片貝ゐわし
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片貝ゐわし
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だいたい助泰、メディア欄かシブにある
ヘッダー:JAさん♡
無断転載禁止／No reuploading
▽ピクシブ
https://www.pixiv.net/users/31286435
▽BOOTH
https://fish-pool.booth.pm
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集明社トリオだった3人の続き的なもの
一生雑談してる
June 21, 2025 at 3:39 PM
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露先生と十五先生と京香ちゃんってなにトリオなんだろう………
本にしたい欲だけがある…………できれば寄稿も募りたい…………自分だけじゃ悲しいから……………
June 20, 2025 at 12:51 AM
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やった〜〜〜〜ッッッ！！！　新刊が届いた〜〜〜📚
照明が黄味がかってるので若干色味が違うんですが、アラベールにPPの加工なしで大正解だ…………！
ありがとう由丹さん！！！
段組は前回の文字サイズが小さすぎたかな〜〜と思ったので、0.5p上げたんだけど、小さくても良かった気がするな？？
June 13, 2025 at 11:40 AM
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2025.6.15（日）東4 す06a
星に願いを 2025 -day1-
黄金のハートを狙い撃ち
FISH POOLのお品書きです！

仗億既刊すべてを少部数持ち込みます📚
机には並べないので、ご入用の方はお声がけ下さい……！
別ジャンルの本は実物見たい方がいれば持って行くのでご連絡下さい〜〜🐟

また会場残部を通販に回す予定です！　本が手元に届き次第また告知させて頂きます……！
June 10, 2025 at 11:23 AM
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2025.6.15（日）東4 す06a
星に願いを 2025 -day1-
黄金のハートを狙い撃ち

FISH POOL 新刊・ジョルミス小説本
『正しい食事と生活』
B6 64ページ 3.8万字 500円
表紙:ふふさん（@fufufu3561）
装丁:由丹（@via_junk）さん

原作〜ざっくり恥パ軸で、生活無頓着🐞に人生の楽しみを教えたい🔫と2人を見守る💔と振り回される🍓に➗を添えて……って感じの内容です！全年齢向けですが、モブ、下ネタ、キス、受傷描写がありますので苦手な方はご注意下さい！
よろしくお願いします🐟

▼段組サンプル
June 6, 2025 at 2:38 PM
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仗億の既刊が増えたので、覚えている範囲で簡単にまとめてみました🐟
書いた瞬間から忘れるので、説明が間違っているかもしれない…………
年齢操作本は残部少で再販予定がないので、性癖が合う方はぜひに〜〜〜！
March 24, 2025 at 12:14 PM
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正しい新刊の使い方

アクスタやフィギュアの背景にもなるし、中が小説になっているので読めてお得です🐟
※ノベルティのポスカはスタコレにぴったりサイズ
March 17, 2025 at 9:46 AM
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自分用にアクキー作った✌️
March 15, 2025 at 9:14 PM
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やっと見つけたぜェ〜〜〜！！！
March 15, 2025 at 10:34 AM
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新刊届いた〜〜〜！！！イメージ通りに刷ってもらえて大満足！！！
本文の構成だけもう少し余白取れば良かった…………🐟
March 14, 2025 at 9:50 AM
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最近のイギーと甘味と同僚に付き合ってもらってジョジョワの敷地内に足を踏み入れるも、怖気づいてパネル撮影して撤退して来たの図
次こそはアトラクション行くぞッッ
March 11, 2025 at 9:46 AM
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ウエハース生活がはじまる
March 9, 2025 at 7:02 AM
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春コミ新刊のノベルティが届きました〜〜！！！！めちゃくちゃきれいに印刷して貰ってうれしい！！！！
グラフィックさん愛してる……💋

会場分と今回通販分にはお付けします！良ければぜひ実物見に来てください🐟

イラスト:由丹（@via_junk ）さん
March 6, 2025 at 9:15 AM
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2025.03.16（日）
HARU COMIC CITY

FISHPOOL 新刊🐟
『天国ではなく、昨日のつづき』
B6/60p/約40,000字/500円
ポストカードのノベルティ付き
※既刊から段組を変更を変更しています

