柏木れい
banner
kashiwagirei.bsky.social
柏木れい
@kashiwagirei.bsky.social
毎日はっぴー♡人生いろいろ泣いちゃう夜もあるかもだけど楽しく笑って生きていたいね。ときどきブラメルもやってるよ。

twitter.com/Kashiwagi_Rei
youtube.com/@Bla_Mar
http://maca-ron.net
細田守監督「果てしなきスカーレット」鑑賞。なんでこれ不評なの?めちゃくちゃ面白い。

ハムレット&地獄巡りだけどそういうの頭から放り出してなにも考えないで映画に身を委ねれば感情の嵐に巻き込まれて生への讃歌に号泣です。
復讐を遂げるかどうかじゃなくて彼女自身が生とどう向き合うかに焦点があてられていて、きちんと一本筋が通った内容にしてやられました。

デスストで怒りのデスロードでDUNEで、アニメなこと忘れて楽しめます。
December 8, 2025 at 1:48 AM
義母の手作り蚊取り線香。いくつになっても私より元気な義母。今日は切り絵を作っていたそうです。義父が亡くなって半年がたちましたが寂しさと上手く折り合いをつけて日々を丁寧に暮らしている義母は本当にすごいと思います。私もそんなふうに年を重ねられたらいいな。
August 16, 2025 at 10:32 AM
すごい映画観ました。

「国宝」舞や足さばき、口上、鷺娘や娘道成寺や曽根崎心中の美しさ、目がスクリーンに釘付けでした。
台詞に頼らない映像での感情表現や、血筋を羨む喜久雄の目元に俊介が紅をさすその見せ方などさすが李相日。
エモーショナルに振りすぎない作りも良かったです。

芸に生きる者の業が、描かれている美しさの奥からじわじわ侵食してくる塩梅のその巧みさには心震えました。

見終わった後「すごい!ここ10年で最高の映画だ!」しか言えなくて、今もやはり「すごい!」しか言えない。

観て良かった。

本当に素晴らしい映画でした。
June 25, 2025 at 1:10 PM
み〜こちゃんと「ベルナデット」観てきました。先月「ジョーカー」鑑賞時にランチしたお蕎麦屋さんでもらったクーポンが切れる前にまた来なきゃ!ということで今日のメインは蕎麦だったんですが、何これ!シラク夫人かっこいい!カトリーヌ・ドヌーブ最高!エスプリ炸裂でめちゃくちゃ面白い映画でした♡
November 15, 2024 at 11:33 AM
劇団ゆらじしゃく「授業」観劇。ルーマニアの劇作家イヨネスコの一幕ものの不条理劇。観劇後時間が経つ程にじわじわとその奥行きを感じさせる深みある面白い舞台でした。台詞が舞台上を縦横無人に行き交うさまに舞台美術や音響効果も合わさって現代美術を鑑賞しているような楽しさも感じられます。

