一夜文庫
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一夜文庫
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寝る前に本を読むのが好きな本&本屋好き。祖師ヶ谷大蔵BOOKSHOP TRAVELLERで棚を借りたり一箱古本市に出たり。告知&読書記録&散歩記録。本と夜と日常。noteはhttps://note.com/ichiya_bunko
(投稿内容は大体Xと同じ)
https://x.com/ichiya_bunko?t=CSbAB1h2f2SWFcV5U-694Q&s=09
石井ゆかり+射手座研究会『射手座大百科』(すみれ書房)読む。わはは面白い!

私は射手座なのですが、旅が好き本が好き世界の車窓からが好き灯台が好き気分屋お菓子をヤケ食いするなどなど、そうそう射手座ってそうなんです。射手座さんにはあるあるかも。身近に射手座さんがいる方は取説になりそう。
November 24, 2025 at 1:27 AM
チャオというキャンディの復刻版が売られていてパッケージがかわいくて買ってみました。SINSE1964ってさすがに私の生まれるはるか前だわ。

透明なシンプル飴の中にチョコレートクリームが入っている。発売当時はかなりオシャレだったのではなかろうか。チョコ部分が美味しくてガリガリかじってしまう。定番になればいいのに。
November 23, 2025 at 12:11 PM
これはどうしても本屋さんで買いたいと思っていた大福書林さんの『いいビル 千日前 味園ビル』BMC・著/西岡潔・写真

先日行った古書ほうろうさんでついに買えました!味園ビル外観も内装もキャバレーも宴会場もホテルも大浴場もスナック街も素敵!看板のフォントもいいし、そのフォントを目次や見出しに使っているこの本のデザインも素敵すぎます!

ビルの変遷や働いていた方へのインタビューもあって、今はもうない味園ビルの貴重な記録になっています。私は味園ビルの存在をなくなってからやっと認識したので、あるうちに行きたかったな……とも思うけれど、この本で味園ビルの姿を堪能できるのがとても嬉しくありがたいです!
November 20, 2025 at 2:58 PM
100均でタコ焼き柄のあったか靴下を買いましたよ。タコのブツ切りの柄も入っているのがよい。
November 19, 2025 at 1:54 AM
ダニー・ネフセタイ『どうして戦争しちゃいけないの?』(あけび書房)を読み始めました。読みやすい!イスラエル/パレスチナ問題について、両者の立場を示しながら簡潔にまとめています。読んでいて辛くならずに基本的なことが分かる。現地のいろいろな立場の人のことを知ることができます。
November 17, 2025 at 12:45 AM
ユベール原作/ザンジム作画のバンド・デシネ『男の皮の物語』(サウザンブックス社)面白かった!

童話のような美しい表紙ですが完全に大人向け。初夜の描写とかある。女性がモノ扱いされてたルネッサンス期のイタリアで自分らしく生きようとした異端児達のお話。胸キュンかつスッキリかつ少し切ない。

フェミニズムやLGBTQをさらっと描いてもいるのですが、それより何よりストーリーが面白いので全然お説教感がないというか、お説教キライなアウトローの物語です。一方で「知ること、変化することが怖い」と考える人々の姿も描かれている。勢いでイッキ読みした後で色々考えるのもまた良い。
November 16, 2025 at 1:16 AM
こないだデイリーヤマザキの空飛ぶドーナツっていうのを食べたのですが、めちゃ美味しかったです!今度ひとりで三つくらい食いたい。
November 14, 2025 at 11:56 AM
祖師ヶ谷大蔵BOOKSHOP TRAVELLERの棚変えをしてきました!常設のオススメ新刊本と自分のZINEに加え、新たに「冬の夜には中原中也」と題して中原中也の詩集を並べました!中原中也は四季を美しく描いた詩人でもあると思います。春も夏も秋にも良い詩がありますが、この棚は「冬の夜」のイメージで。カバーがかかっているのは角川文庫の『汚れつちまつた悲しみに……』です。表紙が文豪ストレイドッグスなので文ストを知らない方にも手に取って頂きたく。

恐れ多いですが自分の中也の詩の感想文らしきものもあります。こちらはご自由にお持ちください。表紙の絵はシールを貼ってあるだけで中身は全部いっしょです。
November 14, 2025 at 12:52 AM
11/9(日)のみちくさ市では、中原中也の詩集(古本・数冊)と、中也の詩『月夜のボタン』にちなんでボタンと、私の『月夜のボタン』や中也への暑苦しい想いを綴った折り本を並べます。

加えていつものように夜にゆったり読みたい本もいろいろ持っていきます。よろしくお願いいたします!
November 7, 2025 at 1:40 AM
月がきれいに撮れました。
November 6, 2025 at 3:37 PM
今日はいちかわのほほん古本市でした。こんな感じで出店していました。楽しかったです!
November 2, 2025 at 2:33 PM
吉田篤弘『十字路の探偵』(春陽堂書店)を読んだ。いつの話とは書かれていないのですが、どことなく懐かしい雰囲気。放課後の図書館で読んだ探偵モノみたい。「もう、誰ひとり死なせない」と宣言してしまった探偵が事件が起こる前に謎を解きます。殺人が起こらないので静かで淡々としている。最後に「希望」があるところがよかった。
October 28, 2025 at 1:22 AM
【2025年11月の出店予定】
11/2(日)いちかわのほほん古本市
(市川市中央図書館にて)
11/9(日)雑司ヶ谷鬼子母神通りみちくさ市

