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横領、陳腐化、脱力された多様性/ダイバーシティを取り戻せないかなと。ダイバーシティ×キャンプ×アナキズムとか。
映画「シャイニング」—この文章を書いたときは灼熱の夏だったけど、今は、季節的にもぴったりかと。挫折した男らしさ、こじらせ切った男らしさ。ジャックのニーっていう笑顔、ホントすごい。
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*おれが男らしい男になれないのはみんなおまえのせいだからしつけてやるー映画「シャイニング」(スタンリー・キューブリック監督、米、1980)の男らしさとミソジニー|kuby
タイミング的に夏休みモノかなとも思いましたが、受け入れがたい灼熱の日々、ここは思い切り冷え冷えな作品かなと。 ワーナーブラザーズ公式より  原作はスティーブン・キング、監督はスタンリー・キューブリックというこの作品「シャイニング」は、時空を超えて言及され続けていて、2019年になってついに続編も登場、それに先立って「ルーム237」(2012)という、この作品の謎解きや解釈に特化したドキュメンタリー...
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January 29, 2026 at 4:31 AM
映画「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」は、「ヘテロ女性✕ゲイ男性」のファンタジーだけど、キム・ゴウンががんばるフェミパートとファンタジー部門を支えきるノ・サンヒョンが絶対かと。
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キム・ゴウンがセッティング、最高なイ・サンヒョン―映画「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」(イ・オニ監督、韓国、2025)|kuby
2025年夏、短い間に2回映画館で観た作品だけど、また観たくて配信になることを楽しみにしてる作品。何がそんなに? この作品については、キム・ゴウンが出てるよね?くらいで、どんなテーマなのかとか、どんな設定なのかといったことはぜんぜん知らなかった、というか、あまり関心なかった。そんなにはありふれていない恋愛モノ?くらいの感じで、この、なんだか底の抜けたようなスケール感のタイトルにもピンとこなかったし...
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January 28, 2026 at 9:45 PM
象のジョンは自分たちが殺される理由をこんなふうにまとめて花子に告げ、怒りを爆発させる。戦時下の上野動物園。「さあ、動物を見て和む日々はもうおしまいです。我が国は戦争をしているのです。戦争には犠牲が必要です。お国のために命を捧げる覚悟が必要です。動物たちも死にます。お国のために死ぬのです。崇高な犠牲です。このような犠牲を強いたのは憎い憎い敵です。さあ、武器を取って、一人でも多くの敵を殺しましょう」(中島京子『夢みる帝国図書館』)
January 19, 2026 at 10:35 AM
ミン・ジヒョン『僕の狂ったフェミ彼女』(韓国2022)の「彼女」は、ちょうどサラ・アーメッドの言う「キルジョイ」な存在では。この物語がすくい上げる空気感、韓国でのフェミニズムをめぐる空気感は日本のそれと同じような、ないしは、相似形のような。自分は大丈夫―そんなふうに思っていた青年「僕」は、フェミニストになった「彼女」とどう向き合うのか? そもそも本当に向き合ったのか? そんな物語。今度ネトフリで映画化されるということで。
January 10, 2026 at 8:47 AM
イブラム・X・ケンディ『アンチレイシストであるためには』(米2020)の発想。自分はレイシストではない、と言ってるあなたは、あなたたちは怪しい。なんで?――ケンディはこう考える。「これはレイシズムに対して〝中立的〟であると言っているに等しい。自分はレイシストではないが、積極的にレイシズムに反対していないと。だが、レイシズムとの闘いに中立的な立場などない。〈レイシスト〉の反対は〈レイシストではないこと〉ではなく、〈アンチレイシスト〉なのだ。」 あらゆる差別について同じことが言えるかと。中立は、「レイシストも差別も存在するけど、自分はレイシストじゃないし、差別もしない」と言ってるの同じ。
January 8, 2026 at 3:48 AM
スーザン・ソンタグが「〈キャンプ〉についてのノート」で示した〈キャンプ〉も、ぼくがダイバーシティな活動をイメージするときのキーワード。ここでの〈キャンプ〉は、きれいな湖畔で―っていうあのキャンプではなくて、彼女が示すあるスタイルのこと。例えば、いかにも悪趣味と言われそうな「これみよがしの感じ」を見せ切るスタイルとか、そこに、「だからこそ」のおもしろさやカッコよさを見出すようなスタイルはときに〈キャンプ〉?つまり、〈キャンプ〉には定義はないけど、常識的で良識的な予定調和に抗って、はみ出していくという、そんな感じが〈キャンプ〉?狙って外すリスクの大きさ込みで、気持ちが上がるし、まばゆい。
January 4, 2026 at 8:51 AM
からかいの破壊力は地味にすごい。夏目漱石は、あの「吾輩」に「からかい」を語らせていて、「吾輩」によると、からかう側からすれば、からかわれる側は大いに怒るけど怒ってもどうにもならないという関係が必要、そんなとき、からかう側は大いにおもしろがることができる。こうしてアリ地獄なゲームが始まるわけだけど、「吾輩」が実際に見ているのは、生徒が教員(吾輩の主人)をからかう様子。ここでは「うまくからかえた側」がその瞬間社会的立場にかかわらず優位に立つことに。からかいは弱い側の武器にもなるのだと思い込んでみたい。で、「吾輩」のこのセリフだ。「それを怒る主人は野暮の極、間抜の骨頂でしょう」。
January 1, 2026 at 5:08 PM
90年代NYに登場したクィア・ネイションというアクティビスト・グループのチャント、We're here,We're queer, Get used to it! 清水晶子さんの論文「《エスニック・フェア》のダイバーシティ—可視性の政治を巡って」(『女性学』2019)で取り上げられてるんだけど、ぼくはこんなふうに意訳して、ダイバーシティ・ワーカーなマインドを駆動させてる。自分たちはここにいる、そう、自分たちはヘンテコだけどここにいる―っていうことに、いいかげん慣れろよ、おまえらが慣れろ! なんというか、遠巻きにされても大丈夫って思えるというか。この論文自体もとてもおもしろいです。
January 1, 2026 at 3:25 PM
江原由美子さんが40年以上前に書いた「からかいの政治学」(『女性解放という思想』勁草書房 1985)はまだぜんぜん刺さる。そこでの「からかい」は、フェミニストたちを追い込んだグロテスクなゲーム、「おお、こわ(にやにや)」「そうムキにならないでくださいよお(にやにや)」―そんなアリ地獄みたいな一方的なゲームだ。『ダイバーシティ・ポリス宣言』(2025)で映画「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」とからめて少しだけ取り上げさせてもらいました。
December 30, 2025 at 5:15 AM
サラ・アーメッド『フェミニスト・キルジョイ』(飯田麻結訳、人文書院2022)。例えば教室でみんなで盛り上がって話しているという、その最中、誰かがさらなる盛り上がりを求めて投げたのは性差別的なジョーク、で、まさにその瞬間、「いや、それはムリ、アウト!」―とやって、それを「あり」にさせない代わりに、場をしらけさせるような振る舞い、それがキルジョイkilljoy。この「キルジョイ」という名指しを先回り的に気前よく引き受けてしまえ―というマインド、すごいナイス、なんだかキャンプな感じがする。
December 29, 2025 at 3:33 PM
この作品、ずいぶん前の作品だけど、刺さったまんまだったところ、最近あらためて観て(U-NEXT)、そのダイバーシティでキャンプでアナキズムで、しかもなんだかアジールな感じもあって、やっぱりホント最高だなと。

