■石川被告が証言台で最後に語った、A子の父親への言葉
「自殺も考えさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。年月が過ぎても亡くなったと信じられない世界に送ってしまい、誠に申し訳ありませんでした。明るい未来を奪ってしまい、誠に申し訳ありませんでした。A子さんの命を奪ってしまい、誠に申し訳ありませんでした。謝罪の気持ちをずっと持ちながら生きていきたいと思います。ずっと会社にいればよかった。援交に手を出さなければ殺意なんて生まれなかったと思います」

■A子の父親「娘はお金で誘惑された」
・1歳で母親を亡くし、以降父親に男で一つで育てられたA子
・ダンス専門学校に進学し地下アイドルとなるが、1年で辞めて無職(家事手伝い)に
・20歳を超えて父親の仕送りで一人暮らしをするも、自傷行為＆ホスト通いが露見し実家に連れ戻される
→病院で鬱病＆ADHDと診断される
・A子の父親「娘は石川被告からお金を脅し取ったわけではない。被告が娘をお金で誘惑した。ADHDのせいで被告の危険さに気づけず、羽振りの良さに騙されてしまった」

・石川被告はA子にクレカも渡しており、貢いだ総額は出会って1ヵ月半で概算2000～3000万円

■そして凶行へ──
・A子にお泊り伊豆旅行を提案した石川被告
・A子は「10万円ならいいよ」と了承するも、直前に「やっぱり15万円で」と値上げ
・石川被告は「前払いで10万円でどう？」と交渉するも、A子は「ならもう旅行はナシで！アキラくん(石川被告のこと)はもうアテにならないから自分で援交で稼ぐ！」と返事
・A子の言葉に絶望した石川被告がパパ活先のホテルでA子を刺し殺す

■A子のタカりに従い続けた石川被告
・複数人の女性とパパ活漬けの生活を送るなか、24歳のA子(後に殺される女性)と出会う
・デート1回あたり石川被告はA子へお小遣い6～10万円を支給
・二人でディズニーランドに1週間泊まって100万円以上を使ったことも
・A子は石川被告との関係をフィアンセ(婚約者)と呼ぶ一方で、「勤務先のコンカフェの修繕費が必要で…」「店長に借金してて…」「店のオーナーが金を持って逃げちゃって…」などの理由をつけて度々タカりまくる
→石川被告が最高1000万円を手渡したことも(A子は借用書に偽名で署名)

なおポストセブンの記事では自称・真美子夫人の大学時代の友人まで登場してBTSファン説を説いています。

▼ポストセブン元記事
news-postseven.com/archives/202...

・その後はリハビリ開始
・最初はひとりでトイレにも行けず、リハビリ3日目でようやく歩行器アリで歩けるように
・MRI写真に死んだ脳細胞が白く映っており、二度と復活しないと知ってショック

・その後は転院などをしつつ倒れてから1ヶ月半ほどで退院するも、後遺症で簡単な知能テストにすら手こずるように

■30代の男性へ
・どんだけ健康でも脳梗塞はいきなりやって来る
・脳梗塞の処置は“早さ”が命、数分単位で早ければ早いほど後遺症が残りづらい
・片足や片手に力が入らない／呂律が回らない／視野が欠けるなどの症状が突然現れたら迷わず119番もしくは#7119番(救急安心センター)に相談すべし