原作ハーヴェスト回までのマブダチ助泰小説本です。基本2人が会話してるだけのほのぼの短編です（当社比）ほぼ日常シーンなのでカップリング要素は薄めです（軽微な接吻を含む）サンプルはpixivをご確認下さい！

よろしくお願いします！
March 5, 2025 at 9:14 AM
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今日遊んで貰った〜〜〜！！！
人間をやめて助泰を体内に取り込んだので、春コミで新刊が出るはず…………………………
February 15, 2025 at 2:56 PM
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会話中に完成したネタを爆速でSSにした（のを手直しした）バレンタイン助泰です！　康由成分を含む
「なんでバレンタイン当日に調理実習で菓子なんか作んなきゃいけねぇんだよッ！」 前を歩いていた億泰が突然叫び出したので、隣を歩いていた康一と顔を合わせる。 「なんでって……普通に時間割りのせいだろ。それにオメー甘いモン好きじゃねえか」 じゃあ良かっただろ、と続けると「オメーはなんっにもわかってねえッッ！」と怒られる。 ちなみに仗助たちのクラスは先月に調理実習が終わっている。班ごとにテーマを決めて一食分の献立を作らせられたが、料理の得意なクラスメイトがほとんどやってくれたので仗助は見ているだけだった。 「ふざけんな！　バレンタインただ貰えないだけでもツレーのに、作らされるとかどんな苦行だよッ！！　クラスの女子どもはよ、妙に浮き足だってやがるしよー」 「まあ、バレンタイン当日じゃね……由花子さんもずいぶん気合い入ってるみたいだったし」 康一は昨日の別れ際に楽しみにしててね！　と由花子さんが言っていたのを思い出しながら頷いた。調理実習とは別にチョコレートケーキも作っているらしく、学校終わりに彼女の家に呼ばれているのはもちろん黙っておく。 「オメーだって貰えるかもしんねーだろ」 慰めるように肩に手を回した仗助の腕を億泰は振り払った。告白してくる人間は減って来たとはいえ、仗助の様な何もしなくても女子が寄って来るようなヤツに言われる気休めほど、腹が立つものはない。 「貰えなかったら責任取れんのかよッッ」 胸ぐらを掴まれて仗助はコイツはもうダメだ、と心底失礼なことを思った。モテなさすぎて頭に血がのぼってやがる。これはもう救いようがない、と。 そりゃあ、バレンタインにチョコレートを貰えない側の気持ちはわからないが、貰ったら貰ったでお返しだの、告白の返事だの、やべーチョコを外して食ったり母親に食わせたり、なんだかんだ大変なのだ。だが、もちろんそんなこと口に出来る雰囲気ではなかった。 ◇ 山岸由花子は型抜きして焼き上がったクッキーに細やかなアイシングをほどこしていく。本当はクッキーなんてありきたりなものは作りたくなかったが、学校の授業時間では大したものは作れない。本命のチョコレートは学校が終わってから康一くんに渡すとして、康一くんの口に入るのだから、授業のクッキーだって手を抜きたくない。 「虹村くんって手際いいんだね、お家で料理とかするの？」 隣の班の女子があの億泰に話しかけているのに気がつき、由花子は作業の手は止めずに会話へ意識を割いた。もちろん億泰に興味があるわけじゃあなく、康一くんが気にしてあげていたので視界に入れただけだ。億泰に話しかけた女子たちは誰に渡すかで盛り上がっている。普段なら女子に声をかけられただけでデレデレと赤くなるくせに、あの頭のおかしい仗助の名前が上がるとこめかみを引き攣らせながら、ボウルの中身を勢いよくかき混ぜ出した。 康一くん以外、東方仗助と虹村億泰がモテようがモテなかろうが自分には関係がない。由花子はありったけの愛を込めるため、雑音をシャットアウトすることにした。 ◇ 「康一くん、良かったらコレ食べてね」 「わあ、由花子さんありがとう……！　これってもしかしてエコーズの顔？　なんだか、かわいくて食べるのがもったいないや」 康一と由花子がいちゃついている姿なんてもう見飽きたとはいえ、この日ばかりは悪態でもついていないとやっていられない。 「けっ、胃に入ったら全部一緒だっつーの」 億泰はただビニール袋にいれただけの、自分で作ったハート型のクッキーを取り出す。由花子のように自分で成形する気もないので、備品にあった型抜きを使っただけだ。