柚木
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柚木
@insheath70.bsky.social
ヲタの為のアカウントです。成人済(昭和生まれ)無言フォローごめんなさい。主に夢小説書いてます。その時書いてる話もポロポロ話したりしてます。腐も夢も一切地雷無し。何でも美味しく頂きます!
アイコンは #ピツメーカー で作りました!
紅茶が好きです。でもアールグレイは飲めない。アッサム、ルフナが好きです。
「あぁ、おれの母様と同じ顔だ…フッフッフ、懐かしい顔だ」
 ドフラミンゴがそう言って私の顔を片手で掴んで固定してジッと見下ろしてくる。サングラスの奥の瞳が細められ、その瞳に色んな感情が混じっていて得体が知れなくて背筋が冷たく冷えていく。
「やぁぁっっ!!(母さんを離せよ!!)」
「わっ、暴れないでエース!」
 腕の中でギャン泣きし始めたエースがエビ反りで暴れ始めバランスを崩しそうになり慌てて抱きかかえ直すとドフラミンゴは私の顔を掴んでいた手を離して面白そうにエースを見た。
February 26, 2025 at 3:54 AM
 だってお城にいたら絶対ルフィ達のドタバタに巻き込まれるし一般人の私なんてぺちゃんこにされちゃう。
「そう遠慮するな…可愛い姪だからな」
「「姪!?」」
 私とベビー5の声が被る。誰が誰の姪だって!? まさか私か!?
「フッフッフ! あぁ、ルネシーア、お前の事だ」
 驚きすぎて自分を指差すとドフラミンゴは楽し気に笑って頷いた。待って欲しい。まさか母さんから聞いた父親が海兵って話は、もしかしてもしかしなくても…ロシナンテが父親ってこと?
「若様…それじゃあ、ルネシーアはコラソンの?」
「あぁ、アイツの子供だろうな…その髪色にその顔立ち間違い無いだろう」
「え、顔?」
February 26, 2025 at 3:54 AM
「初めまして、だな。ドンキホーテ・ドフラミンゴだ」
「あ、はじめまして…ルネシーアといいます」
 ペコリと頭を下げると大きな手で顎を掬う様に掴まれ顔を上げさせられる。うわ、本当に手が大きい、これ私の頭なんてプチッと潰されるんじゃないかな。
「…見れば見るほど似てるな」
「似てる…?」
「フッフッフ…まあ気にするな。しばらくこの国に滞在するなら城に一室用意しよう」
「え、いや、それは…申し訳ないです」
「やっ!!(絶対嫌だ!!)」
 私の腕の中でエースがギャンッと叫ぶ。うん、嫌がってることはとても分かるよ。私も嫌だよ。
February 26, 2025 at 3:53 AM
「…………」

 目の前に立つ、とんでもなく身長が高い人を見上げる。巨人かな。3メートル級の巨人だよ、これはもう。腕に抱いたエースはまるで猫の様に毛を逆立てて威嚇するようにジーッとその人を見上げているので私は宥める様にポンポンとエースの背中を撫で続ける。
 その人はドレスローザの現国王である、ドンキホーテ・ドフラミンゴで、特徴的なサングラスの奥にある目が見開かれ私を凝視している。今すぐ帰りたいんですが。
「若様…?」
 私とエースを連れてきたベビー5がソッと声を掛けると目の前のその人はようやく動き出した。
「…フッフッフ…そうか、成程な」
 何が成程なんだろうか、怖くて聞けないんですが。
February 26, 2025 at 3:51 AM
「えぇ、ごめんねェ。それで…この草って何なの?」
「千樹草! 貴重な薬草なんだよ!」
 コイツのせいで千樹草が枯れたりしたら許さないけど!?
 そう思いながらギロリと睨み付けると男は困った様に頬を掻きながら横穴から身体を出してそれでも心配そうに俺を見た。
「ホントに一人で大丈夫?」
「もー、大丈夫だから! 早く出てって!」
「分かった分かった、それでもおじさん心配だから外で待ってるから」
「えー…別に心配しなくていいよ、何度も取りに来てるし」
 そう言うが男はポリポリと頬を掻いて外に出ていった。あの様子だと本当に待ってそうだなと思い、溜息を吐いて今回の分だけの千樹草を採取した。
February 17, 2025 at 12:27 PM
「こんな所で危なくなぁい?」
「いや、だからアンタ誰だよ!?」
 やけにノンビリと声を掛けられギャンッと叫ぶとその人は「ただの通りすがりだよ」と言った。こんな断崖絶壁に通りすがりの人間が居るわけ無いだろと半眼になると男の人はポリポリと頬を掻いて言った。
「いやぁ、下から君が見えてね…危ないなって様子を見に来た通りすがりだよ」
「どんな通りすがりだよ、大体アンタどうやって立ってるんだよ、道幅的にアンタみたいな図体は来れるわけないんだけど?」
「あぁ、足場は氷で作ってる…ヒエヒエの実の能力でねェ」
「悪魔の実…待って、じゃあ寒いのってアンタのせいな訳だね!? 止めてよ千樹草が枯れちゃうじゃん!!」
February 7, 2025 at 12:46 PM
俺は断崖絶壁の先にある横穴に潜り込むとそこに生えている千樹草を見てニンマリ笑う。まさかここでも千樹草があるなんて嬉しい誤算だ。
「まっ、採りきっちゃたら、おしまいだから少しずつね」
 そう小さく呟いて丁度いい大きさの株の周囲の土をソッと掘って根っこを傷つけないように持ってきた布の袋に入れると、外から冷たい風が吹き込んできた。
「うわ、さっむ…!」
「ねえ、そこで何してるの?」
「わぁぁっ!? だ、誰!?」
 吹き込んできた冷たい風に首を竦めていると急に人の声が聞こえて来て飛び上がる。慌てて振り返るとそこには随分と身長が高い男の人が懸命に身体を小さくして横穴を覗き込んでいた。
February 7, 2025 at 12:41 PM
上記の最新話のユン君の過去話の続き。
本編に入れ込んだら脱線しまくるので、ここに繋げていこうかなと。青空さん長めに書けるの嬉しいねー

  ◇

 いつもの様にチャリで海を凍らせながらキコキコと移動していると島が見えてきた。ちょっと小腹も空いたことだし何か食べていこうとチャリを島に向けて漕ぎだして、島の北側の断崖絶壁を何となく視界に入れていると、断崖絶壁の崖途中を動く小さな影が見えた。
「うぅん…?」
 ちょこちょこと動く姿に目を凝らしてギョッとする。断崖絶壁の中腹を進むのはどう見ても幼い子供だったからだ。その子供は断崖絶壁最中をちょこちょこと進み、崖先にあるポカリと開いた横穴に姿を消した。
February 7, 2025 at 12:40 PM