東京・祖師ヶ谷大蔵 BOOKSHOP TRAVELLERと大阪・千林商店街 希望をつむぐ本屋さんの間借り棚にもオススメ本がたくさんあります!よろしくお願いいたします!
October 27, 2025 at 2:15 AM
戌井昭人『おにたろかっぱ』(中央公論新社)を読んだ。

この小説はガチで子にミルクを飲ませオムツを換えていたおじさんでないと書けないでしょう。そして三歳児と愉快な父ちゃんの話でありながら、独身子なしダメおばさんの私が読んでも肩身の狭い思いをすることなく、リアルなお子の面白さを楽しめる。

父ちゃんは元々父親になる気はなかったけど縁あって結婚し父になり、仕事がヒマでガッツリ育児をし、自分のおっちょこちょいや父親としてダメな部分を自覚しているわけですが、このダメな部分を自分でちゃんと分かっている。けどなかなかしっかりできなくて後で反省したりしている。
October 26, 2025 at 2:02 AM
積んでいたコウメ太夫の論集『絶叫』をようやく少し読めたのですが、読めば読むほどコウメ太夫とはそして芸術とは人間とは世界とは何かが分からなくなっていきます……。私には全然何言ってるのか分からない(がんばれば分かるのかもしれないけど、がんばりたくない)がすんごい奇書であることは断言できます。これコウメ太夫御本人は読んだらどう思うんだろ。

今こう……笑点で楽太郎師匠が難しい話をしたあとのこん平師匠の感じですよ。「あたしにゃあ難しいことは分かりませんけどね……」
October 18, 2025 at 12:27 PM
すっかり遅くなりましたが、千石ブックメルカード出店していました!今年も楽しかったです!九龍城砦祭りしました!
October 12, 2025 at 10:38 AM
本棚に差していた素敵な写真集をカバンに入れてきました。『喫茶店の水』qp(左右社)
喫茶店の水だけを写真に撮り続けている。水だけでも個性があってなんとも味わいがあります。撮影にまつわるお話もしみじみする。
October 10, 2025 at 4:53 AM
変な小説が読みたくなって戌井昭人『さのよいよい』(新潮社)を読む。祖母が痴呆症になるのだけど、この著者が描く老人には全然悲壮感がなくてパワフルであっけらかんとしている。祖母や家族は盆踊りの夜に火事で焼けた寺からもらったお札を気にしていて、妖しい炎のイメージが漂う。迫力あるダメ感が面白い。
October 7, 2025 at 2:26 PM
休日。お外にでました。
いい空が撮れました。
October 2, 2025 at 10:47 AM
すっかり投稿を忘れていたのですが、昨日は横浜キノコ文庫一箱古本市でした!楽しかったです!
次回は11/22ですって!
September 28, 2025 at 12:48 AM
戸越八幡神社一箱古本市はじまりました!今日はこんな感じです!16時までです
September 20, 2025 at 3:16 AM
伊藤まさこ『おやつのない人生なんて』(筑摩書房)を読む。2012年刊なので今はもうない浅草のアンヂェラスが載っていたりして懐かしい。

日常のおやつ、特別な日のおやつ、国内外の旅先で味わったおやつなど美味しさいっぱいのエッセイ。庶民の味から特別な日のごほうびまで素敵なおやつと可愛い写真がよい。
September 18, 2025 at 4:50 AM
palmbooks刊の短編集『あなた』を読む。五人の作家があなたやきみや貴殿にあてて綴る物語。津村記久子/岡田利規/町田康/又吉直樹/大崎清夏という面々が斬新な短編を寄せています。

小さな可愛い本で気軽に読めますが、どの作品も全然違うベクトルでそれぞれ不思議な読み心地で印象に残る。

私は津村記久子の『六階を見習って』がいちばんよかったけど、どの作品も新しいものを読んだという感触があった。“あなた“をめぐる小説の短編集で町田康が“貴殿”にあてて書いているというのも相変わらずロックだなぁ。あとほぼどの作品も恋愛要素がなくて落ち着いた読み心地なのがよかった。
September 18, 2025 at 4:46 AM
王谷晶『ババヤガの夜』読んだ。暴力がヤバいとの評判でしたが、エンタメ的に誇張されているけれどこういう暴力に晒されることは形は違えど女性には経験あるんじゃないかな。女性だからというだけで自由に生きられない世界を蹴り飛ばすジェンダーの壁破壊エンタメだと思った。
September 16, 2025 at 3:33 PM
Philhp Arneill『TOKYO JAZZ JOINTS 消えゆく文学遺産 ジャズ喫茶を巡る』(青幻舎)をゆっくりながめました。北アイルランドの写真家が日本各地のジャズ喫茶を訪れ撮影した写真集。年月を経て音を鳴らし営業してきた店の風格に痺れる。巻末に添えられた著者が撮影した店を再訪する一文もいい。

この写真集はまずドイツで出版されて人気を博し、ついに日本語版が刊行されたとのことです。今ではジャズ喫茶文化は海外の方にも知られているそう。広く認知されるようになった一方で、やはりいずれなくなってしまうかもしれない現状がある。そんなジャズ喫茶の姿が紙媒体で記録されてよかった。
September 12, 2025 at 12:42 AM