少々虚しい気もするが、今日がバレンタインだろうが、持っている物が自分で作った菓子だろうが、甘い物は心を癒してくれるのだ。 しかし、クッキーは億泰の口に入る前に目の前から消えた。ふに、と柔らかい感触が指に触れたと気がついた時には、クッキーは仗助の口の中にあった。 「なに勝手に食ってんだよッ」 「クッキーの一枚やら二枚いいじゃねーか、相変わらずケチくせーな」 取り返そうと振り翳した手は簡単に避けられてしまう。ぎゅっと手首を掴まれて、億泰は仗助に詰め寄った。 「オメーは女子からたくさん貰ってんだろーが」 「はあ？　オメーからしか貰ってねーよ」 顔がぶつかってしまいそうな距離で、取っ組み合いを始めた二人を康一は呆れた顔で眺める。 「あの二人って自分たちが、いちゃついてるって自覚ないのかなあ……」
February 14, 2025 at 7:22 AM
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2024.12.29（日）東7 h01a
サークルvia junkにて
まほよ×ミステリ
アンソロを頒布します〜〜！！！
豪華カバー巻きand会場分しおり付きです！！！（イベント後通販予定）
個性豊かな執筆者5人の作品サンプルは明日からXにて順次公開予定です📚
よろしくお願いします🙇
x.com/MahoyoMystery
#C105
December 18, 2024 at 12:54 PM
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フィットボクシング🥊してお寿司🍣食べてサウナ🛁はいってソフトクリーム🍦たべたから今日は💯満点ッッッッッッ！！！！！！！！！！
帰って酒🍺飲もッッッ！！！！
December 7, 2024 at 7:36 AM
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買う時期を絶対ミスってるんだけど、今年パソコン買い替えて本当に良かった………
フリーズしないし使うたび再起動しなくていいし、アプリインストール出来るし（それは10年前に買った骨董品使ってたからでは？）
ステッカー増やすの楽しみ💘
December 4, 2024 at 11:50 PM
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ミスタお誕生日おめでとう！！！
なんか、こういうのが見たい！みたいなことを言おうと思ったら小説にした方が早くね？ってなったので、ざっくり書きたいとこだけ書いた………………………
微恥パ軸
ルノとフーが話してるだけ
執務室でひとり机に向かっていると、控えめな足音と午後の温かい日差しに映し出された影がジョルノの前に現れた。 「ひとりで行かせたんですか？」 執務室で山積みの書類を崩さないように、さらに積み上げながらフーゴはそう尋ねた。 「？　そう難しい任務じゃあないですよ」 おそらくミスタが向かっているちょっとばかりおいたが過ぎる政府の人物にお灸を据える仕事について言っているらしい。しかし、場所はサン・カルロ劇場で一般人も多いため少数で出向くべきだと進言したのは彼ではなかったか。 「いえ、能力的には問題ないかと」 暗殺、とまでは行かなくてもミスタのスタンドはこう言った任務に向いている。それはフーゴも承知している。 「他になにか問題が？」 フーゴの持って来た書類を横目で見てから問う。組織を正式に引き継いでから書類の山が顔より下になったことがない。全部が無駄、だとは言わないが終わりの見えない雑務にはちょうどうんざりしていたところだ。休憩でも入れようか、と立ち上がろうとすると、視線だけでフーゴがケトルを取りに行った。 「今日の演目はトスカでしたよね」 冬は日が暮れるのが早い。夕暮れの黄金色が部屋に差し込むのをぼんやりと眺めながらジョルノは頷いた。常識程度には知っているが、見たことはない。イタリアには劇場が至る所にあると言っても、結局は金持ちが足を運ぶ場所である。 「そう聞いています、それが？」 トレーにティーセットを並べたフーゴに、自身も飲むように伝える。休憩ってのはよォ、と今はいない仲間の声が聞こえる。 「便所行ったり、適当に口に物を突っ込むことじゃあねーの！　仕事するのは良い。だが、生きてるっつーことを忘れんなよ」 ビシ、と指を胸に指されて、そう諭されたのはついこの間のことだ。