ネモくん

「そらがおちたばしょ」
摩天楼がスカイスクレイパーと言われるように、
壁のように覆い被さるビルディングに切り取られた空は、
この先の、
あの部分で地上に落っこちている気がして、
私は吸い込まれるように、そこへ向かってみることにした。

ひとりぼっちは時間感覚をおかしくさせて、知らぬ間に空の端っこについていたようだ。

辿り着いたそこには、
戦争を忘れて自由気ままに枝を伸ばした大木と、
都市が自然に戻るための力が空を覆い始めていて、
そんな陰と木漏れ日を浴びた根本に、
空が地上にやってきたような銀の髪の機械仕掛けの天使が、
人の寝顔のように横たわっていた。
#物語の断片あるいはそれっぽいなにか

過去絵〜

過去絵並べてそれっぽくしとくわ
こんなの描いてますー

アイコンないなーと思ったのでとりあえずヰ世界情緒さん

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