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すぐに忘れてしまうから。

『敵』 2025.1.16 ミリオン座

敵とは何のことなのか、何と戦うのか。
身体の衰えと、心の奥底にある根源的な恐怖、不安、それらの心理の広がりとも思えるような虚実不明の世界で様々な人物たちと対話する主人公。
健診に行かなかったり、講演料は一律10万円と決めて値下げしなかったり、自分の意思で主体的に現実との折り合いをつけている風でいるが、端的に言えば自分の見たくないものを見ない選択をしているだけである。
主人公の女性に対する接し方は冒頭からいろいろと痛々しい。
最終盤、非現実の世界で元教え子が放った言葉と眼差しは、主人公およびこの社会の男性性のようなものを一矢で貫く鋭さと力強さがあった。
January 19, 2025 at 1:22 PM
しばらくブルースカイに来てなかったけど、やっぱりここはまだ旧Twitterより平和。気づいたら今年が終わりそうだから、また映画の鑑賞記録をつけていく。つもり。
・侍タイムスリッパー
・ホールドオーバーズ
・エイリアンロムルス
・黒い家(森田芳光70祭)
・デューン2
・夜明けのすべて
・水深ゼロメートルから(徳島市立高校演劇部版)
・アメリカンフィクション
November 9, 2024 at 4:55 AM
仲良かった人が退職するとか衆院選とか大統領選とか旧Twitterとか、諸々がキツいなーと落ち込んでいたら熱が出た。関節痛、頭痛、倦怠感。先月も風邪をひいたばかりなのに。労働と体調不良の狭間でなんとかポッドキャストやYouTubeを聴いて尊厳を見失わないように保っている。
November 9, 2024 at 4:38 AM
三月某日 Amazonプライム
『TAR ター』
ハラスメントをする側の世界の見え方、感じ方を目の当たりにした感覚。中盤にあった母親との短いやりとりから、ター自身の抱える問題の種類、根源がうっすらと推察できて、ハラスメントは何も無いところから突如生まれるものではなく、輪廻のような、伝染のような性質があるように思った。
ラストシーンの解釈、物語冒頭では団員や観客の視線を集める中心に居た彼女が、自身の行いゆえに地位や名誉、居場所を失い、逃げ延びた先でなんとか指揮者の仕事を得るも、皮肉なことに「誰もターを見る人は居なくなった。」ということだと受け取った。舞台の上という孤独。
March 20, 2024 at 7:48 AM
三月某日 Amazonプライム
『デューン 砂の惑星 PART1』
PART2の評判があまりにも良すぎるのと、来年のアトロク米国アカデミー賞予想をさらに楽しみたく、PART2公開前に急いで鑑賞。
やはり配信だと音響や視覚効果の良さはイマイチだったけど、物語の分かりやすさが作品世界への没入のしやすさに繋がっていた。
最近個人的に世界史を勉強し直しているので、砂の惑星をめぐる人々の思惑が分かるにつれ、人類の性(さが)を直視しているような感覚に。
主人公がシャラメであることも、作品全体の説得力を増し増しにしていた。
PART1は起承転結の起だけと聞き覚悟はしていたが、起だけで十分楽しめたのはすごい。
March 14, 2024 at 12:28 PM
二月某日 Amazonプライム
『ケイコ 目を澄ませて』
今さらながら鑑賞。夜明けのすべての評判がとても良いのでまずはこれを観ておくかという流れ。
劇版が無く、ほぼ生活音だけしか聞こえないのが心地よかった。ケイコの聞こえない世界により近い世界に来ているというか。
人と人との繋がりの繊細さと、確かさ。目に見えない些細な機微をこうして真摯に描かれると、ああそうだった、そうだよね、と気付かされる。
ラスト、戦った相手選手から挨拶されるシーン、リングの外でもまたお互いを認知し、リスペクトしあって生きていくんだなと。優しくて誠実な一本だった。
March 14, 2024 at 8:02 AM
二月某日 Amazon プライム
『ソルトバーン』
アトロクで宇多丸さんがエメラルド・フェネルの新作がしれっと配信してされててどういうこと?と言っていたのが気になり、どんな監督なんだろうと安易に観てしまった。
世の中たくさんの「ヤバい」映画があると思うけど、これは本当に気色の悪いシーンがふんだんに盛り込まれている。
いろいろと腐っている人間関係の「あや」みたいなものが織り重なってたどり着くラストは結局ひとりぼっちなのだなあと。
でもあのダンスからは寂しさ、悲壮感は感じられなくて、むしろ達成感とか喜びに近い印象を受けたけどそこがまた気色悪いという…。しかし誰が間違ってて誰がまともだったんだろう。
March 14, 2024 at 7:44 AM
一月某日 ミッドランドスクエアシネマ
『枯れ葉』
幅広い層で評判が良いイメージと、ロングランで気になっていた。
女性同士のシスターフッド感に少しだけ励まされ、劇中のライブ演奏も良かったし、ワンちゃんにはリアルに癒されてそこはナイスだったけど、個人的にどうしても、仕事できない(あるいは何かしらの依存症を抱える)人間が登場するともう、どうにもイライラしてしまってダメ、となってしまう。
ウクライナのくだりもメッセージとしては大切だけど、今回の物語や登場人物たちとは距離があって、バラバラに入ってくる情報という印象になってしまい、物語に集中できなかったことが歯に挟まっているような。自分には合わなかった。
March 14, 2024 at 7:19 AM
一月某日 ミリオン座&ミッドランドスクエアシネマ
『カラオケ行こ!』
こんプロラジオで小出さんが「今年の邦画はこれを基準に観ていこうと思った」と褒めていたのですぐ観に行った。本当にその通りだと思った。
まず原作を読まずに観て、その後原作を読み、さらにもう一度観に行った。
X JAPANの「紅」で涙を流す日が来るとは思わなかった。曲解説のくだりで歌詞が関西弁バージョンだったからこそ登場人物たちとの親和性が高まって、ラストの歌唱シーンがよりエモーショナルになって届いた。
もう巻き戻せないビデオテープ、変声期、大人と未成年、変わりゆく街、映画だからこその表現で原作を十二分に展開していて見事。
March 14, 2024 at 7:05 AM
一月某日 ミリオン座
『PERFECT DAYS』

