「港に灯がともる」は観ている最中、「これはいい映画だ。これはいい映画だ」と心の中でつぶやき続けていた。
主演の富田望生さんがとてもよかった。映画監督が富田さんの存在を全面に信頼し、
映画をつくっていると観ていて思った。心がつらくなって、過呼吸のような状態になり、
それが収まるまでの時間
ただひとり映りつづける。父との会話で耐えられなくなってトイレに籠り、ただ声とトイレの
中でごそごそする音(ノートに書いているのだろう)だけを映しつづける。後者のリアリティは
そこに至る、富田望生さんの演技があるから成立したのだろうし、とてもリアルで印象に残るシーンだった。
「港に灯がともる」は観ている最中、「これはいい映画だ。これはいい映画だ」と心の中でつぶやき続けていた。
主演の富田望生さんがとてもよかった。映画監督が富田さんの存在を全面に信頼し、
映画をつくっていると観ていて思った。心がつらくなって、過呼吸のような状態になり、
それが収まるまでの時間
ただひとり映りつづける。父との会話で耐えられなくなってトイレに籠り、ただ声とトイレの
中でごそごそする音(ノートに書いているのだろう)だけを映しつづける。後者のリアリティは
そこに至る、富田望生さんの演技があるから成立したのだろうし、とてもリアルで印象に残るシーンだった。