何の因果か、雑とは住む世界の違う土が生きていて、今こうして同じ立場で向かい合っている。
ならばもう諦める必要もない。

思い出して貰わなくて良い。
また初めから、今度は親友としてではく恋仲として土の隣に立つために決意を固める雑さんから始まる片思いな雑→→→土が見たい(長い)。

でも土もまた雑さんの事が忘れられずにいるので、両片思いでもある。

その後雑もまた生死を彷徨う火傷を負って土の記憶が薄れかけていた頃、園で思いがけず土を再会を果たす雑と土。

変わり果てた雑に土は気づかなかったけれど、雑は土の顔と所作を目にしてはっきりと思い出す。
(ああ…生きていたのか)
死んだと思っていた相手が目の前にいる。
すぐにでも名乗って抱きしめたい衝動に駆られる雑は、それが親友に対する感情でないこともまた同時に思い知らされる。
「初めまして。dihnskと言います」
「di…」
今はそう名乗っているのか。
「？あの…？」
「いえ、失礼しました」
平静を装って自らも名乗り返し、差し出された手を握り返す雑。
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やっかみで雑が絡まれれば土がそれとなく助け船を出すし、見目の良い土が危うく手を出されそうになると事が起きる前に雑が裏で暗躍して阻止する。
けれど修行中はお互い手を抜くこと無く切磋琢磨し合う仲間であり、初めて出来た心からの親友の関係。

そんなこんなで一年が過ぎてそれぞれ親元に帰る時になるけど、二人とも再会の約束はしないまま別れる。
戦国のご時世、「いつかまた」なんて約束が果たされる可能性は限りなく引くのを分かっていたから。

それから暫くしてﾀｿ忍になった雑は、とある有名な豪族が滅ぼされた事を知る。
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それから膝丈までしかない寝間着姿で立ち回りしていた天を想像してギャップに悶えてしまう。は～可愛すぎでは！？
この天様アクスタになってくれませんか。

そして書き下ろしの部分だけでもOVA(今あるのかな？)化して円盤になって欲しい。絶対買います。

最初は利用するつもりだったはぽ様も天の才にめちゃくちゃ惚れ込んでて、記憶を失う前の土をどんな風に見ていたのか知れたのも良かった(＝あのはぽ様から見ても土は柔和で凡そ人の道に外れる策を講じるような男ではないのだと)

(天は馴れ合う気はないだろうけど)☠️🍄の🥷達に慕われて頼りにされている様子が見れたのも最高でした。
でも皆が皆そうではなくて反発する者も当然いるだろうし、それを圧倒的な力の差で捻じ伏せる天の強さにまさしく涙しながら天を仰ぎましたよもう。
これ！これ！！こういう幕間が見たかったんですよ…！！(脳内で映像化されて噎び泣いてる)
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ﾄｰｼﾛｳさんもれっきとした成人男性だから、燃費が悪い痩せぎすの🍑くらいは抱える体力あると思ってます。

そんな当たり前の日常も、もしかしたら(＝暗殺が成功していたIFの世界線では)永遠に失われていたんだと思うと…勝手に想像して勝手に辛くなっている…。

他愛のないこと(例えば🍄の山とﾀｹﾉｺの里を巡って仲良く言い合いになったり、待機中にしりとり始めたら予想外に白熱してしまったり)で熱くなってる二人と、そんな雑さんと土ををやれやれ…ってため息つきながらも温かく見守る⛰️本さん達との日常風景をずっと眺めていたい(時々尊くんが割って入って余計騒がしくなるしｺｰｻｶさんが止めに入るけど、最終的には一緒には巻き込まれて熱い戦いが繰り広げられる･笑)。

個人的に
🍄の山派＝雑さん、⛰️本さん(山が付くだけに)、ｺｰｻｶさん
ﾀｹﾉｺの里派＝尊くん(土と一緒なのがめちゃくちゃ不本意)、土
押さんは…多分どっちも好き。
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