はねだ
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武士嫌う　椿をよそに　茶室には　床の間飾る　ベニワビスケ
ベニワビスケ　ツバキ科　侘助（わびすけ）は、主に冬から早春にかけて咲く、控えめで楚々とした美しさが魅力の花です。一般的な椿に比べて花が小ぶりで、完全には開ききらない「猪口咲き（ちょこざき）」になることが多いのが特徴です。その名前の通り、華やかさよりも「侘び寂び」の精神に通じる静かな風情があり、古くから茶人に愛され、茶室を飾る「茶花（ちゃばな）」として特に重宝されてきました。派手さはありませんが、凛とした空気感をまとい、見る人の心を落ち着かせてくれる奥深い魅力を持っています。No garden No life から
December 20, 2025 at 10:55 PM
もう咲くよ　黄色い根元に　先赤く　なんてカラフル　オキザリスの花
オキザリス　カタバミ科　花弁は5枚で、雄しべ先熟です。花色は黄色や白、桃、複色など色幅のバラエティに富みます。光が弱いと閉じ、強い光の下で開きます。全体で約800種あり、全世界に分布するが、特に中央及び南アメリカ、南アフリカなどに多く自生します。日本にも数種が帰化植物になっており、ムラサキカタバミなどは雑草化し特に駆除しにくいです。　フラワーパークかごしま　から
December 19, 2025 at 11:21 PM
集まった　白い小花は　寒さ絶え　こんもり上がる　スイートアリッサム
スイートアリッサム　アブラナ科　10月～翌5月に総状花序を伸ばし白や、赤、ピンク、紫色の芳香のある小さな花を群生して咲かせます。花序径は2～3 cmで、花序を構成する1つ1つの花は0.2～0.5 cm程です。花は4弁花のように見える合弁花です。 無数の小さな花が集まって地面を覆い、まるで絨毯を敷き詰めたように見えるので、グランドカバーや、寄せ植えのバイプレーヤーとして重宝されます。かぎけん花図鑑から
December 19, 2025 at 5:41 AM
誰も知る　その葉は厚い　医者いらず　茎が真っ直ぐ　キダチアロエだ
キダチアロエ　ススキノキ科　朱色の円錐のような形をしたエキゾチックな花を咲かせます。キダチアロエは本来、寒さは苦手で、温暖な環境でないとなかなか花を咲かせてくれないため、花を見たことがない人もいるかもしれません。また、開花する目安として、高さが50cm、茎の太さが2.5cm以上にまで生長することが挙げられます。キダチアロエがその大きさになるまでには、3年以上かかります。環境が開花に合うだけでなく、開花までに時間がかかるため、実際に目にすることは難しいのです。花木図鑑から
December 17, 2025 at 10:04 PM
冬になり　くっ付く人は　まだ来ない　いまだに残る　コセンダングサ
コセンダングサ　キク科　果実（痩果）は細長く7 - 15 mm、先端にかぎ状の剛毛がついた3 - 4本の棘があり衣服などに付きやすく、ひっつき虫と呼ばれる一種。根には強力なアレロパシー作用が確認されている。
December 17, 2025 at 2:53 AM
葉が落ちて　実だけが残る　カキノキは　誰が食べるや　やがて干し柿
カキノキ　カキノキ科　果期は秋から初冬にかけて（9 - 12月）。果実は柿（かき）と呼ばれ、品種によって大小様々な形があり、秋に橙色に熟す。萼(がく)は「ヘタ」とよばれ、後まで残っている。ヤマガキは枝、葉に毛が多く、果実は小さい。柿の果実は、年によりなり方の差が大きい。果樹を叩いたり、傷つけたりすると、花芽形成が促進されて実がなることが知られ、樹木の採種園でも樹皮を円周状に傷つける環状剥皮が行われる。果実は、タヌキやサル、カラスなどにも食べられて、種子が人里近い山林に運ばれて芽を出すこともある。
December 15, 2025 at 9:29 PM
小さい花　菊人形の　装束は　通路に垂れて　イソギクつらむ
イソギク　キク科　頭花は黄色で密集して多数散房状につき、黄色の筒状花だけからなり、直径約5 mm。縁の雄花の花冠は長さ3 mm、先は3-4歯があり、中の両性花の長さは3.5 mm、先は5歯がある。総苞は半球形で、総苞片は3列に並ぶ。外片は卵形で内片より短く、白い毛がある。開花時期は10-12月。wikipediaから
December 14, 2025 at 10:31 PM
花終わり　花弁が落ちて　サザンカは　床にも紅の　絨毯つくる
