Haru@読書等よろず垢
banner
harunuevo2.bsky.social
Haru@読書等よろず垢
@harunuevo2.bsky.social
本と本屋が兎に角好き
よろず興味を持ったことをあれこれ

読書、浜田省吾、ジャズ、津軽三味線、歴史、ドイツ語、スペイン語、ラグビー観戦、ジョギング、宇宙、アート、刀剣鑑賞
三夜連続ディレイビューイング完結
普段22時に布団に入ってるので、流石にお疲れモード全開ではあるが、東京ドームの二日間を思い出しながら目頭を熱くしてまいりました
#prfm
November 27, 2025 at 2:18 PM
おはよ
November 23, 2025 at 9:24 PM
狼と香辛料 Ⅴ
197/25
#読了
北の地で旅の終わりを意識した馬鹿ップル、もとい主人公2人

本巻は商人のコンゲームというより、この先どうしたい、どうするか、神経戦のような会話の巻

豊穣の神として人間より遥かに長い時間を生き続けるホロの心情、それを明確に言葉に出来ない心根の描写が良かったねぇ
November 19, 2025 at 9:35 AM
もう一枚
雲の在処のコントラストよね

たまには顔上げて歩いてもよい
November 19, 2025 at 8:27 AM
帰路途上の不穏な空
宝具を使おうとしているサーヴァントが居そう

いつも俯いて(鬱向いて)歩いてるから気付かないことも多い
通りすがり咄嗟に撮ったので、雲にピント合ってないのはご愛嬌
November 19, 2025 at 8:24 AM
美術の物語
196/25
#読了
HistoryでなくStory、人類史の中で、美術として認識されているものが生み出された時代から、ポストモダニズムまで、人間が何を考え何を表現してきたかを大きな物語として捉えた名著の「ポケット版」
図版、参考文献一覧も含めると1000頁超
美術ファンにオススメです
November 17, 2025 at 6:25 AM
研修資料に掲載するキャラのお絵描きをしてもらってるのだが、作画途中の状態がまあまあホラー
November 16, 2025 at 2:51 AM
ばくうどの悪夢
195/25
#読了
第二章で
えっ?えっ!
となって、その後は一気読み
夢に引き摺り込み魂を喰らう怪異
入れ子構造の物語に混乱しつつ驚かされる
怪異の怖さに加えて、人の怖さと世間の怖さが絡み合って読んでてダメージ大きい
シリーズではこれまで『ずうのめ人形』がトラウマになってるのだが、厭らしさという点では本作か
この後の続きが気になるよ、真琴さん
なお、パプリカと魘夢とデスサーティーンの複合建築です
November 15, 2025 at 11:27 PM
おはよ
November 15, 2025 at 9:12 PM
おはよ
November 14, 2025 at 9:07 PM
地中海世界の歴史2 沈黙する神々の帝国
194/25
#読了
西欧中心の歴史観の毒というものをデトックス
ペルシアの歴史に軸足置いて位置付ければ、ペルシア戦争の意味というのは随分変わってくるものだ

『心性史』の観点は面白いし浪漫を感じるのは確かだけど、実証しようが無い思い込みにも思える

さて次はギリシアのポリスたちの歴史だ
塩野七生女史の『歴史小説』とはかなり違うんだろうな
November 13, 2025 at 9:03 AM
天皇問答
193/25
#読了
制度そのものへの是非は個人が考えれば良い
明治維新後、令和まで天皇制の内実の変遷、時代ごとの天皇の『スタイル』の違いなど、歴史の教科書では学べないようなことを対談形式で学ぶ

若気の至りで左巻きになりかけた遠い昔を苦笑いとともに思い出しながら、久しぶりに天皇制というものをぼんやり考え直してみるきっかけとなった
好著と思う
November 12, 2025 at 8:58 AM
狼と香辛料 Ⅳ
192/25
#読了
権力と金とに結びついた宗教の陰湿さと、それを巧みに掻い潜る商人の知恵のしたたかさ
賢狼ホロの故郷の在処を探るために訪れた、未だ異教の神が信じられている村を巡る陰謀とその行方
表紙絵のファンシーさとは相変わらず裏腹なサスペンス
表紙絵のホロ、前巻より大人びたかな
November 12, 2025 at 8:31 AM
昨日は仕事後、開館時間延長の金曜狙いで神戸市立博物館で開催中の大ゴッホ展へ
画家ゴッホの歩みの前半を、ゆかりの画家と並べて
初期の作品の描かれた『モノ』の存在感、黒を使って描かれた光、印象派、新印象派から学んだ色の置き方の複雑さ
ゴッホが我々の知っているゴッホになっていく様をじっくり追体験
ゴッホの描いた肖像画を、持参したギャラリースコープで拡大して見ると、厚塗りの絵の具がまるでニスを塗った木彫のように見える不思議
本当は人物を描きたかったけどモデルに払う金が無かったので花を描いた、という逸話も印象的
展覧会グッズであれほどお金突っ込んだのは初めてだった
しかし絵葉書200円て、厳しいよな
November 8, 2025 at 12:33 AM
仕事やら体調やら、その他諸事情によりしばらく走れてなかった
久しぶりのジョグはのんびり8km

やはり体力落ちてるよなー
夏場の取り戻しが出来てなかったから然もありなん
November 8, 2025 at 12:13 AM
闇祓
190/25
#読了
自分もちょっとよろけたらそんな目に遭ってたかも、自分も一歩進む方向を間違えたらそんなことをしていたのかも、そういうところで語られる物語のため、かなりメンタル削られた

