餓鬼九十九_執筆公募勢
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餓鬼九十九_執筆公募勢
@gakitsukumo.bsky.social
公募メインで執筆をしているSE、時には講師、時には探偵をしている者です。
フォローはできる限り返していきます。

他人のポストは見ていません。
タイムラインも見ていません。
自発フォローもしないです。
フォロバはしますが、リムバもします。
The light doesn't shine on me.
私は凡人にすらなれなかった。
October 8, 2025 at 4:21 PM
フォローし続けてくれる方々にも感謝を。
August 20, 2025 at 6:06 PM
ゲームやその他、趣味に時間を当てているとふと思うのだ。

天才ですら努力を怠らないというのに、凡人にすら届かなかった私は今何をしているのだろう。

凡人にすら届かなかったことを自覚しているなら、凡人、天才よりも工夫と努力をしなければならない。

仕事をしている時でさえ心は穏やかじゃ無い。
恐らく同じクリエイターを目指すものなら共感してくれるだろうが、この悩み。

いつか克服できるだろうか……。
August 19, 2025 at 3:22 PM
「if.兎と亀etc」

開始時点で先に歩みを進めていた亀を、兎が追いかけたらどうなるのか。

私の答えは、亀の敗北で終わる。

初めから先にいる亀を見れば、兎はサボらずに進むだろう。
今本気を出せば勝てる相手がいて、負ければ不利益を被る。
後から出て勝てる確信を得た時点で、多くは勝ちに行くだろう。

天才は出遅れても才を生かせば凡人を容易く追い抜く。
そんな天才と比較して卑屈になり、時間を無駄にするくらいなら、自分の道の左右に【壁】でも作って今すぐ周囲と比較するのをやめろ。

綺麗事が許されるのは既に勝った奴だけだ。

そういえばその【壁】がなくなったことで成長が止まった国があったな(笑)
「時に人を敬うことなかれ」

例えばSNSで誰かが言い争っていたとする。
よく見る光景だ……何も不思議はない。

言い争いに参加するもしないも自由で、それを見て呟くも呟かないも自由。

参加したが最後。
その時点で何を言おうが返そうが、君は同類である。
そこに結論の有用性など関係ない。

現実で殴り合う人間を止めに入らないのと同じことで、時間を無駄にするだけの行為。

しかし、これに参加することの無意味さを知るのは、精神の成熟に大きく依存する。

若者よ。
君たちが会社の飲み会を「無駄だ」と思うのと同じく、他者と無意味な論争をすることも等しく無駄なことだ。

時に人を敬うことなかれ。
いいな?
「偶像的真偽値」

ある者は私を嫌った。
ある者は私を肯定した。

時に、その主張は180°変わることがある。
きっかけは些細なことに過ぎない。
仕方のないことだ、人の意思は変わるもの。

昨日は嫌いだった。好きだった。
今はどうだろう。
昔は正しかったことが今は悪となるように、生物や無機物は時間という重力によってみる世界を変えていく。

ならば全てを受け入れるか?
……それは否である。

ーーーー偶像的真偽値。
『正しい』と『正しくない』を倫理観で見てしまう愚かさへの皮肉。
しかし美しくも見える。

さて、明日の私の目には、過去が正しく見えるだろうか。
May 17, 2025 at 4:40 AM
他人なんてどうでも良いと口に出しているうちは、他人の目を気にしている。
May 8, 2025 at 3:29 PM
王国最強と謳われる二人組の探検隊がいた。 彼らは数々の偉業を成し遂げ、世界の危険な地と足を運ぶ。

その中には、廃村の地下に広がっていた遺跡を3日で調べ上げたという話もある。

彼らは今、旧砂の王国『アーゼル』に訪れていた。
門前で男が顔を顰めながら口を開く。

「これは、変わった形の門だ」

横縦2本ずつの柱が交わるように立つ、巨大な門である。女は流れるように答えを返した。

「鳥居という神の通り道、だそうですよ」
「神ねぇ、だがあれは、魔物に見えるが」

鳥居の先に見える砂上に、無数の魔物たちが待ち構えていた。

「どうやら、オーディエンスが揃ったようだ」
「面倒ですが、いきましょうか」
January 17, 2025 at 6:23 AM
決して描いても楽しくもない用紙に私は筆を入れる。
いつもの風景だ。