サザンカ　ツバキ科　秋が深まり、冬の訪れを感じる頃、花の少ない時期に人目をひくのがサザンカの花です。古くから庭木や生け垣として利用されてきた日本原産の常緑小低木です。同じ科のツバキ（椿）によく似ていますが、ツバキの花は花全体が落下するのに対し、サザンカは花びらが一枚一枚散って行きます。八重咲き品種は、花弁が雄しべに変化したり（丁字車咲きなど）、肉厚な花びらが重なり合うことで、一重咲きとは異なる豪華さや趣（おもむき）を与え、冬の庭を彩ります。
December 14, 2025 at 3:04 AM
ろうそくの　油を取るか　紅葉の　ナンキンハゼは　クリスマスまでに
ナンキンハゼ　トウダイグサ科　果実は秋、少し三角のかかった球形の蒴果を黒熟させ、裂開して3室ある果皮がとれて3個の白い種子を出す。種皮は黒色であるが、その表面は脂肪に富んだ白色の蝋状物質で覆われる。蒴果が裂開しても、種子は果皮から自然に離脱することはなく、紅葉期から落葉後まで長く樹上の枝先に残り、白い種子が非常によく目立つ。ムクドリなどの鳥類がこの種子を摂食し、蝋状物質を消化吸収して種子を排泄することで、種子分散が起こる。wikipediaから
December 12, 2025 at 11:50 PM
その蔓で　斜面を下る　ツルソバは　つぶつぶ白い　米の花咲く
ツルソバ　タデ科　数個の花が枝先に頭状に集まり、密な総状花序になる。萼は5裂し、白色または薄紅色で長さ3-4 mm。花期は5-11月。果実は痩果、3稜形、黒色で光沢はなく、多汁な残存萼に包まれる。薬用となる。wikipediaから
December 11, 2025 at 11:41 PM
下向いて　黄色の雄しべ　鞠になり　花びら白く　チャノキかわいい
チャノキ　ツバキ科　花期は晩秋（10 - 12月初旬頃）で、白い5花弁の花が咲く。花芽は夏頃に見られ、丸くて柄があり、ほぼ下向きにつく。花は新枝の途中の葉柄基部から1つずつつき、短い柄でぶら下がるように下を向く。花冠は白く、径2 - 3センチメートル、多数の雄しべがつき、ツバキの花に似るが、花弁が抱え込むように丸っこく開く。
December 11, 2025 at 6:42 AM
光ってる　厚いその葉は　蕗じゃない　黄色の花は　菊のツワブキ
ツワブキ　キク科　花期は秋から初冬にかけて（10 - 1月ころ）。葉の間を抜けて花茎を伸ばして高さ30 - 80 cmになり、花茎の先端が枝分かれした散房花序をつけ、直径5 cm前後のキクに似た黄色い頭状花を、ややまばらに数個まとめて咲かせる。花のつくりは、外周に舌状花が並び、中心には密に管状花が集まっていて、どちらの花も結実する 。果実には褐色の冠毛があり、タンポポの種子のように風を受けて散布する。wikipediaから
December 9, 2025 at 11:16 PM
寒さにも　めげずに蒼く　絡みつく　キズタは高く　這い上がりけり
キズタ　ウコギ科　開花は１０月～１２月。枝先にヤツデに似たボール状の花序（花の集り）を複数生じ、直径４～５mmの小さな五弁花を咲かせる。雌雄同株で花には５本の雄しべと雌しべがあり、雄しべは花弁から長く突き出す。雌しべは花盤と呼ばれる花の中央部でわずかに膨らむ。　庭木図鑑　植木ぺディアから
December 9, 2025 at 3:18 AM
これが花　虫媒花なのね　ヤツデくん　天狗以外に　誰飛んでくる
ヤツデ　ウコギ科　花期は晩秋（10 - 12月）で、茎の先に球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序をつくる。花は直径5ｍｍほどの5弁花で白く、両性花または、雄花と雌花があり、枝先の先に丸まってつく。雄しべは5本、雌しべ（花柱）も5本あり、花びらは小さくて反り返っており、花茎を含めて黄白色でよく目立つ。他の花が少ない時期に咲くため、気温が高い日はミツバチやハナアブ、ハエなどの昆虫が多く訪れ、蜜を供給して受精を確実にしている。wikipediaから
December 8, 2025 at 3:08 AM
神棚に　今日一日（ついたち）ヒサカキを　この次供える　保て15日
ヒサカキ　サカキ科　果期は10 - 12月。果実は直径4 mmの球形で、秋から冬にかけて黒紫色に熟す。
December 7, 2025 at 7:55 AM
赤い実の　真打ち登場　ナンテンくん　難を転じて　正月飾り
ナンテン　メギ科　果期は6月。果実は直径1 - 1.5 cmの球形で、熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわる。
December 5, 2025 at 10:23 PM
寒冷の　毒抜き待つ　小鳥たち　来いよ年明け　トキワサンザシ