歳のせいかな?こういう系の話が苦手になってきたのかもしれない

しかし引き出しの多い作家さんだわ
November 6, 2025 at 9:13 AM
蝋燭は燃えているか
189/25
#読了
京都大炎上
宇宙還りの女子高生

帯の煽り文句とは裏腹に、なかなかに硬質かつ重い
前作のワトソンが本作ではホームズに
様々な要素が織り込まれ、些か強引さも感じたが、ミステリの謎解きパートで目頭が熱くなったことは嘗てあったろうか

自分には稀有な体験だった

表紙絵もとても良いよなー

ぜひ次もお願いします(続きがあるとしたら「解説」に書かれたような形になるのか?、その点も含めてワクワクするわ)

なお、前作未読で本書読もうとされてる方、前作読むと倍楽しめます
November 5, 2025 at 11:44 AM
この会社は実在しません
188/25
#読了
最近とみに増えたモキュメンタリーも、まだまだ色々な手法や仕掛けがあるようで

笑顔とやる気に満ちたどす黒いホワイト企業と、リアルなブラック企業の境界は曖昧なのかも
人怖と人外の怖さの境界をふらふらゆらゆらと歩く中で深みに引き摺り込まれる嫌らしさ
「ひらがな」部分のポップさのもつ軽薄酷薄薄暗さは雰囲気を壊すどころか、逆に湿度を増やすようだ

タイトルがホンマ秀逸だわ
November 4, 2025 at 11:38 AM
狼と香辛料 Ⅲ
187/25
#読了
善意で宿を紹介して、ホロに恋心を持っただけなのに、騎士を気取ったピエロの如く、結果的に嵌められたアマーティ君が哀れな一方で、賢い狼神と利に聡い行商人の馬鹿ップル化が著しい
中世(風)の祭の情景が、もしかしたら結構こうだったのかもしれんね、と感じさせるものだった
November 2, 2025 at 11:14 AM
星くずの殺人
186/25
#読了
初読は図書館本だったが改めて文庫購入して再読

ラスト一行は絶対に先に見ないでください

よくまあこんな突飛な設定で精緻かつ壮大な物語を紡げるなあ
特異な能力や性癖を持った探偵が登場するわけではないが、人物設定が薄味なわけではなくじわじわ濃い味がしゅんでくる感じ
いやはや、面白かった
さて、蝋燭は燃えているか、を拝読しよう
November 2, 2025 at 8:21 AM
鬼人幻燈抄 平成編 泥中之蓮
185/25
#読了
そして予言は成就する

江戸時代の葛野から始まった170年の長い旅路の果て
ついに邂逅する甚夜と鈴音
マガツメの姿の悍ましさと哀しさのコントラスト
そして、岡田、溜那、向日葵の描き切り方も見事だった
大和流魂記の仕掛け、表紙絵に描かれる花の秘密
シリーズ全体通じて、随所に仕込まれた様々な工夫に唸らされ続けた
余談が安直でないところがこれまた良いのよね
November 2, 2025 at 12:33 AM
志記(一)遠い夜明け
184/25
#読了
高田郁さんがライフワークと位置付ける新シリーズは、医療、刀鍛冶の道を歩む二人の女性の物語
どのように話が進んでいくのかはまだ見えて来ないけど、一意専心、波瀾万丈、雲外蒼天ということになるのだろうな
みをつくし料理帖もあきない世傳も、シリーズ途中あまりの艱難辛苦に悶絶させられたので、本シリーズも覚悟が必要かと

刀剣鑑賞初心者なので刀匠の描写が非常に興味深く、今後に期待が高まる
November 1, 2025 at 7:55 AM
鬼人幻燈抄 平成編 終の巫女
183/25
#読了
捏造された都市伝説を生み出し暗躍する吉隠との決着
平成編で散りばめられたあれこれや、大正編で明かされた異能機織女の秘密、そして8月32日の奇跡、これらの合流が奇跡を産む
吉隠の歪みっぷりと、歪みを生み出したもの、そしてその最後の落差よ

最終巻は甚夜とマガツメとの決着になるわけだが、その一つ前の本巻は関係者大集合

あれは伏線だったんだ、とニヤける結果になることの多い巻であり、また表紙の仕掛けも良き
October 31, 2025 at 10:18 PM
10月のベスト

横浜コインランドリー 雨のち晴れ
六つの村を越えて髭をなびかせる者
マイクロスパイ・アンサンブル

2025年10月の読書まとめ
読んだ本:27冊
読んだページ:9024ページ
ナイス:1006ナイス
#読書メーター
bookmeter.com/users/975637...
October 31, 2025 at 8:23 PM
兇人邸の殺人
182/25
#読了
文庫サイン本にて再読
頭陀袋を被った隻腕の怪巨人
ゾンビから予言からのまさかの設定で初読時は目玉飛び出た

どうやって収拾つけるのか読んでて心配になるほどなのに、論理と感情をセットにして納めるところにピタっと納めてくる今村先生の頭の中を覗いてみたい

狂乱の殺戮とその理由の切なさのコントラスト、比留子さんと葉村くんの決意とそこに至る道筋に結構グッときた

本編第四作を首を長くして待ってるけど、伸ばしすぎてペナンガランになりそう
October 30, 2025 at 1:06 PM