桐江
hiemskyrie.bsky.social
桐江
@hiemskyrie.bsky.social
読書と手芸。
もちろん図書館で読むのは悪いことではないし、どんどん図書館を利用してほしいくらいなのですが、それを言われて嬉しいと思う著者はかなりの少数派だろうなと思いますね💦
March 19, 2024 at 11:25 PM
私は図書館で働いてますし、お金を払ったから偉いとか、読書体験自体に差が出るというようなことは思いませんが、作者の方に感想を伝えるほど感銘を受けた本に対して、あえて付け加えたい情報なのか?と疑問には思いますね…。「新刊が図書館に入るのを待ってます」とは思っても言わない人が多数でしょうし、個人的にはそういう感覚です。感性の違いと言われてしまったらそれまでですけどね💦
March 19, 2024 at 1:29 PM
Greyの元恋人で同じくモデルのTaylorも、徐々に好感度が上がっていく造形でした。ホラーとして怖いかというと、そこまで怖い場面などはないのですが、姉妹が迷い込む異界の描写がなかなか容赦なく(腐ったものだらけの死に満ちた世界)、満足いく不気味さでした。ただ、自分は本当に人間なのかと葛藤するIrisの姿を描いた割には姉妹の正体が予想を超えてこなかったのと、Greyのキャラクターの掘り下げが物足りなかったのが少し残念です。
February 27, 2024 at 9:20 AM
長女のGreyは世界で活躍するスーパーモデル、次女のViviはロックバンドのベーシストとして活躍している。しかし、Greyが失踪し、Irisの周辺にも牛の頭蓋骨を被った男が現れ、彼女の安全を脅かし始める。Irisは次姉のViviとともにGreyの行方を探し始める。

イギリスが舞台のホラーYA小説です。妖精の取り替え子と異界が主な題材です。姉妹が幼い頃に行方不明になっていた間に何があったのか、Greyはどこにいるのか、牛骨男の正体は…とたくさんの謎があり、物語に引き込まれます。真面目なIrisや、トリックスター的な魅力のあるVivi、神秘的なGreyと姉妹の個性が豊かなのも良かったです。→
February 27, 2024 at 9:20 AM
ですが、作中の人物たちも同じように思ったのか、ヘンリーを窘めたり、絆されたりしながら放っておけなくなっていきます。遺失物管理所が彼にとってゆるぎない居場所になっていく様子は心が温まりました。一方で、優秀で努力家でありながらドイツ人から差別を受け、深く傷付くバシュキール人のフェードルの描写は重く、やるせなさが残ります。
February 19, 2024 at 1:08 PM
実家が高級陶器の販売会社の御曹司で、鉄道会社への入社も叔父のコネ。実家でバリバリに働くお姉さんにお金の無心をし、仕事もふざけ半分な雰囲気。同僚の女性パウラにかなりうっとおしい絡み方をするし…良いところもあるけれど、ダメな面の方が目立つキャラクターです。そんな羨ましいほど自由気ままなヘンリーですが、どうしてか、生きやすそうには見えません。ヘンリーは誰に対しても気さくで、懐に飛び込んでいくような人懐っこさを見せますが、いつも上滑りしているかのような痛々しさと危なっかしさがあり、この先彼は誰かと深い絆を結ぶことはあるのだろうかと心配になります。→
February 19, 2024 at 1:08 PM
去年最終選考落ちしたコンクールの優勝作品や、先生のお手本を見ると、私の10倍くらいくだけた表現を使っていて、そんなにくだいちゃっていいの!?となるけれど、意識して違和感のない言葉を選ぶのが重要というだけでなく、自分の語学力に自信がつくと自然とできるようになっていくのかも…と思います。「これ合ってるのかな…」と恐る恐る訳してるから…。
February 15, 2024 at 11:23 AM
すごく好みの館ホラーでした。怪奇現象と現実の厭さのバランスが絶妙です。主人公が真面目で仕事に一生懸命なので好感が持てるのですが、その真面目さゆえにのめり込んではいけない作業にのめり込んで、どんどん駄目な方向に行ってしまうのが悲しかったですね…。普通の小説ならば重要な、とある情報が一切出てきていないことに全く違和感を感じずに結末まで読んでいたことに気付いて、ぞっとしました。
February 13, 2024 at 11:34 AM
単語帳みたいなページに「これはお行儀の悪い言葉ですよ」マークがあったりもしました。どういう需要を狙っているんでしょうか…。不機嫌とか意地悪とか、そういう意味のmala leche(悪い牛乳…?)という俗語がちょっとかわいいなと思ったりもしましたが、どれくらい悪い言葉なのか分からないので使う機会はなさそう…笑
とにかく挿絵が良くて、特に血統書付きポメラニアン(不細工)という設定の犬の絵が酷すぎてツボでした。表紙を撮っていて気づいたのですが、右下の18+は18歳以上向けという意味なのでしょうか。そんな内容でもありませんでしたが…。いろいろ面白かったです。
February 12, 2024 at 9:58 AM
他の登場人物も人との距離の取り方がおかしくて、突っ込みどころが多すぎるんですよね…。ギリシャ悲劇と現実を重ねる書き方や、名門校の謎めいたグループといった要素は魅力的なだけに惜しいです。ケンブリッジ大学の描写には作者の愛を感じました。
February 11, 2024 at 2:55 AM
Foscaの有罪を確信したMarianaは、彼を追い詰めることを決意する。

私にはあまり合わなかったのですが、終盤の急展開はそれなりに楽しめました。
犯人と目されるFosca以外にも怪しい登場人物が何人か出てくるのですが、主人公がそちらに目を向けないので真犯人は誰?という盛り上がりに欠けるのが残念です。Foscaに関しても、美少女だけを集めたお気に入りグループに個別指導してるって、犯人じゃなくても充分気色悪いな…と思ってしまい、女学生を魅了するような魅力を感じられません。それに加えて、主人公は心理士なのに人間の心理の何を知っているのだろうと思うほど対人関係の立ち回りが下手で、→
February 11, 2024 at 2:55 AM
書かれた当時の(今もそんなに変わらないかな)社会背景に寄り添う形で書かれているためか、近い作品として挙げられている『星の王子さま』ほどの普遍性は感じなかったです。
出先で読み終わって、そのまま暗号に挑戦して、どうにかこうにか答えに辿り着いたわけですが、内容がどうというよりも仕掛けの面で、あっ…それかー…という感じでした。親切なのですが、拍子抜け感は拭えないかな…。(文庫版も同じような仕掛けになっているのでしょうか)
February 10, 2024 at 3:59 AM
でも、そんな風に全体が怒りと憎悪にまみれているからか、男性の語り手の片方が、ある人物が歌うのを聞いて感動する場面だけはやたら美しく輝いて見えました…。
読んでいる間はすごく苦しかったし、思い出してもそれなりに辛いのですが、読み切って良かったと思います。
February 8, 2024 at 11:07 AM
そんな不自由さも感じました。特に男性の語り手二人は、自分自身が感じている不満や怒りに対する解像度がすごく低いんですよね。それは言葉というよりもマチズモの問題の方が大きいのでしょうけれど、あまりにも自分に向き合うということがないから、内面が堂々巡りになっていて、凄まじい閉塞感でした。女性たちは男性以上の苦境に置かれているのですけれど、自分の気持ちに向き合うような動きはあって、そうすると具体的な願望のようなものが何かしら湧いてくるので、変化の兆しがあるというか…。→
February 8, 2024 at 11:07 AM