トキワサンザシ　バラ科　11月頃に丸い果実が多数ついて赤く熟し、翌年1月頃まで果実がついている。単に「ピラカンサ」というと本種のことが多く、トキワサンザシというよりも一般に通じる。日本に自生する種はないが、庭や公園、植え込みでよく見かけられる。刈り込みにも強いことから、生け垣にも利用される。wikipediaから
December 4, 2025 at 10:53 PM
実が裂けて　花かと思う　トベラの実　花は白から黄　実は黄から赤
トベラ　トベラ科　果期は6月。果実は直径1 - 1.5 cmの球形で、熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわれる。 wikipediaから
December 3, 2025 at 11:11 PM
まだ青い　ヒヨドリたちが　食べるには　他の実はなし　アオキ熟すころ
アオキ　アオキ科　秋になると、雌株に楕円形の小指大ほどの果実が赤く熟し、12月 - 翌年5月ころまでついている。果実は核果で、大きさ15 - 20mmほどの卵形楕円形で、核（種子）を1個含み、赤色が映えてよく目立つ。熟した果実はヒヨドリがよく食べるが、種子が未熟なうちは果実の色は青く、えぐみや苦味を保持して、ヒヨドリなどの小鳥に食べられないようにしている。アオキの果実は、大きな種子のまわりに薄い果肉がついているだけで、小鳥たちにとって摂食優先度は低く、食べ物がなくなった3月ごろになってから赤く熟した果実が食べられるようになる。 wikipediaから
December 3, 2025 at 3:14 AM
赤い実が　葉の後ろに　隠れては　鳥が食べれぬ　シロダモの木よ
シロダモ　クスノキ科　果期は翌年の1–2月または10–11月、果実が赤色に熟し、日本では秋であり花と同時に鑑賞できる。果実は液果、楕円状球形、長さ12–15mm、果柄は長さ 7–10 mm、緑色。種子は球形。 wikipediaから
December 1, 2025 at 11:52 PM
金持ちに　なったらお礼に　クロガネモチ　庭に植えれば　赤い実がなる
クロガネモチ　モチノキ科　果実は長さ約6mmの楕円状球形で、11～12月頃に光沢のある赤色に熟します。 果実は核果（種子に見えるのは内果皮の変化したもの（核）で本当の種子はその中にある）で、赤い実の中には「核」が4～6個ほど入っています。 核は長さ5mmほどの三角状長楕円形をしており、背面に縦に2稜があります。
November 30, 2025 at 10:46 PM
葉の形　矢羽根に似るか　赤い実は　クリスマスまで　ヤバネヒイラギモチ
ヤバネヒイラギモチ　モチノキ科　葉はヒイラギや西洋ヒイラギほどトゲは多くありませんが、弓矢の矢羽根のような形をしておりトゲがあります。雌雄異株ですが、雄木がなくても 授粉、受精せずに結実する「単為結果」のため、雌木だけでも結実します。果実は12月から赤く熟し、クリスマスシーズンを彩ります。　安城産業文化公園デンパークから
November 29, 2025 at 10:19 PM
葉が落ちて　枝に実残る　ウメモドキ　紅さ際立つ　紅葉よりかな
ウメモドキ　モチノキ科　果実は雌株に9月頃から赤く熟し、12月頃に落葉しても枝に残っている。このため落葉後の赤い実が目立つ。小鳥が好んでこの果実を食べる。wikipediaから
November 29, 2025 at 1:34 AM
鋭いとげ　守っているのは　赤い実だ　葉を落としても　アリオドシあり
アリオドシ　アカネ科　果実は液果で直径 5 - 6 mmの球形。冬に赤く熟し、先端に萼が残る。果実は翌年の花期まで木に残るものもある。wikipediaから
November 28, 2025 at 6:01 AM
赤みどり　補色で目立つ　ソヨゴの実　クリスマスまで　持ち続けるや
ソヨゴ　モチノキ科　葉に赤い実を吊り下げる姿が好まれ、庭木として人気があり、公園木や庭木として植栽もされている。シンボルツリーとするほか、生け垣や目隠しとして列をなして植えられる。緑と赤い実が楽しまれ、常緑樹にしては寒さや日陰に強く、北側の緑地や中庭などにも利用でき、成長の遅い樹として重宝される。 堅く緻密な材質ゆえ木からはそろばんの珠や櫛の材料に使われる。また手斧など工具の柄に使われることも多かったことから「具柄冬青」と書かれるようになった。葉にタンニンが多く含まれていて、褐色（オレンジ色）の染料に利用されている。他のモチノキ科と同じく樹皮から鳥もちを採るのにも使われた。このほか、常緑広葉樹としてはかなり北方まで生育するため、サカキの生育しない長野県などのやや寒冷な地域において、榊の代用として神事に使用されることがある。 wikipediaから
November 26, 2025 at 11:53 PM