雨がそう言うと
長治郎が、あの双子の娘の
経緯を説明した
「あの娘たちは、とある人からの
預かりなのだ、鍛えるのが
目的だったのもあるが、望月の家に
居られるもの、もうそれ程長くはない」
「でももう決めた事だもの」
と氷雨は言い、長治郎へ長針様への
取り成しを続けて頼んだ
居なくなると長針様が哀しむな」
長治郎はそう言って氷雨を見た
「あんなかわいい双子の娘が側に
居れば大丈夫でしょ?」
氷雨がそう言うと
長治郎が、あの双子の娘の
経緯を説明した
「あの娘たちは、とある人からの
預かりなのだ、鍛えるのが
目的だったのもあるが、望月の家に
居られるもの、もうそれ程長くはない」
「でももう決めた事だもの」
と氷雨は言い、長治郎へ長針様への
取り成しを続けて頼んだ
かなり寛容であり
別に抜けたければ、当主に
理由の直接述べて
代わりの誰かを(忍び)を連れてくる
事で完了する
抜け忍を追って殺す等はない
長治郎はそれを氷雨に
説明した
氷雨は子供の頃に長針に
拾われて育ったので
そう言う事を知らされては
いなかったのである
また、説明する必要も無かった
何故なら、長針にすれば
氷雨に対して
自分の娘のような感情を抱いて
いたからで
自分の娘を抜け忍にするなど
考えられなかったからである
「そうでしたの・・」
それを聞いて氷雨は
一瞬だけ悲しい顔をした
かなり寛容であり
別に抜けたければ、当主に
理由の直接述べて
代わりの誰かを(忍び)を連れてくる
事で完了する
抜け忍を追って殺す等はない
長治郎はそれを氷雨に
説明した
氷雨は子供の頃に長針に
拾われて育ったので
そう言う事を知らされては
いなかったのである
また、説明する必要も無かった
何故なら、長針にすれば
氷雨に対して
自分の娘のような感情を抱いて
いたからで
自分の娘を抜け忍にするなど
考えられなかったからである
「そうでしたの・・」
それを聞いて氷雨は
一瞬だけ悲しい顔をした