タランティーノ作品のサミュエル・L・ジャクソン観てると、マーベルのフューリーをちがう角度で観たくなる。

はじめてのタランティーノを令和に観れるのは、幸せなことやと思う。

スコセッシばっか観たあとの「ジャッキーブラフマン」のデニーロがかっこよすぎる。

YouTubeを観てるとあちこちでシネマティック、シネマティックとは言われてるのに、実際の自主制作シネマ作品がぜんぜんないのはなんでやろう。もっとあってもいいのに。

無作為に素材となるサンプルをたくさん作って、それらを再構築するようにコラージュｓていく。自分で作った音たちを客観視できる程度に時間を空けることは、いいジャッジをするうえで重要。そのために無作為に貯蓄する時間を作る。

作曲のしかた、あれこれ試し中。２、３ヶ月間サンプラーでアンビエントばっかやってたんで、その反動でもっとフィジカル色強めのものがやりたくなり、ベースを弾いたりギターを弾いたり、パッドをポコポコ叩いて音を出してみる。けっきょくベースを弾くことだけが生き残る。

そのほうがキャッチーでいいよね、みたいなことはあんまり気にしてなくて、ただただええやんええやんの繰り返し作業が音楽のジャンルごと転換させることになっている。そしてまたどうせ数カ月間で飽きるし、またちがう作り方に興味が湧く。それの繰り返し。

たのしい。

眠い。

集合知の欠片でいることを許容してたい。ファクトかどうかは、人によってちがっていい。科学的根拠の提示、要求。俺達はいつから研究者になったんや。くだらない仮説と仮説でおいしいお酒を飲めばいい。もちろんお茶でもいい。答えは出さないほうがおもしろい場合は往々にしてある。

だから自分が何を好きでいるのかをちゃんとわかっていいんじゃないかな。ランドマークになんかならんけど、自分の小屋くらいは建てられるやろ、自分で。

共感や共鳴は自然発生するものであって、いちいち引き寄せようとするもんじゃない。同調圧力みたいなものの大半は、たぶん各々が心のなかで勝手に生み出してるだけなんちゃうかな。それも「自分がまんなかにいることがすばらしい」という、ちょっと歪んだインターネット観からきてるように思う。集まろうとししなくていい。集まるときは勝手に集まるから。ただそそこでポツポツ好きなことを好きなようにやっていればいい。

バズバスしちゃうのはあんまり好きじゃない。個人以外の力が大きめに働くと、広がったはずの世界のあちこちにランドマークを建てるような、いや、それ現実やん！ってことにまってまうわけや。

別にそこから脱したいわけでもなくて、そもそもそういうことがしたかったわけじゃなかったよな？の自己確認的な意味を持っておく。もっとカオスでええやん、と思いながら、しみじみと。カオスを構成する要素がテキストであるということは、もうそれだけで十分おもしろい気がする。

かと言ってもう知らない誰かと繋がりたい！世界はインタネットでもっと大きくなるぜ！みたいなこともない。でも飲み屋でたまたま隣り合わせた人としゃべってみるくらいのそういう世界の拡張はあったらおもしろいなあと思ったりもする。逆に、現存のSNSにそういう空気はほとんど感じられないから、ここはもしかすると最後の砦やったりするんかもしれん。手狭に飛んでみるような気分で。

このSNSはおもしろいんやろかって、新しいやつはじめるたびに思ってる気がするけど、Twitterはじめたころはみんなもうちょっと能動的にやってような気がするどうやったらおもろなりやろこれ、みたいな。Twitter自体もサービスサービスしてなかったし。

誰をフォローしていいのかもわからん感じ、初期Twitterのようで、なんとなくなつかしい。なつかしいなう。