いただいたパンフレットに演出・主宰の高野菜々子さんが今年30歳になると書かれていたのですが、こういう年代の方が古い不条理劇を現代に甦らせて上質な舞台空間を作り上げてくれることに希望を感じます。商業主義に走らない筋の通った美しさを演劇を通じて表現されていた。素晴らしい舞台でした。
July 15, 2024 at 11:50 AM
「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」鑑賞。第2次世界大戦直前ナチスから逃れプラハに移住してきたユダヤ人難民達の生活苦を目の当たりにしたニコラス・ウィントンが子供だけでもイギリスに避難させようと奔走した実話。迷いなく手を差し伸べる彼の高潔さとジェノサイドの惨さ。素晴らしい映画でした。
July 4, 2024 at 9:05 PM
「マッドマックス:フュリオサ」二度目の鑑賞。ジョージ・ミラーはやっぱりすごいね。砂漠の美しさ、無情さ。救いのない世界を生き抜く人間の厳しさ。宗教的な救いを与えるイモータン。ディメンタスとフュリオサの本質的な問答。初見で長く感じたのが嘘に思えるほど計算され尽くした無駄のない作り。
思った以上に問答のシーンや思索的な台詞が多くて登場人物の台詞がめちゃくちゃ練られてる。マックスの後ろ姿や幼少時のバルキリーとの2ショットなどグッとくるシーンもちょいちょい挿してある。初見時に比べて新たな発見があるわけではないのに感動レベルは何倍にもあがってすごく楽しめました。
June 22, 2024 at 12:43 PM
すぐに双葉が大きくなって6月半ば過ぎの今日は本葉も3,4枚まで増えてきました。週末には定植できそうです。
June 19, 2024 at 9:22 AM
5月末に種子から根が出てきたゴーヤ。苗育ポットに種を蒔いて6月6日には発芽しました。
June 19, 2024 at 9:20 AM
救いもあるけど戒めもある。イーストウッドやっぱりすごい。
June 7, 2024 at 12:56 PM
1993年「パーフェクト・ワールド」脱獄犯が人質の少年と交流しながら逃走するロードムービーですがどこか牧歌的で優しい映画。でも犯罪者だからね。ハッピーエンドで終わらないのはイーストウッドが監督だからかな。ケビン・コスナーが観たくて再鑑賞。あの頃の感動とはまた違う楽しみ方ができました。
「パーフェクト・ワールド」はハッピーエンドでもある映画。ブッチの人生を考えたときにあんなにいいラストはないし、ブッチにも、映画を観ている人にもちゃんと救いがある。やっぱりそのあたりの匙加減の絶妙さがイーストウッドです。地味な作品だけど今みてもやっぱり好きです。
June 7, 2024 at 12:55 PM
何の気なしにアンソニー・ホプキンス主演の「ファーザー」を観てしまい、ズドーンと気持ちを落としています。認知症の父親視点なので胸に迫りくるものがすごい。いずれみんな年をとってこうなっていく。私も。私の大事な人も。いろんなものが消えていく。
June 7, 2024 at 12:52 PM
「東京画」を何とはなしに流してたんですがヴェンダースの声が妙に落ち着くので気が付いたら最後まで観ていました。ヴェンダースの求める小津安二郎の東京はもうどこにもなくて、けれど85年のこの「東京画」の風景も今はもう見ることができない過去の絵となってしまっている。すこし切なくなりました。

小津の墓参りの帰りの車中での独白より。

真実の一瞬の映画――
いや 一瞬だけではない
最初から最後まで 真実が途切れず
人生そのものについて 語り続ける映画
そこでは人 物 街 風景が
そのままの姿で自らを啓示する

今 映画はこのように
現実を現わすすべを もう持たない
全ては昔の事
June 7, 2024 at 12:48 PM
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」2015年のインド映画で知り合いの監督から「面白くなかったらお金返すから観て!」と絶賛オススメされたので観た!泣いた!超感動の2時間39分でした。最近ここまで泣いた映画はないってぐらい心揺さぶられちゃいました。愛に溢れた映画です。インド映画は男優さんがめちゃくちゃ男前だから観てるだけで楽しいです。バジュランギおじさんも、記者も、警察署長もみんなものすっごく男前!!!女の人や子供も美人さんだから眼福ね。ちょっとお涙ちょうだいなストーリーでしたが飽きずに最後まで夢中になれる楽しい映画でした。
愛っていいね!
June 7, 2024 at 12:44 PM
1992年の「セント・オブ・ウーマン」鑑賞。アル・パチーノがほんとにイヤな爺さんなのにクリス・オドネル視点でどんどん憎めなくなっていって、いつの間にか好きになってる。タンゴを踊るシーンは見惚れちゃうぐらい素敵です。ラストのアル・パチーノの演説は泣けちゃうし。アル・パチーノいいね。
June 7, 2024 at 12:41 PM
「関心領域」鑑賞。違和感に取り込まれた状況が日常になると正常で在ることは難しく気づけば取り返しのつかない歪みに苛まれている。そのことにさえ渦中の者は気づかない。異常な日常に馴染んで麻痺した心には何もかもがただ遠く静かで禍々しくも美しい。
この映画のすごいところはほとんど描かれていない収容所内の在りようを一瞬の絵や音で観客の脳裏に鮮明に思い描かせるところだ。収容所に毎日汽車で連れてこられるユダヤ人たちの顔。足が重く動けなくなった囚人たちの射殺される瞬間。その断末魔。人体実験の傷痕。絶望。
そのすぐ傍ら正常な心で生きることは難しい。色のない世界に生きる林檎の少女だけが唯一まともな心で息をしていた。
June 1, 2024 at 5:31 AM
「キル・ユア・ダーリン」鑑賞後ビート世代が気になり読んでみたバロウズとケルアックの共著「そしてカバたちはタンクで茹で死に」訳者あとがきの「その書き方の平板さ、ダイアローグの退屈さ加減は、ちょっとただごとではない」の言に安堵するぐらいには小説として微妙でしたが興味深く読めました。

