はじめまして、aと申します。この度はフォロバいただきありがとうございます！こちらも以前より寿雛を拝見しておりました、とても素敵な物語をありがとうございます😊
仲良くしてくださると嬉しいです、どうぞよろしくお願い申し上げます🙇

分かります〜！！！
どんなふうに生活していくのかとか、愛し合う方法とか考えちゃいますよね😊
寿幸さんは雛子ちゃんファーストなので絶対嫌がることはしないと思いますが、夜になると｢嫌｣は通用しないと思ってます👍
やっぱり第一子は男の子だと思いますよね！？お仲間嬉しいです〜🤝
子煩悩で優しいお父さんになることでしょう☺️

｢雛子、君は何も悪くないんだ。私が力及ばす傷つけて申し訳ない｣｢私は寿幸さんがおそばにいてくださるのならそれでいいのです｣
どこまでも慎ましく健気な雛子に愛おしさと切なさで苦しくなった寿幸は、雛子を大きな体で包み込むように抱きしめた
その日はたくさん愛の言葉を囁かれながら嫌というほど抱き潰された雛子
ほどなくして妊娠した雛子は母になることを忌避していた自分が遠い昔のことのように感じ、愛しい人の子を身籠ることができてただ喜びを噛み締めた
寿幸は涙を流し｢ありがとう｣とくり返した

約一年後、常喜家には健やかな男児が産まれたという

まちがえた、太宰治だ
人間失格の中に現実のこととして明記されていたからそうなんだと思う

ひなこちゃんからは花のような香りがするようになり、ますます美しさに磨きがかかりことゆきさんは大変満足する

つねよし家から一部の人間がいなくなったことを、ひなこちゃんだけは知ることはなかった

まさかの浮気を疑われてショックとともに余計なことを言った者がいると気付き内心では怒り心頭だが、まずは泣いているひなこちゃんを宥めるのが先なので弁解する
ひなこちゃんのために香水を購入しようと百貨店に行って、香りを試しているうちにそのにおいが付いてしまったという
ことゆきさんの手には確かに百貨店の紙袋があり、開けてご覧と言われ中を確認するとラッピングされた物が入っていた
｢ことゆきさん、これ……｣
｢ひなこに似合うと思ったんだ。だから、君に贈ろうと買ってきたんだよ。これで納得してもらえたかな？｣
疑ってしまってごめんなさいと再び泣いて、ことゆきさんは勘違いさせてすまないと謝った