蛇毒に耐性があり、かつ雑食で何でも食べるので、天主教の七つの大罪を動物で表した絵図では大食を表しているそう。
大黒天はインド神マハーカーラ(小槌で台所の鼠を誅戮するのが務め)です。後に平伏した鼠が眷属とされ、仏教に折り込まれる際にクベーラ神(仏として毘沙門天)と混ざり、武神と財宝神が逆転してしまった説が紹介されています。
これとは別に日本では、財を守ると考えられていた蛇の古巣に鼠が住むことがある為、財の守護者として結び付いたようです。これが地下への穴から鼠浄土信仰となって五穀豊穣に通じ、現在でも童話「おむすびコロリン」として残っているようですね。
蛇毒に耐性があり、かつ雑食で何でも食べるので、天主教の七つの大罪を動物で表した絵図では大食を表しているそう。
大黒天はインド神マハーカーラ(小槌で台所の鼠を誅戮するのが務め)です。後に平伏した鼠が眷属とされ、仏教に折り込まれる際にクベーラ神(仏として毘沙門天)と混ざり、武神と財宝神が逆転してしまった説が紹介されています。
これとは別に日本では、財を守ると考えられていた蛇の古巣に鼠が住むことがある為、財の守護者として結び付いたようです。これが地下への穴から鼠浄土信仰となって五穀豊穣に通じ、現在でも童話「おむすびコロリン」として残っているようですね。
人や他の動物の寿命はどのように決まったのか?
これはルーマニアの伝承にあるそうです。何種類か話はあるのですが、共通するのは「犬と猫の取決めの誓約書をどちらかのミスで鼠に食べられてしまった為に仲違いし、猫は鼠を追いかけ回すようになる」という事です。悪いのは鼠なのでは?
人の寿命は苦役なき30年と神様が告げましたが、他の動物には苦役がありました。長く苦しみたくないと神様に寿命を減らしてもらった分を人間が貰ったので30年以降の人生には苦しみが伴うようになったのだとか。
あと、桃太郎は日本昔話かと思っていたのですが、元の話は大陸から伝来のようです。意外な盲点でした。
人や他の動物の寿命はどのように決まったのか?
これはルーマニアの伝承にあるそうです。何種類か話はあるのですが、共通するのは「犬と猫の取決めの誓約書をどちらかのミスで鼠に食べられてしまった為に仲違いし、猫は鼠を追いかけ回すようになる」という事です。悪いのは鼠なのでは?
人の寿命は苦役なき30年と神様が告げましたが、他の動物には苦役がありました。長く苦しみたくないと神様に寿命を減らしてもらった分を人間が貰ったので30年以降の人生には苦しみが伴うようになったのだとか。
あと、桃太郎は日本昔話かと思っていたのですが、元の話は大陸から伝来のようです。意外な盲点でした。
古来、卵は睾丸と同意であったそうな。曰く「人間にとってこれほど重要なものも無かろう」と。雌鶏がそうである一方で、雄鶏は夜明けを告げる故に夜中に時を創っていると考えられていたようです。しかし、夜明けは逢瀬の終わりを意味する為に尊ばれてもいなかった印象を受けました。
また、バジリスクとコカトリスの話は今ならネットで調べたらいくらでも出てきましょうが、目から鱗でした。
雄鶏が卵を産むのかはともあれ、昔の人は想像力が逞しいですね。
古来、卵は睾丸と同意であったそうな。曰く「人間にとってこれほど重要なものも無かろう」と。雌鶏がそうである一方で、雄鶏は夜明けを告げる故に夜中に時を創っていると考えられていたようです。しかし、夜明けは逢瀬の終わりを意味する為に尊ばれてもいなかった印象を受けました。
また、バジリスクとコカトリスの話は今ならネットで調べたらいくらでも出てきましょうが、目から鱗でした。
雄鶏が卵を産むのかはともあれ、昔の人は想像力が逞しいですね。
竜と蛇の違いは何か?と考えるに、飛べるか地を這うか、毒の有無、ウワバミか否かよりも「手足があるかないかの違いくらいしかない」と述べています。
私的には違いをなくしてしまった要因としては蛇(コブラ)にあたるインド神ナーガの能力が竜に付与された事が大きいのではないかと思います。
また、河童や天狗も竜から派生しているという見解も面白いです。
また、馬に関してユニコーンの伝承が有りませんでした。どうやらこれは「旧約聖書の野牛を誤訳した事に端を発するので偶蹄目となり奇蹄目の馬ではない」というスタンスのようです。
竜と蛇の違いは何か?と考えるに、飛べるか地を這うか、毒の有無、ウワバミか否かよりも「手足があるかないかの違いくらいしかない」と述べています。
私的には違いをなくしてしまった要因としては蛇(コブラ)にあたるインド神ナーガの能力が竜に付与された事が大きいのではないかと思います。
また、河童や天狗も竜から派生しているという見解も面白いです。
また、馬に関してユニコーンの伝承が有りませんでした。どうやらこれは「旧約聖書の野牛を誤訳した事に端を発するので偶蹄目となり奇蹄目の馬ではない」というスタンスのようです。