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映画「フライド・グリーン・トマト」(ジョン・アブネット監督、米、1991)—小さなユートピアなアジールみたいな時空を想像してもいいのだ|kuby
鮮やかなダイバーシティ・ムービー、しかもこれ、35年も前に制作された作品ということで、ちょっとびっくりする。で、そうなると、いったいこの35年間って-ということにもなるわけだけど、でもこの作品を観ると、むしろあきらめないマインドにスイッチが入るかと。  物語には2025年の今も進行形なテーマの数々がちりばめられていて、人種もセクシュアリティもDVもホームレスもルッキズムも高齢化もジェンダーロール...
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December 25, 2025 at 12:35 AM
こんなことをずいぶん長い間考えていて、最近、noteにあげはじめたので、ここにも。ダイバーシティで、アナキズムでキャンプないろいろを好きなように書くのはすごく楽しい。

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ロラン・バルトの「ストゥディウム/プンクトゥム」論でダイバーシティな「おもしろい」を感じ直してみる|kuby
0.はじめに―noteでこんなことを書いていくつもりです    ぼくが何をする人かというと、ひとことで言って、ダイバーシティ・ワーカーかなと、高校の教員をやりながらの。で、ダイバーシティ・ワーカーってなんだ?ということですが、それは、その組織を「マジョリティ仕様」から「多様性仕様」へ再構成するためにその組織と構成員に働きかける誰かたちのことで、そのために考え、提案し、語り、イベントを開...
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December 25, 2025 at 12:27 AM
学校をマジョリティ仕様から多様性仕様へという発想は使い勝手もいいし、大切かと。この発想のヒントは「障害の社会モデル」論から。その中でもなるほど感だったのは、飯野由里子「思いやりから権利保障へ」(清水晶子/ハン・トンヒョン/飯野由里子『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』有斐閣2022、第4章)。
December 18, 2025 at 10:51 PM
「“多様性”は白人虐殺の隠語だ(“Diversity” is a Code Word for White Genocide)」(渡辺靖『白人ナショナリズム』中公新書2020、p30)。

丸く糖衣にくるまれがちな「多様性/ダイバーシティ」も、こうなってくるともうのんきなワードではぜんぜんなくて、でも、すごい力がそこに見いだされてるのは重要かと。現状、現代的レイシズムのトリガーみたいな役割を果たしてしまった感がの方があるけど。? オードリー・タンのいう「Plurality/プルラリティ)」が気になる。
December 11, 2025 at 8:21 AM
「食べ物の 名前じゃないよ ダイバーシティ」(2015)

 ぼくは、2013年冬に高校教員として「スクール・ダイバーシティ」という有志グループを立ち上げて以来、生徒、卒業生、他の教員(ホントに少し)とともに活動を続けています。で、この一句は、2015年度文化祭企画「ダイバーシティ川柳」のひとつ。半分はネタだけど、なんだかまだぜんぜんだよなあという、いらだちもだけど、少しの見通しもあってこんな形になったのかなと。「多様性/ダイバーシティ」というワード、学校では基本遠巻きですが、ただ、10年前というタイミングでは、楔みたいな感じがたしかにあったような。
December 7, 2025 at 11:54 PM
今年の春先に、『ダイバーシティ・ポリス宣言』という本を出してもらいました(ころから出版)。丸く糖衣にくるまれたかと思ったら、たちまち横領、陳腐化されてしまった「ダイバーシティ/多様性」というワードを、「キルジョイでキャンプでアナキズムなダイバーシティ」として取り戻してやろうと思って書いた本です。
korocolor.com/book/9784907...
 
で、ここではその際に取りあげきれなかった本や映画や発想その他いろいろを、noteにあげたものなどともあわせてメモ的に。
ダイバーシティ・ポリス宣言|ころからの本|「Small & Tough」な出版社 ころから
「ころから」についてのサイトです。主に書籍・出版物の話題が中心です。東京・赤羽に2013年1月に創業した小さな出版社です。
korocolor.com
December 7, 2025 at 6:53 AM