今回の依頼はとある駆け出しのマジシャンからのものである。

「マジシャン……」

誰に聞かれるわけでもない言葉を空気のように吐き捨て、印刷されたままの洋服デザインをみやる。

「まずい、ここ間違える」

颯爽と修正ペンを入れ、直された白をデザインの一つと変えてしまう。 もちろん再度印刷し、直すことは容易だ。
しかし私はこのミスすらも、デザインとかして終わらせたかったのだ。

気がつけば私の目は自然と部屋の壁に向いていた。

「マジシャン……ね」

そこには年季の入った、今となっては懐かしいユニフォームが飾られていたのである。
January 13, 2025 at 8:37 AM
Reposted by 餓鬼九十九_執筆公募勢
「時に人を敬うことなかれ」

例えばSNSで誰かが言い争っていたとする。
よく見る光景だ……何も不思議はない。

言い争いに参加するもしないも自由で、それを見て呟くも呟かないも自由。

参加したが最後。
その時点で何を言おうが返そうが、君は同類である。
そこに結論の有用性など関係ない。

現実で殴り合う人間を止めに入らないのと同じことで、時間を無駄にするだけの行為。

しかし、これに参加することの無意味さを知るのは、精神の成熟に大きく依存する。

若者よ。
君たちが会社の飲み会を「無駄だ」と思うのと同じく、他者と無意味な論争をすることも等しく無駄なことだ。

時に人を敬うことなかれ。
いいな?
「偶像的真偽値」

ある者は私を嫌った。
ある者は私を肯定した。

時に、その主張は180°変わることがある。
きっかけは些細なことに過ぎない。
仕方のないことだ、人の意思は変わるもの。

昨日は嫌いだった。好きだった。
今はどうだろう。
昔は正しかったことが今は悪となるように、生物や無機物は時間という重力によってみる世界を変えていく。

ならば全てを受け入れるか?
……それは否である。

ーーーー偶像的真偽値。
『正しい』と『正しくない』を倫理観で見てしまう愚かさへの皮肉。
しかし美しくも見える。

さて、明日の私の目には、過去が正しく見えるだろうか。
「無作為な精神カースト」

3人以上で構成されたグループがある。
初めは対等、皆が仲の良い、言わば完成された一つのコミュニティ。

やがて時は経ち、グループ内には個々人の好感度による暗黙の序列が生まれる。
そして序列が下の者から順に除外され、初めから高い序列で別のグループを形成する。

仲良しのはず、こんな日々が続けば良かった。
しかしこのサイクルから逃れられるのは、他者との対話を諦めた者か、精神が成熟した者。

つまりはこの負のサイクルが、実はコミュニケーションの発達において欠かせないプロセスなのである。

これが、精神カーストというシステム。

『星の生まれ変わりの様ね』
誰かが言った。
May 21, 2024 at 6:24 AM
Reposted by 餓鬼九十九_執筆公募勢
「不明瞭という最強のシステム」