彼はイタリアに住む人間らしく、よく笑いよく食べよく泣く。この美しい国で部屋に閉じこもっているのは死んでいるのと同じらしい。 「彼女が歌に生き、愛に生きなんて聞いたら泣いちまうんじゃあないかと思いまして」 大袈裟に心配するような声を出したフーゴに思わず笑いが込み上げる。彼もまた根を詰めているジョルノを気遣ってくれているらしい。 「ふふ、たしかにそうですね」 ——おお、やさしい手よ！　ジョルノは小さく呟く。一瞬だけ薔薇色に染まった空にはもう夜の帳が落ちていた。 「今日は優秀な部下たちに感謝を込めて夕食は外で食べましょう」 柔らかく微笑んだ黄金の子の後ろには、十二月の星が微かにきらめいていた。
December 3, 2024 at 11:07 AM
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手に負えない方が、コロコロ変わる関係がむちゃくちゃ好き
露先生と十五先生
「ぶっ殺してやるッッッ！」 そう言って店から転がり出てきたのは志士十五だった。そこが何度か世話になっている古書店であろうと、相手が知り合いではなければ足を止めることはなかったのだが、手に持っている漫画雑誌に見覚えがありつい立ち止まってしまった。 「おい、君こんなところでなにやってんだ」 「あ、露伴センセーじゃん」 叩き出されただけにしては大袈裟な殴られたような痕を頬につけた男が先ほどの剣幕とは打って変わって笑顔で言った。手に持っている冊子は最新号で、たしか十五の連載は載っていない。突発的な休載ではなかったはずなので、この男の怒りは別のところにあるのだろう。 「いや、なに？　ちょっとコレの価値を教えてあげてたっつーか？」 「なにが価値だよ。漫画雑誌の最新号なんてそこら中にあるだろ」 「そーゆーことじゃなくてさ、漫画はガキが暇つぶしに読むだけじゃねーつうか、そーゆー価値の話。オレたち遊びて描いてねーだろ？　なに、天才でいらっしゃる露伴先生は、命なんてかけてねーの？」 凄むように言われて、露伴は眉をピクリと動かした。 「なんて言われたんだ？」 「え？　あ、———って」 言い終わるか終わらないかのうちに店内へ踏み込もうとする露伴を目で追っていると、殺気だった露伴からボソリと声が聞こえた。 「始末してくる」 「だ———！　ちょ、センセ！　おちつこ？」
November 27, 2024 at 12:08 AM
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ミキタカ、宇宙人っぽいあだ名つけられて欲しかったけど思いつかなった、この後3人で撮って欲しい
プリクラ助泰＋未
「じゃーね、コスモ！」 「はい、ありがとうございました」 金色の長い髪の学生服を着た男が、同じくらい明るい髪をした少女たちに深々と頭を下げている。男の仕草はかしこまったものだったが、少女たちは気安そうに少年の肩を叩くとキャラキャラと笑いながら去って行った。その少年が顔見知りであると気がついた仗助は、絶句して指をさしたポーズのまま動かなくなった億泰の肩に腕を回すとそのまま近づいた。 「未起隆」 「仗助くんに億泰くん、奇遇ですね」 金髪の少年は近づいて来た二人に気がつくとにっこりと笑った。 「クラスの女子と仲良いのか？」 仗助は意外だと思いながら尋ねた。 「そうですね、皆さんとても親切です。色々と助けてくれるんですよ。おいしい紙をくださったり……今も地球の文化を教えて貰っていました」 ほら、と広げられた小さいノートを覗き込むと何枚も写真のようなシールが貼られていた。ほとんどが知らない少女たちが写ったものだったが、その中に先ほど見た数人の少女とミキタカが可愛らしいフレームの中でポーズをとっているのも混ざっていた。それを見た瞬間、微動だにしなかった億泰がだあっと滝のような涙を流しはじめた。 「億泰さん大丈夫ですか？」 「あー、まあ、ほっといていいぜ。どうせオメーが羨ましいんだろ」 仗助は女子と遊んでいたことについて言ったつもりだったか、未起隆はそのシールのような写真について言われたと思ったらしい。ピコン！　と音でも鳴りそうな顔で頷いた。
November 20, 2024 at 12:23 AM
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助泰バディパロ

