飯田一史ichishi iida
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ichiiida.bsky.social
飯田一史ichishi iida
@ichiiida.bsky.social
出版ジャーナリスト、ライター。
著書『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』『「若者の読書離れ」というウソ』『いま、子どもの本が売れる理由』『ウェブ小説30年史』ほか。寄稿媒体に現代ビジネス、Yahoo!ニュースエキスパート、新文化など。
JPIC読書アドバイザー養成講座講師、電流協アワード選考委員。インプレス総研『電子書籍ビジネス調査報告書』共著者。
MBTIはINFJ。趣味はサバ番鑑賞。ichiiida@gmail.com
2020年代の学校読書調査「今の学年になってから読んだ本」への登場回数をまとめると、小学4~6年男子の頻出タイトルは第1位が『科学漫画サバイバル』『学研まんがでよくわかる』『かいけつゾロリ』『ざんねんないきもの事典』各15回で第5位が『空想科学読本』13回。

11月23日のジュンク堂書店池袋店での木下通子さんとの対談イベント「本が苦手な10代にどう届ける? ―読む・書くの入り口をひらく」では2020年代および1960~2020オールタイムの小中高の上位20タイトルまでリスト化したものを配布します(オンライン、アーカイブ配信アリ)
ya-event2025.peatix.com
November 16, 2025 at 11:24 PM
1982年にコンビニ大量出店によって書店の雑誌売上が食われていると全国的に問題になったあと、書店団体は「書店の情報化を進めないといかん」となったのですが有隣堂が全店にFAX導入したのはまさに1983年なんですね(※今ではアナログの象徴みたいなFAXは当時先進機器だった)

イベント「横浜の本屋は何をしてきたのか、いま何をしているのか」@横浜ネイキッドロフト 8/26(火)夜 開催
www.loft-prj.co.jp/schedule/nak...
August 6, 2025 at 9:11 PM
中高大生に感想やレポートを書いてもらうと、何かと何かを比較して論じることが多い。が、「どこが違う」と言いたいのか具体的な比較の記述が少なかったり、「違うから何なのか」という示唆、主張がわからなかったりする。

『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
August 6, 2025 at 8:32 PM
文章を書くのが苦手な人は、作業を分解してひとつずつ順番にやりましょう。ネタだし→何が言いたいかを考える→文章の流れを決める→言い方(文体)を決める→書く

『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
July 31, 2025 at 11:24 PM
本日あたりから発売になる『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)、感想文や小論文等の個別の「型」を覚える前に、汎用的に考えるクセをつけてほしいことについて書いています。テンプレ頼みになりすぎて、それで対応できないパターン外しの課題が出ると途端に対応できない生徒が多いからです
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
July 29, 2025 at 11:22 PM
『作文ぎらいのための文章教室』見本が届きました
新書ではなく単行本です。書店では学参か児童書あるいは文章の書き方本コーナーでお探しください
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
July 27, 2025 at 10:54 PM
中高生の書く文章に具体性が欠けがちなのは、技術的な問題もあるけど、メンタルブロックも大きな理由。
大人が書いてほしいことと、10代が書くべきと思っているもののズレもある。

『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)7/30頃発売
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
July 20, 2025 at 9:11 PM
小中学生の作文だと「××だった」という出来事の羅列やあらすじ説明ばかりで、そこから何が言いたいのか/感じた/考えたのかというバランスが欠けていることがよくある。意見・主張と、なぜそう思ったかという理由・根拠はセットでメモするクセを付けた方がいい

『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)7/30頃発売
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July 19, 2025 at 11:02 PM
8/26(火)夜の横浜ネイキッドロフトでのイベント「横浜の本屋は何をしてきたのか、いま何をしているのか」に向けて新聞記事検索で横浜書店事情を調べ中だが神奈川新聞、独立系書店を中心に取材記事が充実している。太田有紀記者の連載「まちを耕す本屋さん」記録としても有益
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July 19, 2025 at 10:01 PM
小中高大生の文章を読むと、たいていボヤッとしている。「なんでそう思ったの?」「どういう感じだったの?」といった具体的な描写がほしいと思うときが多い。ひとつのエピソードからでも「そう考えた/感じた理由」になるポイントをくわしく書ければ、早く書き終わらせたい勢の「書くことない」「文字数が足りない」という悩みも減る。

『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)7/30頃発売
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
July 19, 2025 at 12:48 AM
小中高の教師に子どもの作文(感想、意見文など)の特徴を聞くと「何が言いたいかわからない」「『がんばっていきたいと思いました』みたいなとってつけた〆が多い」。これは書く前にも書きながらも「結局、何が言いたいのか」を考える行程をスキップしているから。

『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)7/30発売
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July 17, 2025 at 11:19 PM
8/26(火)夜の横浜ネイキッドロフトイベントに向けて、横浜の組合加盟書店の数字の推移を日書連の『全国書店名簿』各年を元にまとめてみたが減り方がエグい。もっとも、最近になるほど非加盟書店が多いから実態を把握しきれないけれど
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July 17, 2025 at 3:14 AM
図書館の人は何かあれば法令を確認する一方、(特に若い)書店関係者は出版業界に法律が与える影響への意識が薄いのが気になっていたので『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』の中でもややこしいけど重要な法律、お金の話を中心に講座やります。8月22日夜~、隔週・全3回
liondo.jp?page_id=4195
July 16, 2025 at 4:21 AM
作文がきらいな小中高生、よく「書くことが思いつかない」と言うけど、たいてい学校への提出物として収まりがいいワクありきで考えて自分の本音や発想をブロックしているから筆が止まっている。もうちょっと素直に書けば、とっとと書き終わらせたいという作文ぎらいの目標は達成しやすくなる。しかも読む側の大人も正直、子どもの無難な書きぶりをクソつまらないと思っている。