質問だが、神様の存在を信じているだろうか?
答えは大方『信じる、信じない、わからない』に別れるだろう。
つまりは不明瞭だ。

科学が存在を否定しても、科学の外側の超越存在だとすれば、否定は難しい。
そしてその存在を根拠を持って証明することもまた難しい。

人は名の知れた不明瞭に興味を隠せない生き物である。
これはトレンドというシステムが証明している。

「神様の存在はわからないが、理由はともあれ、年に一回くらいは参拝している」

「友人や家族、恋人はいないが、神様が見てくださっている。だから前を向ける」

これが、不明瞭が根付かせた「神様」というシステム。
「時に人を敬うことなかれ」

例えばSNSで誰かが言い争っていたとする。
よく見る光景だ……何も不思議はない。

言い争いに参加するもしないも自由で、それを見て呟くも呟かないも自由。

参加したが最後。
その時点で何を言おうが返そうが、君は同類である。
そこに結論の有用性など関係ない。

現実で殴り合う人間を止めに入らないのと同じことで、時間を無駄にするだけの行為。

しかし、これに参加することの無意味さを知るのは、精神の成熟に大きく依存する。

若者よ。
君たちが会社の飲み会を「無駄だ」と思うのと同じく、他者と無意味な論争をすることも等しく無駄なことだ。

時に人を敬うことなかれ。
いいな?
「偶像的真偽値」

ある者は私を嫌った。
ある者は私を肯定した。

時に、その主張は180°変わることがある。
きっかけは些細なことに過ぎない。
仕方のないことだ、人の意思は変わるもの。

昨日は嫌いだった。好きだった。
今はどうだろう。
昔は正しかったことが今は悪となるように、生物や無機物は時間という重力によってみる世界を変えていく。

ならば全てを受け入れるか?
……それは否である。

ーーーー偶像的真偽値。
『正しい』と『正しくない』を倫理観で見てしまう愚かさへの皮肉。
しかし美しくも見える。

さて、明日の私の目には、過去が正しく見えるだろうか。
October 6, 2024 at 12:15 AM
皆々様、新年明けましておめでとうございます。

私は先月から体調を崩し、治ったりぶり返したりで、最終的には寝込む羽目になっています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします🥹
January 4, 2025 at 4:39 AM
「不明瞭という最強のシステム」

質問だが、神様の存在を信じているだろうか?
答えは大方『信じる、信じない、わからない』に別れるだろう。
つまりは不明瞭だ。

科学が存在を否定しても、科学の外側の超越存在だとすれば、否定は難しい。
そしてその存在を根拠を持って証明することもまた難しい。

人は名の知れた不明瞭に興味を隠せない生き物である。
これはトレンドというシステムが証明している。

「神様の存在はわからないが、理由はともあれ、年に一回くらいは参拝している」

「友人や家族、恋人はいないが、神様が見てくださっている。だから前を向ける」

これが、不明瞭が根付かせた「神様」というシステム。
「時に人を敬うことなかれ」

例えばSNSで誰かが言い争っていたとする。
よく見る光景だ……何も不思議はない。

言い争いに参加するもしないも自由で、それを見て呟くも呟かないも自由。

参加したが最後。
その時点で何を言おうが返そうが、君は同類である。
そこに結論の有用性など関係ない。

現実で殴り合う人間を止めに入らないのと同じことで、時間を無駄にするだけの行為。

しかし、これに参加することの無意味さを知るのは、精神の成熟に大きく依存する。

若者よ。
君たちが会社の飲み会を「無駄だ」と思うのと同じく、他者と無意味な論争をすることも等しく無駄なことだ。

時に人を敬うことなかれ。
いいな?
「偶像的真偽値」

ある者は私を嫌った。
ある者は私を肯定した。

時に、その主張は180°変わることがある。
きっかけは些細なことに過ぎない。
仕方のないことだ、人の意思は変わるもの。

昨日は嫌いだった。好きだった。
今はどうだろう。
昔は正しかったことが今は悪となるように、生物や無機物は時間という重力によってみる世界を変えていく。

ならば全てを受け入れるか?
……それは否である。

ーーーー偶像的真偽値。
『正しい』と『正しくない』を倫理観で見てしまう愚かさへの皮肉。
しかし美しくも見える。

さて、明日の私の目には、過去が正しく見えるだろうか。
October 6, 2024 at 12:15 AM
世の中には、所謂高学歴をお持ちでも、社会に目を向ければ足し算引き算でしか物事を見れない人がいる。
ではそれまでに研鑽を重ねてきた学びとはなんだったのか。

【"学び"とは、目指す"形"あってのもの】ではないだろうか。

重要なのは、形であって結果ではないこと。
思い描いた形を形成するには、学びだけではない様々なことが必要になる。
無論、その形がただの足場の可能性すらあり得る。

私はSE、時には講師として社会で生きているが、数年経った今でも形を求めて日々学んでいる。

スケールの大きさから抽象的な言葉になってしまったが、これを読んだ誰かが、意味を正しく理解してくれることを切に願う。
September 11, 2024 at 2:11 AM
相手が感情論で話してるか、論理的に見て話しているかを見極められない人が、議論の場に出るべきではない。
July 20, 2024 at 7:40 AM
まさか、尊敬する人は誰だと聞かれて
両親ですと答える日が来るとはな。
June 23, 2024 at 12:11 AM
「時に人を敬うことなかれ」

