引っ越ししてる。ベルギーから4年ぶりに。ここは少しだけいつもより長く住んだ。さよなら、我が家。

本当に恥ずかしながらこの歳で親と喧嘩したんだけどさ、庇護の元にある成人と子供ならいざしらず、まーこれもよくあることで済むし、いつの間にか仲直りでこれで深まる愛と理解…となるんだろうけど成人女同士のガチバトルは、もう、ただただ果てしなく醜いだけで、お互い重い疲弊疲労だけが残るってこと、骨身に沁みるがごとし。時に日本とブラジルくらい物理的にも心情的にも距離が必要よ。あー疲れた。しばらくぶんの涙も枯れ果てたわ。

「ときに、なにかかんがえついたとしても、そのかんがえが、じぶんのなかにあるうちは、とてもいいかんがえらしく見えながら、いったん、あかるみにもちだされて、みんなにながめられてみると、まったくちがったようすになってしまうことがあるのです。」
と、くまのプーは絵本の中で語っており、わたしはプーを好きになったことが一度もなかったのにもかかわらず、自分の考えや思いを周囲に伝える自信を持ちきれない心理を美しくぴたりとした表現で吐露するのを読んでしまったとたんに、いとも簡単に、胸打たれている。今まで君の良さに気が付かなかったなんて。石井桃子さんの訳者の力たるや。

ジャパニーズグロテスクパーティー！今夜は金目鯛のあら汁🐡と手巻き寿司。
わたしは目玉のブルブルをさわれない人であります。イカの胴体も抜けないので漁師の妻にはなれない人材であります。とても可愛くて優秀ですが人はみな、等しくできないこともあるのです。

メ○カリ、利用するようになってから結構な数の一定のあたおか人間がいるのだとわかりうんざりすること多々であったが本のページ開いたら図書館のコードがついてる本（蔵書…？）を出品してる人間を見つけてしまい治安悪すぎてゲロ吐きそうになり、そいつのページを怖いもの見たさで覗いてしまってスマホから嫌な空気を吸ってしまった感覚がございますね。悪霊⭐︎退散⭐︎

この詩をPTAの仕事中みつけてこっそり盗み読みしては反芻してた。私がまとめなきゃならない割り当てられた古新聞から出てきて。小市民の、何の才能もなかった平凡な人生しか知らないひとの、特別への憧れからくる地味な劣等感やこのまま人生閉じるんだろうなみたい哀しさとかね。でも知ってるんだよね。こういうバニラアイスを舐める日々が、幸せだって。私のことみたいで。

数学の才能はなかった。でも、対角線の値を求めよ。という気持ちにはなる空だった。

かまってほしかった子どもの私はもういないのよ、おかあさん。悲しいね。もうお母さんに遊んでほしくて話しかけてた私は大人になってしまったの。ごめんね。会うと、申し訳ないような、それでいてうっすら責めたくなるような気持ちになるの。邪険にされていた気持ちを思い出してしまう。自分の育児を通して、昔を回帰してさ。してもらったことの方が、してくれなかったことよりもはるかに多いのに嫌な娘。そう思うのに、優しくなりきれず。文字にすると物事がハッキリしてしまうから避けてた。成熟した人になったら、ぜんぶ愛せるんだろうか。

ときどき、誰も私を認識しないところへ行きたくなる。母でもなく娘でもく妻でもなく名前のないただの通りすがりの東洋人の女。何の役割も持たない自由さと孤独が、解放に思える。普段、私を必要としてくれている人達がいてこそ不安なく生きていけて、自分という形を保っているとも思うけれど。内なる自分の輪郭をなぞるには、まとまった孤独が必要であるような気がする。しんとする一人旅とか。それをしたところで自分は何にも、ぜんぜん、変わらないんだけど、さ。

赤ちゃんの髪はふわふわ揺れるたんぽぽの綿毛のようであり、春先に土からはみ出る弱々しく新しく生えた芝のようでもあり、山手線のきみどりのビロードの座席を逆立てたときのような手触りでもあるので、とにかく撫でるのをやめられない。撫で続けるとやや湿り気を帯び、毛流れが整いすぎる。それが一発で読み取れるバーコードのようになるので、またやめられなくなる。

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あーあーあー、test test test…