体制に抗い、大量消費や所有といった当時のお仕着せのアメリカン・ドリームを否定し、個を尊重し裸の自分と向き合うところにビート世代のかっこよさはあるのでしょうが、当時の文脈から離れた今ここから振り返るビートニクに魅力を感じるのはなかなかに骨の折れる作業です。自堕落で退廃的で露悪的で傲慢で退廃的すぎて私は苦手です。
May 27, 2024 at 8:48 AM
「マリウポリの20日間」市井の人に寄り添いその惨状を伝える報道の姿勢には崇高な意思と安寧への願いが込められていました。未だに何ひとつ終わっていないこの惨状にどう向き合えばいいのか。ひとりでも多くの人に見てもらいたい。知ってもらいたい。素晴らしいドキュメンタリー映像です。
May 21, 2024 at 6:44 AM
2015年の「オデッセイ」やっぱり面白い。リドリー・スコットって肌に合う。火星で一人サヴァイヴしてるマット・デイモンに悲壮感が全くないのも観てて楽しい。随所に流れる70年代ディスコサウンドもいい。ドナ・サマーの「ホット・スタッフ」やデヴィッド・ボウイの「スターマン」、エンディングに流れるのはグロリア・ゲイナーの「I Will Survive」。ホントもうなんかサウンドトラック聴いてるだけで楽しくなる。映画の中身と曲の流れるタイミングも絶妙でピッタリね。「オデッセイ」最高!
April 11, 2024 at 12:27 PM
「ノルマル17歳」観てきました。世界に馴染めない女の子2人が出会い自分たちの生き方を模索しながら友情を深めていくアオハル物語で、主演2人が好演。少女漫画のような口当たりの爽やかな作りで適度なエモさもあり楽しめました。
April 7, 2024 at 12:57 PM
アマヤドリ「人形の家」疾走版観劇。冒頭からラストシーンで始まり、終盤で再び繰り返される音楽に合わせたノーラ達の言葉には気持ちが高揚させられ涙があふれた。直後のヘルメルの喪失感には爽快ささえ覚えた。現代における男女の或る一つの形としても受け入れやすく楽しめる。素晴らしかった。

先週末に激論版を観てこの1週間「人形の家」について色々考える時間があったのも良かった。ノーラは一人の女でしかないが疾走版ではより普遍的な問題として身近に感じられる演出になっていた。こんなに刺激的な「人形の家」を見せてもらえてとても嬉しい。
March 25, 2024 at 11:45 AM
「DUNE 砂の惑星 PART2」今回も素晴らしい叙事詩。一人一人の物語ではないところが良い。「アラビアのロレンス」が頭の隅を過りつつ今のイスラエルのガザ地区侵攻にも見えハルコネンがネタニヤフにしか見えなかった。ハルコネンの背後にいるアメリカという構図もみえるからアメリカでは受けるのか。
March 21, 2024 at 8:42 AM
アマヤドリ「人形の家 -激論版-」観劇。
ノーラの無垢ゆえの奔放さが夫や周囲の人間を惹きつけているその魅力があまり感じられず、夫が彼女を愛しているというのが見えずらかったが、最初から彼女を愛していたわけでもないからありなのか。最後の彼女の変貌はわかりやすく彼女の意思がストレートに伝わった。
最終的に140分ほどの上演時間観客を舞台に集中させる力は素晴らしかった。
乳母が特によかった。クログスタにも説得力あり豹変という視点では彼こそがそうなのだが演技プランにブレがないため無理なく乗れる。リンデとクログスタがメインの物語も観てみたい。
March 21, 2024 at 8:38 AM
いただきもののovgoのココナッツ味のビーガンクッキー。しっとり生地にブラウンシュガーや甜菜糖の甘さとココナッツの相性がよくて美味。大きいから半分と思っていたのに一つ丸ごと食べちゃいました。美味しかった!
March 14, 2024 at 9:50 AM
ヴィルヌーヴ「デューン 砂の惑星 PART1」をPART2公開前に観直し。

砂漠の惑星の一大叙事詩でエモーショナルに作られていないところに好感がもてます。
ヴィルヌーヴの撮る風景は死も諍いも愛も志しも何もかもが淡々と描かれていて、けれど静かに胸に沁みわたります。

「ブレードランナー2049」のラストシーンの美しさも忘れられないですが、ヴィルヌーヴは砂漠の砂であれ、降りつもる雪であれ、その風景に人の思いを溶け込ませるのがとても上手い。「ブレードランナー2049」のラストに感動するのもあの絵作りがあるからだよね。

写真は「デューン 砂の惑星 PART1」の好きなシーンのひとつ。
March 3, 2024 at 2:06 PM