映画『8番出口』の主人公は意思も体も弱くてマッチョからは程遠いな。『国宝』の主人公もマッチョという感じではなかった。
『トップガン』のマーヴェリックは終盤思い悩むけど悩んでてもマッチョ。あまり湿気を感じないカラッとした悩み方

8章、エリートが自由主義的で小難しい説教をするようになって一般人がついていけなくなり、霊的な救済とか高揚感に応えた集団が台頭していくのはなんだか現代でも聞いたことのある話だ。
というか歴史が韻を踏むのならば再びリバイバルが起こってもおかしくないよな

アメリカ合衆国発展の源泉にして傲慢さのもう片輪、社会進化論が第7章ででてきた

第6章、マニフェスト・デスティニーとかいう現代に連なる傲慢な思想が登場した

日本人移民よりも早く進出した中国人移民が寺院を建てているのにも触れられているんだけど、「何の」寺院なのかが分からない

日本人移民が持ち込んだ仏教にも触れられていたのが意外。日本人排斥が進む中でキリスト教的な儀礼を取り入れることでアメリカ文化に馴染もうとする浄土真宗本願寺派とか