『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)7/30発売
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July 15, 2025 at 11:49 PM
作文やレポートを早く書き終わらせたい10代に伝えたいこと
「いきなり書きはじめるな」
文章を書くのが苦手な子は、けっこうな割合で準備なしに書きはじめる。そして詰まる。
面倒くさく思えても、下準備した方が早く終わる
『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)7/30発売
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July 14, 2025 at 10:48 PM
中高生にアンケート取ったら「良い文章」は「主張や伝えたいことがわかりやすい」ものだと思ってるのに、「良い文章を書くのに何が必要か」を聞くと「語彙」が圧倒的1位。理想とそこに到るための手段にズレがある。
『作文ぎらいのための文章教室』(星海社)に詳しく書いた
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
July 13, 2025 at 11:05 PM
三省堂が戦前に刊行していたPR誌「エコー」は表紙もしゃれていて中身はファッションや世相、文学。当時の三省堂は洋品・洋服・化粧品なども扱う「学生のデパート」だったから、見せ方が「本」「文章」に縛られていない

と同時に4代目社長・亀井寅雄は「三省堂を日本のMacmillanにする」と言っていた。1930年代のマクミランは『風と共に去りぬ』が英米で大ヒット中の出版社。
jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/9778
7/4夜に三省堂書店本店で『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』と三省堂の歴史を絡めたトークやります。アーカイブ配信あります
July 2, 2025 at 11:05 PM
三省堂はオイルショック後(1972年)の辞書値上げと店頭での新価格のシール貼り対応を求めたことで生協などから反発を食らって返品ラッシュ→倒産。タイミング悪く71年に辞書を書店の買切から委託に転換、初のTVCMを打って大量宣伝&送品しており、引っ込みがつかなかったと予想される。

日書連は当初値上げに賛成するも大学生協が反発すると手のひら返し。三省堂は裏切られた
jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/9778
7/4夜に三省堂書店本店で『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』と三省堂の歴史を絡めたトークやります。アーカイブ配信ありますので、迷ったらチケ購入を!
July 1, 2025 at 11:13 PM
三省堂は1930年に鎌倉由比ヶ浜に、1931年から多摩川、品川御台場、館山、木更津の海水浴場にサマーストアを出店し、ジャズバンドの演奏なども企画していた。残っている写真を見るだけで、しゃれてるのがわかる。戦前の三省堂はブランディング、イメージ戦略がうまい

jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/9778
7/4夜に三省堂書店本店で『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』と三省堂の歴史を絡めたトークやります。アーカイブ配信ありますので時間が合わない方、遠方の方もぜひ。
June 30, 2025 at 10:53 PM
朝の読書実践研究会「はるか」157号(2025年6月)に現代ビジネスにて寄稿した朝読の記事が紹介されています。取材の協力に引き続き、押木和子先生、ありがとうございます。
gendai.media/articles/-/1...
June 30, 2025 at 3:06 AM
三省堂は1905年に標本器具部を作っているんだけど当時の店の写真を見るとライオンの剥製とかあってガチすぎて草…こんなふうに採算度外視で辞典も作ったので1912年に経営破綻した
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7/4夜に三省堂書店本店で『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』と三省堂の歴史を絡めたトークやります。アーカイブ配信ありますので時間が合わない方、遠方の方もぜひ。
June 29, 2025 at 11:02 PM
1930年代の三省堂書店内食堂はモダンな雰囲気で学生を中心に常時満席。カレー、ラーメン、そして亀井寅雄社長自ら毎朝ブレンドしたコーヒーを提供。亀井寅雄、外遊経験もありスーツの着こなしも抜群だった

7/4夜に三省堂書店本店で『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』と三省堂の歴史を絡めたトークやります。アーカイブ配信ありますので時間が合わない方、遠方の方もぜひ。
jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/9778
相撲びいきで珈琲党と、経営者の趣味人ぶりと商売がむすびついていたのが戦前の三省堂書店。
June 25, 2025 at 11:32 PM
Scott Maとの共著論文"Japanese Web Novels: Media History, Platform, and Narrative"が掲載された"Mechademia"Volume 17, Number 2, Summer 2025,University of Minnesota Pressの冊子が届きました。論文自体はオープンアクセスで読めます。
muse.jhu.edu/issue/53482
June 24, 2025 at 3:41 AM
5月16日金10時から渋谷のラジオ『渋谷で読書会』に出演します。双子のライオン堂・竹田さんがホストの番組です。『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』きっかけでのオファーですが、事前のアンケートを見る限り思い出の本屋話とかもするっぽいです
May 15, 2025 at 6:20 AM
『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』関連講演やトークイベント用の資料を作っているのですが(気軽にご相談ください)、文字だらけでシリアス一辺倒だと聞き手も疲れるのでいらすとやとか使ってソフトにしたいなと思いつつ、実際に起こったことを表現するとふざけてるように見えるのでバランスがむずかしい。※いらすとやのせいではない
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
May 6, 2025 at 11:18 PM