主人公の男は元々持っていたあらゆるものを捨て、あるいは離れ、生活を送っている。
毎日そこにあって、見ているような見ていないような、考えているような、考えていないような「日常」と向き合った人間が大切にする、日々の労働、いつもの街、人、音楽、食事、読書、植物、木漏れ日に向ける眼差しの優しさと充足感が、鑑賞後の気持ちに直結するようだった。
男の家族との関わり、恋敵とのやりとりもどこか滑稽で、それでいて嘘がなく、みんなどこかで繋がりあいたい人同士なのかな、とか。
観る前は分からなかったけど、音楽、音響映画でもあったから劇場で観て正解だった一本。
March 14, 2024 at 6:43 AM
何年もアトロクを聴いていて、年末に映画の年間ベストを決めるのに憧れていたから、今年はチャレンジしてみようと思う。
まずは私自身が観た映画を忘れないようにここにメモする。
ブルースカイは静かで暗い深海みたいで、誰にも邪魔されない気がする。
March 14, 2024 at 6:21 AM
頭痛薬を飲んでもおさまらないタイプの頭痛に苦しんだ一日。
自分でもびっくりするくらいのミスをし、指摘された場で謝り、昼休憩に再び自分から謝りに行った。
帰宅して、ソファで横になりながら、自分から謝りに行ける人間になったんだなあと誰目線か分からない感慨に浸っている。
March 7, 2024 at 10:22 AM
たばこは吸わないけど、たばこを吸いたい気分になることはあって、まあお菓子食べてごまかすけど、誤魔化しきれない何かが日々、少しずつ積もっているような感覚がある
March 6, 2024 at 11:20 AM
もし会社を辞める日が来たら、お昼休みにお菓子を配って挨拶まわりなんてせずに、本当に好きな同僚や先輩や後輩と食堂でピザパーティーしたいし、お局の目も気にせずラメやパールやスパンコールの綺麗な服を着て行きたい。
February 21, 2024 at 1:59 PM
ぴよぴーよ速報の世界史が面白い。
今まで点でしかなかったものに順番ができて、それを線で繋いでいくと形になる。
戦争がいつも「ボコす」で始まるのがとてもスマートな言い方で、妙に納得してしまう。
February 20, 2024 at 2:23 PM
心を凪に、夢は広漠と。
February 16, 2024 at 2:46 PM
やたらと体調を不良にする上司の元でせっせと働くわたくしに幸あれ。
February 16, 2024 at 3:09 AM
庭の草むしりをした。むしった時に葉っぱだけちぎれてしまっても、スコップで執拗に根を掘り起こし、根っこから引き抜いた。とにかく掘った。徹底的に。私はそういう人間。
February 12, 2024 at 9:30 AM
最近あの子元気かな…と思う時に使う脳回路と、冷蔵庫にある6日前に買ったきゅうりまだ大丈夫かな…と思う脳回路は、きっと、同じ。
February 10, 2024 at 2:17 PM