例えばSNSで誰かが言い争っていたとする。
よく見る光景だ……何も不思議はない。

言い争いに参加するもしないも自由で、それを見て呟くも呟かないも自由。

参加したが最後。
その時点で何を言おうが返そうが、君は同類である。
そこに結論の有用性など関係ない。

現実で殴り合う人間を止めに入らないのと同じことで、時間を無駄にするだけの行為。

しかし、これに参加することの無意味さを知るのは、精神の成熟に大きく依存する。

若者よ。
君たちが会社の飲み会を「無駄だ」と思うのと同じく、他者と無意味な論争をすることも等しく無駄なことだ。

時に人を敬うことなかれ。
いいな?
「偶像的真偽値」

ある者は私を嫌った。
ある者は私を肯定した。

時に、その主張は180°変わることがある。
きっかけは些細なことに過ぎない。
仕方のないことだ、人の意思は変わるもの。

昨日は嫌いだった。好きだった。
今はどうだろう。
昔は正しかったことが今は悪となるように、生物や無機物は時間という重力によってみる世界を変えていく。

ならば全てを受け入れるか?
……それは否である。

ーーーー偶像的真偽値。
『正しい』と『正しくない』を倫理観で見てしまう愚かさへの皮肉。
しかし美しくも見える。

さて、明日の私の目には、過去が正しく見えるだろうか。
「無作為な精神カースト」

3人以上で構成されたグループがある。
初めは対等、皆が仲の良い、言わば完成された一つのコミュニティ。

やがて時は経ち、グループ内には個々人の好感度による暗黙の序列が生まれる。
そして序列が下の者から順に除外され、初めから高い序列で別のグループを形成する。

仲良しのはず、こんな日々が続けば良かった。
しかしこのサイクルから逃れられるのは、他者との対話を諦めた者か、精神が成熟した者。

つまりはこの負のサイクルが、実はコミュニケーションの発達において欠かせないプロセスなのである。

これが、精神カーストというシステム。

『星の生まれ変わりの様ね』
誰かが言った。
May 21, 2024 at 6:24 AM
くだらない人間はくだらない悩みを持つ。
私もその1人である。
May 21, 2024 at 6:12 AM
今死なない理由は『死ぬ時の苦しみが怖いから』だけで十分だ。

だってそうだろう?
現状の苦しみは、死の苦しみには勝っていないということなのだから。

これは死ぬよりは楽な解決方法もあるということ。

幸い、今の日本では贅沢さえしなければ、アルバイトでもなんとか繋いでいける。
そして環境を変える勇気を持てばいい。

ほら、目の前のビルから下を眺めるよりは怖くないだろう?
友達や家族なんてものは後から考えればいいのさ。
ましてやSNS、同僚、道ですれ違う他人なんてものは尚更考える必要はない。

またダメになったら屋上から数十メートル下をまた眺め、恐怖を思い出すんだ。
April 6, 2024 at 10:52 AM
月と恋は満ちれば欠ける。
April 5, 2024 at 12:24 PM
花壇には綺麗な花が咲いていて、私はその光景を遠巻きに見ている。

