ハイネ
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ハイネ
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20↑結構昔に成人済。現在🚬🐯に転がり中。
ペットキャリーの前でおやつを振り振りご機嫌を伺う🐯は知らない。

おすもにゃんは🐯のことが大好きなことを。おすもにゃんが🐯のお願いならご褒美なんてなくたって何だって叶えてあげたいことを。

「……うなぁぁん」

仕方ねぇな。
まん丸で真っ白な身体をスッと起こすと、ひとつ伸びをしたおすもにゃんは大人しくキャリーへと収まった。はじめから外出に警戒はしていても抵抗をする気なんてなかったのだ。

「えらいな🚬!いい子にはどっちもあげるからな!」

賢い賢いとメロメロの🐯が差し出すまぐろ味のおやつをひと舐めして、こっそりとおすもにゃんは溜め息をこぼすのだった。
January 10, 2026 at 2:27 PM
それからのおすもにゃんは可愛い可愛いと愛でまくる🐯にドン引きしつつも次第に懐いていった。子猫の頃にでさえ可愛がられた経験のないおすもにゃんも今や肉球の匂いを嗅がれるのも首筋に顔を埋められて吸われるのも日常である。

「ほらおやつだぞ。まぐろ味とささみ味どっちがいい?」
January 10, 2026 at 2:26 PM
「ヴナァァ」

体調は悪くない!とでも言うようにプイとそっぽを向いたおすもにゃんの態度さえ可愛いと🐯は頬を緩める。保護した頃は触れることも出来ず唸って牙を向くばかりで、その威嚇の仕方は猫というよりまるで犬のようだった。顔の大きな傷から血を流し、仲間を後ろに庇いながら警戒を緩めない姿に🐯は一目惚れした。もちろん猫たちは全員保護したのちに友人の勤める保護シェルターに連れて行ったのだが、顔に怪我のある厳つすぎる成猫おすもにゃんは飼い主探しが大変だろうと聞き、すぐに🐯はお迎えすることに決めたのだ。
January 10, 2026 at 2:25 PM