プロフィールはリンク先HPを参照してください。
主に漫画の編集っスが、いろいろやってるっス。
現在、日本デザイナー学院、横浜美術大学で非常勤講師もやっております。
HP https://isroom.jimdofree.com/profile-1/
amzn.asia/d/akSbFPK
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www.nikkan-gendai.com/articles/vie...
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フランスで人気が高い漫画家、といえば、谷口ジローさんなので、たまたまイニシャルが同じだけだったのですが、勘違いする人がいたらいけない、と、慌てて言っておきますね。
ジローさんは、「孤独のグルメ」人気もあり、晩年も安定した暮らしをなさっておられましたし、そもそも「原稿を売らない」タイプのかただと思います。
フランスで人気が高い漫画家、といえば、谷口ジローさんなので、たまたまイニシャルが同じだけだったのですが、勘違いする人がいたらいけない、と、慌てて言っておきますね。
ジローさんは、「孤独のグルメ」人気もあり、晩年も安定した暮らしをなさっておられましたし、そもそも「原稿を売らない」タイプのかただと思います。
今回参加してくださった漫画家さんは皆、“生活に余裕がない”かたがたではないんですが、そこは一発目だし、人気のある人にお声掛けしたので。
とにかく、漫画家の絵を売るルートを、海外でも日本でも、もっと広げたいんですよ。
しかし、1年以上前から企画を進めてきた「漫画家の絵=現代の浮世絵」という展覧会のテーマが、ほぼそのまんま番組で言われていたのには、ちょっと驚いたなあ。
今回参加してくださった漫画家さんは皆、“生活に余裕がない”かたがたではないんですが、そこは一発目だし、人気のある人にお声掛けしたので。
とにかく、漫画家の絵を売るルートを、海外でも日本でも、もっと広げたいんですよ。
しかし、1年以上前から企画を進めてきた「漫画家の絵=現代の浮世絵」という展覧会のテーマが、ほぼそのまんま番組で言われていたのには、ちょっと驚いたなあ。
番組内では、原画を海外に売るのをあまり良くないことのように扱っていたが、今の生活を成り立たせるために売りたい、と思っている漫画家もいる、と自分は思っています。
日本の美術館に寄贈しても、お金にならないのです。
原画を販売できれば、決して余裕のある暮らしをしているわけではない漫画家さんにとっては、大きな助けになるので。
あと、現在の漫画は90%がデジタル原画で、紙の原稿というのは、ほぼ消えゆくものだ、ということも重要な点だと思います。
番組内では、原画を海外に売るのをあまり良くないことのように扱っていたが、今の生活を成り立たせるために売りたい、と思っている漫画家もいる、と自分は思っています。
日本の美術館に寄贈しても、お金にならないのです。
原画を販売できれば、決して余裕のある暮らしをしているわけではない漫画家さんにとっては、大きな助けになるので。
あと、現在の漫画は90%がデジタル原画で、紙の原稿というのは、ほぼ消えゆくものだ、ということも重要な点だと思います。
名は秘すが、とある歴史的に重要な漫画家(と、その親族)から、ご本人が重い病で治療費が必要なので、本を出してくれないか、と出版社の編集時代に乞われたことがある。
今は人気があるかたではなかったので部数を刷れず、印税は数十万程度にしかできなかったが、少しでも助けになれば、と刊行した。
その後、その漫画家がフランスでとても人気が高いことと、フランスでは原画を扱うマーケットがあることを知った。
名は秘すが、とある歴史的に重要な漫画家(と、その親族)から、ご本人が重い病で治療費が必要なので、本を出してくれないか、と出版社の編集時代に乞われたことがある。
今は人気があるかたではなかったので部数を刷れず、印税は数十万程度にしかできなかったが、少しでも助けになれば、と刊行した。
その後、その漫画家がフランスでとても人気が高いことと、フランスでは原画を扱うマーケットがあることを知った。
今の海外の漫画原画やアニメのセル画への“熱狂”は、自分は予測していたことではあるが、やはり驚くほど熱い。
番組内容はほぼ既知だったが、ここ数年で起きている展開については勉強になった。
ルクレール、取材受けたんだ。
番組内で触れられた丸尾末広さん始め、自分の知り合いも何人も彼に原画を売却している。
(ちなみに、氏の評判は、フランスの漫画出版界では、あんまり良くないです)
…が、番組名である「なぜ“原画”は海外へ」の、本質の“解”部分が欠落している。
それは、日本では原画を売るマーケットが整備されていないが、海外には(特にフランスには)ある、ということだ。
今の海外の漫画原画やアニメのセル画への“熱狂”は、自分は予測していたことではあるが、やはり驚くほど熱い。
番組内容はほぼ既知だったが、ここ数年で起きている展開については勉強になった。
ルクレール、取材受けたんだ。
番組内で触れられた丸尾末広さん始め、自分の知り合いも何人も彼に原画を売却している。
(ちなみに、氏の評判は、フランスの漫画出版界では、あんまり良くないです)
…が、番組名である「なぜ“原画”は海外へ」の、本質の“解”部分が欠落している。
それは、日本では原画を売るマーケットが整備されていないが、海外には(特にフランスには)ある、ということだ。