途中で仰ってた「幕の内~」はこれだとしたらすげぇ内容が知りたい。
途中で仰ってた「幕の内~」はこれだとしたらすげぇ内容が知りたい。
わけありのはぐれ者捜査官と亜人の新米刑事が超能力による事件に挑むバディもの。
設定や物語に新鮮味はないものの、絵や台詞を含めて画面がとにかく格好いい。メインキャラの紹介が終わったこともあってか、短編集だった1巻よりも読みやすいし、長編なのでより海外ドラマっぽさが出ていて読んでいて気持ちがいい。好きです。
わけありのはぐれ者捜査官と亜人の新米刑事が超能力による事件に挑むバディもの。
設定や物語に新鮮味はないものの、絵や台詞を含めて画面がとにかく格好いい。メインキャラの紹介が終わったこともあってか、短編集だった1巻よりも読みやすいし、長編なのでより海外ドラマっぽさが出ていて読んでいて気持ちがいい。好きです。
ドル放。田中、高田による共著の怪談本。呪、念、魂のテーマにそって前半が田中、後半が高田で別れる構成。
まあとにかく後半の高田パートがよかった。内容いいけれど筆致が素晴らしい。単著も読もうかな。
ベストは「鬼」。禍話っぽさもある「ものおと」も好きです。
ドル放。田中、高田による共著の怪談本。呪、念、魂のテーマにそって前半が田中、後半が高田で別れる構成。
まあとにかく後半の高田パートがよかった。内容いいけれど筆致が素晴らしい。単著も読もうかな。
ベストは「鬼」。禍話っぽさもある「ものおと」も好きです。
昨日の配信で話題に出たので調べたら某所にあったので……。
阿部寛の稗田先生はじめ、70年代の山村のルックが存外によかった。もちろん映画として期待するといろいろ安いものの、往年のテレビの特撮ドラマくらいの気持ちで見るぶんには、その安さを含めてなかなかよかった。
ただ、尺稼ぎのためかいろいろと変わっていて、理解はできるもののそれがプラスには働いていないのと、肝心要の例のシーンで「いくだ」が、「いくんだー」になっていて、それまでの頑張りを全て自分で台無しにする不思議な映画でした。
監督が原作が好きで撮った一本らしいのに何故なんだ……。
昨日の配信で話題に出たので調べたら某所にあったので……。
阿部寛の稗田先生はじめ、70年代の山村のルックが存外によかった。もちろん映画として期待するといろいろ安いものの、往年のテレビの特撮ドラマくらいの気持ちで見るぶんには、その安さを含めてなかなかよかった。
ただ、尺稼ぎのためかいろいろと変わっていて、理解はできるもののそれがプラスには働いていないのと、肝心要の例のシーンで「いくだ」が、「いくんだー」になっていて、それまでの頑張りを全て自分で台無しにする不思議な映画でした。
監督が原作が好きで撮った一本らしいのに何故なんだ……。
小説だけでなく漫画から落語、実話怪談まで取り揃えた、死神にまつわる文庫オリジナルのアンソロ本。
作品はどれもサクッと読めるが、落語「死神」の新旧に加え元ネタのグリム童話まで併録していたりと、読み味に反して東雅夫らしい技ありの一冊になっている。
メインになるのはアラルコン→小山内薫→鈴木鼓村と続く実話怪談三連発。実に不気味でよかった。
小説だけでなく漫画から落語、実話怪談まで取り揃えた、死神にまつわる文庫オリジナルのアンソロ本。
作品はどれもサクッと読めるが、落語「死神」の新旧に加え元ネタのグリム童話まで併録していたりと、読み味に反して東雅夫らしい技ありの一冊になっている。
メインになるのはアラルコン→小山内薫→鈴木鼓村と続く実話怪談三連発。実に不気味でよかった。
話題の一冊。河北新報の記者による、福島県国見町を舞台に行われた地域創成コンサルが主導した資金還流スキームを追ったドキュメンタリー。
帯の「コンサル栄えて国滅ぶ」の惹句の通りで、企業や議会、地方都市によくいるタイプの悪い奴とダメな話の連続。そこにいち地方記者が実名でがんがん切り込んでいくので読み物としてはすこぶる面白い。
