「何時に行くの」
「もう出れるよ?せっかくならでけーペットショップあるとこ行こう!車あるし」
「らぶらどーるれとりばーがいるとこがいい」
「お、でかい犬が好きなんだ。俺と一緒~」
俺たちのアパートから少し距離のあるところに停めた車に乗り込むと、その日は県内のちょっと大きな商業施設に連れて行ってくれた。ペットショップでは犬も触れたし、ゲームセンターで動物のキーホルダーが出るガチャガチャをたくさんやらせてくれた。
「何時に行くの」
「もう出れるよ?せっかくならでけーペットショップあるとこ行こう!車あるし」
「らぶらどーるれとりばーがいるとこがいい」
「お、でかい犬が好きなんだ。俺と一緒~」
俺たちのアパートから少し距離のあるところに停めた車に乗り込むと、その日は県内のちょっと大きな商業施設に連れて行ってくれた。ペットショップでは犬も触れたし、ゲームセンターで動物のキーホルダーが出るガチャガチャをたくさんやらせてくれた。
「犬、見たい」
「んえ?」
「ペットショップ、行ったことないから」
実はちょっと前から、ずっと行ってみたかった。スーパーまでの道でたまに見かけることはあっても、入ったことがなかった。どうぶつ図鑑でお気に入りのページは犬特集だった。何度もページを読み返したけど、生きている犬に触ったことはない。
驚いたかな、とか考えていると、玄関からハハッと笑い声がする。
「なるほどな!フシグロ、犬好きだもんな。わんこ見に行こっか!」
「べ、別に好きじゃない!」
「え~、でも図鑑のわんちゃんのページ、何回も読んでたの俺知ってるよ?」
「見間違えだ」
「犬、見たい」
「んえ?」
「ペットショップ、行ったことないから」
実はちょっと前から、ずっと行ってみたかった。スーパーまでの道でたまに見かけることはあっても、入ったことがなかった。どうぶつ図鑑でお気に入りのページは犬特集だった。何度もページを読み返したけど、生きている犬に触ったことはない。
驚いたかな、とか考えていると、玄関からハハッと笑い声がする。
「なるほどな!フシグロ、犬好きだもんな。わんこ見に行こっか!」
「べ、別に好きじゃない!」
「え~、でも図鑑のわんちゃんのページ、何回も読んでたの俺知ってるよ?」
「見間違えだ」
ただ、週に一回様子を見にきてくれるイタドリという男は普通に好きだ。性格がいいし、俺たちに優しくしてくれる。
今日、姉は友達の家に遊びに行っているらしい。学校から帰って、本を読みながら時間を潰していると虎杖がやってきた。そうか、今日はイタドリがやってくる日だ。
「お邪魔しまーす。あれ、姉ちゃんは?」
「友達んち。泊まり」
「あれー、そうなん。俺も時間あるからでっかいスーパー行こって言おうとしてた」
「…」
ただ、週に一回様子を見にきてくれるイタドリという男は普通に好きだ。性格がいいし、俺たちに優しくしてくれる。
今日、姉は友達の家に遊びに行っているらしい。学校から帰って、本を読みながら時間を潰していると虎杖がやってきた。そうか、今日はイタドリがやってくる日だ。
「お邪魔しまーす。あれ、姉ちゃんは?」
「友達んち。泊まり」
「あれー、そうなん。俺も時間あるからでっかいスーパー行こって言おうとしてた」
「…」
強引に蹴飛ばされた扉から出てきたのは、黒いスーツの男たち。
スーツの男たちを掻き分けて出てきた丸いサングラスをした男が俺の名を呼んだ。
「フシグロ メグミくんだよね」
強引に蹴飛ばされた扉から出てきたのは、黒いスーツの男たち。
スーツの男たちを掻き分けて出てきた丸いサングラスをした男が俺の名を呼んだ。
「フシグロ メグミくんだよね」