「…犬ちゃうわ」 「え、」 熱に浮かされた私を止めたのは、とこ先輩が喘ぎ声を堪えながら絞り出した、そんな言葉だった。 それはまるで、条件反射。とこ先輩の熱い場所に触れていた指が勝手にぴたりと止まった。 初めて使われたセーフワードに、上がりきっていた熱がさぁっと冷めていくのが分かっ...

「とこ先輩、Hug」 「ん」 「Good Girlーよくできましたー」 「ぇん」 とこ先輩とプレイをする関係になってから、3ヶ月が経っていた。 おかげで、とこ先輩はどうかは分からないけど、少なくとも私は抑制剤を飲むことがなくなった。定期検診で主治医の先生に抑制剤がいらなくなったこ...