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・誰でもない(ファン・ジョンウン)
・観光(ラッタウット・ラープチャルーンサップ)
・琥珀捕り(キアラン・カーソン)
・領土(諏訪哲史)
・冬の子(ジャック・ケッチャム)
・誰でもない(ファン・ジョンウン)
・観光(ラッタウット・ラープチャルーンサップ)
・琥珀捕り(キアラン・カーソン)
・領土(諏訪哲史)
・冬の子(ジャック・ケッチャム)
・午前二時は食卓で(今東ともよ)
・溺れる鳥は五度はばたく(フィビ鳥)
・琉球蟹探訪(さとかつ)
・つくもごみ(panpanya)
・緑の予感たち(千葉ミドリ)
・終の花嫁(谷和野)
・友達だった人(絹田みや)
・こんづくし(森長あやみ)
・午前二時は食卓で(今東ともよ)
・溺れる鳥は五度はばたく(フィビ鳥)
・琉球蟹探訪(さとかつ)
・つくもごみ(panpanya)
・緑の予感たち(千葉ミドリ)
・終の花嫁(谷和野)
・友達だった人(絹田みや)
・こんづくし(森長あやみ)
これはなぜか顔にご飯粒が付いてる犬
これはなぜか顔にご飯粒が付いてる犬
スコットランド高地の移民が多く暮らすカナダのケープ・ブレトン島を舞台にした短篇集。厳しい自然に囲まれながら、動物たちと共に生きる彼らの息づかいが聞こえてくるかのようだった。また、「完璧なる調和」をはじめ、ゲール語民謡などの先祖の文化を守り継承していく人々の誇りや葛藤が描かれており印象深い。一番心に残った「幻影」は盲目になる代わりに予知力を得る一族の年代記で、民話的な要素と重層的な語りに引き込まれた。長編に出来そうな密度の濃さ。
スコットランド高地の移民が多く暮らすカナダのケープ・ブレトン島を舞台にした短篇集。厳しい自然に囲まれながら、動物たちと共に生きる彼らの息づかいが聞こえてくるかのようだった。また、「完璧なる調和」をはじめ、ゲール語民謡などの先祖の文化を守り継承していく人々の誇りや葛藤が描かれており印象深い。一番心に残った「幻影」は盲目になる代わりに予知力を得る一族の年代記で、民話的な要素と重層的な語りに引き込まれた。長編に出来そうな密度の濃さ。
普段SFを読み慣れていない自分でもとっつきやすく面白かった。喪失の経験とその先にある微かな希望を感じられる話が多い。また、著者はミュージシャンとしても活動しており、歌や音楽がテーマになることが多いのも特徴的。特に良いなと思ったのは表題作と、「深淵をあとに歓喜して」「オープン・ロードの聖母様」「イッカク」でした。
普段SFを読み慣れていない自分でもとっつきやすく面白かった。喪失の経験とその先にある微かな希望を感じられる話が多い。また、著者はミュージシャンとしても活動しており、歌や音楽がテーマになることが多いのも特徴的。特に良いなと思ったのは表題作と、「深淵をあとに歓喜して」「オープン・ロードの聖母様」「イッカク」でした。