とはいえ問題自体の根は深く、そもそも人口が減少しているのに地方創生って無理ゲーでは……、と暗い気持ちにもなる。良書。
話題の一冊。河北新報の記者による、福島県国見町を舞台に行われた地域創成コンサルが主導した資金還流スキームを追ったドキュメンタリー。
帯の「コンサル栄えて国滅ぶ」の惹句の通りで、企業や議会、地方都市によくいるタイプの悪い奴とダメな話の連続。そこにいち地方記者が実名でがんがん切り込んでいくので読み物としてはすこぶる面白い。
とはいえ問題自体の根は深く、そもそも人口が減少しているのに地方創生って無理ゲーでは……、と暗い気持ちにもなる。良書。
無料だったので読んでみたらバカ面白かったです。
獄中のシリアルキラーと結婚して死体の場所を探す、という第一話のフックが、まさか最終話まで機能し続ける物語の要素になっているのには驚きました。また登場人物の設計がとにかく見事で、全員適度に気持ち悪く、愚かで、やさしく、それぞれに優秀で、作劇の都合で無理が生じているキャラがいないのは本当にお見事。
設定だけ見て『羊たちの沈黙』系の、最初だけ盛り上がるやつだと思っていたら、まさかの最終話まで一貫して面白いという、ただの傑作でありましたよ。とてもよかった。
bigcomics.jp/episodes/d78...
無料だったので読んでみたらバカ面白かったです。
獄中のシリアルキラーと結婚して死体の場所を探す、という第一話のフックが、まさか最終話まで機能し続ける物語の要素になっているのには驚きました。また登場人物の設計がとにかく見事で、全員適度に気持ち悪く、愚かで、やさしく、それぞれに優秀で、作劇の都合で無理が生じているキャラがいないのは本当にお見事。
設定だけ見て『羊たちの沈黙』系の、最初だけ盛り上がるやつだと思っていたら、まさかの最終話まで一貫して面白いという、ただの傑作でありましたよ。とてもよかった。
bigcomics.jp/episodes/d78...
・とてつもなく絵が良い場面が多かった。ジャケットのイメージもだが、印象的なビジュアルを作るのがとてもうまく、たとえば「ハサミを持った人物が近付いてくる」というショットでこの作品以上を見つけるのはむずかしいのではないか(書きながらエクソシスト3を思い出したけどそういうすごさがあった)
・痛みへの鋭いセンスが光っており、また人体への遠慮のなさがよかった
・上記とも重なる部分だが、これはやりすぎかも……となりそうなところをものすごい踏み込んでくれるのがたいへん気持ちよかった
・特に序盤、ちゃんと怖かったのがよかった
・とてつもなく絵が良い場面が多かった。ジャケットのイメージもだが、印象的なビジュアルを作るのがとてもうまく、たとえば「ハサミを持った人物が近付いてくる」というショットでこの作品以上を見つけるのはむずかしいのではないか(書きながらエクソシスト3を思い出したけどそういうすごさがあった)
・痛みへの鋭いセンスが光っており、また人体への遠慮のなさがよかった
・上記とも重なる部分だが、これはやりすぎかも……となりそうなところをものすごい踏み込んでくれるのがたいへん気持ちよかった
・特に序盤、ちゃんと怖かったのがよかった
平山夢明「グランドスラム」「聖地巡礼」
某地獄用。
どちらも久しぶりだけどHPRは相変わらず思わせぶりなだけでやっぱりあんまりピンとこない。(逆に?ウェイクフィールドはほんとにスゲェ、となりました。)
平山先生は後者は初読。たしかにこの順番で読むべき、平山先生らしい地獄絵図でした。素晴らしい。
平山夢明「グランドスラム」「聖地巡礼」
某地獄用。
どちらも久しぶりだけどHPRは相変わらず思わせぶりなだけでやっぱりあんまりピンとこない。(逆に?ウェイクフィールドはほんとにスゲェ、となりました。)
