スライド標本を顕微鏡で見てないので、確実ではないですが、

アズマフクロカイガラムシ近縁種 Acanthococcus nr. onukii.

昔この仲間の属名は一括してEriococcusが使われていたのだけど最近はAcanthococcusが有効名になっています。

プレパラート標本を確認していないので、絶対に確実というわけではないが、まず間違いなく

ルビーロウムシ Ceroplastes rubens Maskell, 1893

著名な外来昆虫。天敵寄生蜂ルビーアカヤドリコバチAnicetus beneficus Ishii &Yasumatsu, 1949の放飼によって発生が落ち着いた。

プレパラート標本を確認していないので、絶対に確実というわけではないが、まず間違いなく

カメノコロウムシ Ceroplastes japonicus Green, 1921

やや大きく外見が分かりやすいカイガラムシで日本の東北以南で見つけやすいカイガラムシの一つ。南西諸島・小笠原諸島には外見が酷似する別種がいる。

プレパラート標本を確認していないので、確実ではないが、ツツジコナカイガラムシ Phenacoccus azaleae Kuwana, 1914

カイガラムシ界のスプリングエフェメラル。
ツツジの仲間(Rhododendron spp.) の中でも軸に毛の多い種、品種に付くことが多い。