羨ましい、その一員に入りたい。
しかしその夢は叶わない。

彼らから見た私は綺麗な花だろうか、それとも雑草だろうか。
鏡もない私には、自分の姿を確認することはできない。

『確認するのは簡単だ。周囲の視線が自分に向いているかをみればいい』

結果は雑草だった。
世界から色が消える。
音も消える頃、誰かが言った。

『花と雑草しか見えていない視野の低さなら、君はまだ芽が出たばかりだ』

私は何も言い返せなかった。
自分にとって都合の良い言葉でしかない。
でも、ここで諦めるのは何か違う気がしたから。

それだけで十分だ。
April 5, 2024 at 6:47 AM
「偶像的真偽値」

ある者は私を嫌った。
ある者は私を肯定した。

時に、その主張は180°変わることがある。
きっかけは些細なことに過ぎない。
仕方のないことだ、人の意思は変わるもの。

昨日は嫌いだった。好きだった。
今はどうだろう。
昔は正しかったことが今は悪となるように、生物や無機物は時間という重力によってみる世界を変えていく。

ならば全てを受け入れるか?
……それは否である。

ーーーー偶像的真偽値。
『正しい』と『正しくない』を倫理観で見てしまう愚かさへの皮肉。
しかし美しくも見える。

さて、明日の私の目には、過去が正しく見えるだろうか。
「無作為な精神カースト」

3人以上で構成されたグループがある。
初めは対等、皆が仲の良い、言わば完成された一つのコミュニティ。

やがて時は経ち、グループ内には個々人の好感度による暗黙の序列が生まれる。
そして序列が下の者から順に除外され、初めから高い序列で別のグループを形成する。

仲良しのはず、こんな日々が続けば良かった。
しかしこのサイクルから逃れられるのは、他者との対話を諦めた者か、精神が成熟した者。

つまりはこの負のサイクルが、実はコミュニケーションの発達において欠かせないプロセスなのである。

これが、精神カーストというシステム。

『星の生まれ変わりの様ね』
誰かが言った。
「汚れちまった悲しみに」

平凡な日常を変えたいと、心の中で"何か"を求めるものは多い。

傲慢と怠惰の狭間のようなその感情は、人が人であるための尊厳であるのだと、詩人が言った。

私は歩みを止めて足元を見る。

あなたは覚えているだろうか。
子供の頃、見えなかった道の先に私たちは手探りで歩いている。
視力はないに等しい。

汚れちまった悲しみに、ひいては感情が冷めるの如く、童心を亡くした者に帰る場所無し。
March 21, 2024 at 9:59 AM
「渡米したいって?あっはは、君も学園も急だよね」

先輩が甲高い声で笑っている。
彼女のお腹を抱える仕草に、少しムッとしてしまう。

「いやいや、笑ってごめんよ。 でも、あれだけ生活能力のない君が言い出すもんだからさぁ」

実際その通りである。
家事はおろか、学校でも遅刻が多い俺が、海を渡った先で仕事をしたいだなんてお笑いもいいところだ。

「で、でもっ」

「一緒に来たいって、思ってくれたんだよね」

先輩の絵画は評価された。
学園内では『殿堂入り』と呼ばれるこの功績は、海の向こうで形を成した。

「僕は君を待っているよ、いつまでも」

……これは、冬休みの少し肌寒い思い出での話。
March 8, 2024 at 11:49 PM
「無作為な精神カースト」

3人以上で構成されたグループがある。
初めは対等、皆が仲の良い、言わば完成された一つのコミュニティ。

やがて時は経ち、グループ内には個々人の好感度による暗黙の序列が生まれる。
そして序列が下の者から順に除外され、初めから高い序列で別のグループを形成する。

仲良しのはず、こんな日々が続けば良かった。
しかしこのサイクルから逃れられるのは、他者との対話を諦めた者か、精神が成熟した者。

つまりはこの負のサイクルが、実はコミュニケーションの発達において欠かせないプロセスなのである。

これが、精神カーストというシステム。

『星の生まれ変わりの様ね』
誰かが言った。
「汚れちまった悲しみに」

平凡な日常を変えたいと、心の中で"何か"を求めるものは多い。

傲慢と怠惰の狭間のようなその感情は、人が人であるための尊厳であるのだと、詩人が言った。

私は歩みを止めて足元を見る。

あなたは覚えているだろうか。
子供の頃、見えなかった道の先に私たちは手探りで歩いている。
視力はないに等しい。

汚れちまった悲しみに、ひいては感情が冷めるの如く、童心を亡くした者に帰る場所無し。
March 7, 2024 at 2:03 PM
三連休の初日。
世間は休日だから私も家で寝ている、なんてことはない。
三連休だろうとなんだろうと、生徒会に所属していれば、休日が無いこともよくある話。

「ねぇゆかりってばきいてる?」

小学校の頃からの幼馴染の佳奈は相変わらず口数が多い。

「聞いてる聞いてる」

「それで彼氏がさぁ〜」

と、こんな調子である。
ふと道端に見知った小さな手帳が落ちているのに気がついた。

「どうしたのゆかり、あ、学生証」

「巳司さん、て人のかな」

佳奈は学生書を鞄へ仕舞い込んだ。

「行こうゆかり、この手帳魔物の気配がする」

これはどこにでもは無い学校の生徒会が廃校を開拓地とする、三連休の話である。
March 2, 2024 at 11:44 PM
はよーさん
March 2, 2024 at 11:27 PM
おはよーござい
March 1, 2024 at 11:44 PM