平山先生は後者は初読。たしかにこの順番で読むべき、平山先生らしい地獄絵図でした。素晴らしい。
ドル放。途中で積読になっていたので読み直し。
タイトルにあるように、怖いというよりは奇妙な話が中心で恐怖度は低め。感触としては伊集院光の「空脳」に近い。山にまつわる話のパートは少々ダレるけれど、トータルとしてはなかなかの出来でした。
ベストは「鬼」、次点で「撮影」。
ドル放。途中で積読になっていたので読み直し。
タイトルにあるように、怖いというよりは奇妙な話が中心で恐怖度は低め。感触としては伊集院光の「空脳」に近い。山にまつわる話のパートは少々ダレるけれど、トータルとしてはなかなかの出来でした。
ベストは「鬼」、次点で「撮影」。
Netflix。シリーズ四作目でマ・ドンソクのいつものやつ。今回は『悪人伝』のキム・ムヨルが敵でかなりの好演。
正直、期待以上のものは何もないんですが、期待しているものはぜんぶお出ししてくれる、チェーン店の定食屋みたいな映画。問題はフォーマットがほぼ同じなので、自分が何の何作目を見ているかぎ本気でわからなくなることでしょうか。俺、3作目見てないかもしれん。
Netflix。シリーズ四作目でマ・ドンソクのいつものやつ。今回は『悪人伝』のキム・ムヨルが敵でかなりの好演。
正直、期待以上のものは何もないんですが、期待しているものはぜんぶお出ししてくれる、チェーン店の定食屋みたいな映画。問題はフォーマットがほぼ同じなので、自分が何の何作目を見ているかぎ本気でわからなくなることでしょうか。俺、3作目見てないかもしれん。
ドル放。タイトル通り「葬い」に関する怖い話と民俗学的コラムを収録したワンテーマの怪談本。
執筆陣もベテランが多く各話のレベルも高い。またコラムを学者ではなく諸星めぐるに書かせることで敷居は上げず新規の集客を計るということなのだろうが、これは十分に成功していると思う。
が、一作(というか一名)テーマと関係ないキャラものホラーがあってまったく意味がわからない。理由があるのかもしれないが、載せるべきではなかったんじゃないかなー。
ドル放。タイトル通り「葬い」に関する怖い話と民俗学的コラムを収録したワンテーマの怪談本。
執筆陣もベテランが多く各話のレベルも高い。またコラムを学者ではなく諸星めぐるに書かせることで敷居は上げず新規の集客を計るということなのだろうが、これは十分に成功していると思う。
が、一作(というか一名)テーマと関係ないキャラものホラーがあってまったく意味がわからない。理由があるのかもしれないが、載せるべきではなかったんじゃないかなー。
ドル放。扶桑社三大野獣の一作(?)
90年代釜山の場末の港町を舞台に描かれるアウトロー小説。韓国版『仁義なき戦い』という感じで、出てくる連中も起きることもほとんどが泥臭く情けなく小汚なく貧乏臭いのだがこれが抜群に面白い。地味な語り口ながら600ページ強を飽きることなく読ませ、終わって欲しくないと思わせる筆力!!
登場人物を全員関西弁にするという翻訳は評価が割れているようだけどこれは大成功でしょう。英断であり名訳。翻訳の加来順子の功績は大きいと思います。とてもよかった。
ドル放。扶桑社三大野獣の一作(?)
90年代釜山の場末の港町を舞台に描かれるアウトロー小説。韓国版『仁義なき戦い』という感じで、出てくる連中も起きることもほとんどが泥臭く情けなく小汚なく貧乏臭いのだがこれが抜群に面白い。地味な語り口ながら600ページ強を飽きることなく読ませ、終わって欲しくないと思わせる筆力!!
登場人物を全員関西弁にするという翻訳は評価が割れているようだけどこれは大成功でしょう。英断であり名訳。翻訳の加来順子の功績は大きいと思います。とてもよかった。
╱橋爪志保『地上絵』
╱橋爪志保『地上絵』