途中ですけど、マシュマロ置いておきます。

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『は？』
「じゃあね」
『なんで怒りも泣きもしないの』
「なんでだろう、ね、」
『っ、』
「好きだったからだと思う。ｻﾄﾙのことが。今はもうどうでもいい」
『なっ、』
「さようなら」

と告げて歩く。もう二度と会うことはないだろうな。その足でそのまま美i容i院に行き、長かった髪の毛を切り、ｻﾄﾙとの恋に決着をつけた。

そのまま二人を置いて家を出る。今日どこ行こうかなー。ってか、これからどうする？
何か一言でも言ってあげれば良かったかな。何でｳﾜｷなんかしたの？って泣いたらよかった？それともアンタがあんなクズなんて別れる！って怒ればよかったのかな？

なんか、全部違う気がする。

なんとなくわかっていたんだ。いつまでたっても結i婚の話はされないし、長くなった髪の毛を見ても褒めてもくれなくなったから。これで良かったんだ。

そう思っていると後ろから腕を引かれる。

『待って』
「なに？」
『あの、ごめん、あいつとは、その』
「私はもう良いから早く戻ってあげなよ」

同i棲している家に帰れば婚約者と知らない女。重なり合う二人の身体に何を発していいかわからない。

「え、ｶﾉｼﾞｮいたの？」
『…』
「ご、ごめんなさい、私知らなくて」

と慌てふためいて土下座をされる。

「別にもう大丈夫ですよ、もう要らないんで」

と言えば二人とも顔が真っ青。

他の女に嫌がらせをされている彼女/五　③　ｵﾜﾘ

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他の女に嫌がらせをされている彼女/五　②

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