1.出会い　　5/5
November 12, 2024 at 7:37 AM
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非番バディ捜査報告書をJAさんと助泰で遊んだログ（と言いつつ二次創作小説）
知識なさすぎなので、色々間違ってても許してくれ………

1.出会い　3/5
「本日配属になりました、東方仗助です」 　初日にも関わらず物怖じせずにそう言ってのけた男は、警察にしておくのがもったいないほど整った顔をしていた。前評判は悪くなかったが、それだけだったらこの男に嫌悪感を抱いていたに違いない。しかし、一目でわかる鍛えられた筋肉を全身に纏っているのを見てコイツは警察に向いている、と確信した。１８０センチはゆうに超えている圧倒的な身長もさることながら、見掛け倒しではない、制服の上からでもわかるしなやかそうな筋肉が全身についているのを確認して、これなら、と俺は思った。捜査二課で持て余しているアレと組ませても上手くやるかもしれない、と。 　アレとは一昨年二課に配属された虹村億泰のことである。虹村は東方と年は同じだが高卒で警察学校を卒業して警官になった男で、少々学力が足りないが警官としてのカンはあるし、肉体も申し分ない。上手く育てればそこそこ使える人間になるはずだった。だが、上司の言うことを全く聞かず、危険なものほど自らを顧みず考えなしに突っ込むクセのせいで、いまや二課の中でヤツと組みたがる人間はいない。圧倒的始末書の多さから正しい意味でも嫌われているが、皆自分が相棒殺しになることを恐れているのだ。警官は自分の命だけを背負っているわけではない。そう簡単に命を預けられても困る、というわけだ。まして二課が追っているのは殺人犯や強盗ではない。捜査はどれも緊迫したものだが汚職・詐欺・背任、二課で主に取り扱うのは情報で、これに関しては慎重に慎重を重ねたって足りないほどだ。短絡的で考えるより先に体が動くタイプの虹村は二課の中で浮いていた。しかし、俺は虹村を手元に置いておきたかった。早く段ボールに入れて一課に捨てて来いとの声も多いが、あの男が時折持ってくる情報者の身元が明かせない重要な要素を含む証言が惜しいからだ。 「緊張してないんだな」 きょろきょろと興味深そうに雑然としたデスクの間で視線を彷徨わせている東方に声を掛ける。学校を出たばかりの人間はもう少し不安そうにするもんだが、目の前の男は不思議なことに場慣れしているように見えた。 「あ、いや、これでも緊張してるんスけど」 もっと顔に出した方が良いスか？　と馬鹿正直に言うので俺は声を出して笑った。事務所に残っていた数人が遠慮がちにこちらを見ているのさえ、なんだかおかしい。 「いや。新人には指導員がつくのは聞いているな？」 「はい」 東方は神妙に返事をした。斜向かいのデスクで電話が鳴り、時計の針が予定していた時間を指した。 「それでお前につける男のことなんだが……東方、動物好きか？」 「え？　はあ、まあそれなりに。あ、カメはちょっと苦手っスかね」 突然の質問に面くらった様な表情をしながら東方は答えた。カメが触れないほど苦手らしいが、まあ、大丈夫だろう。虹村は顔こそ爬虫類のようだが、中身は待てのできないハスキーだ。知能も大体一緒だろう。 「そうか、よかった」 「？」 電話を取った男が立ち上がる。視線だけで促せば、東方を一瞥してから口を開いた。 「課長、戻ってきたそうです」 「わかった、資料室の前で待機していろと伝えてくれ」 　廊下を歩く東方を職員が物珍しそうな顔をしてすれ違って行く。男ばかりの職場ではあるがプライドが高い連中ばかりである。この派手な見た目がトラブルを引き起こさなければ良いんだが、と頭に懸念が過ぎる。二課にこれ以上トラブルメーカーが増えてくれるな。 　資料室の前の背もたれのないベンチシートにだらっと座っている男が見える。そう言えばコイツは初日から署内で喧嘩騒動を起こしていたな、と思い出したくもないことを思い出した。署内で最速の始末書処分だったが、未だに破られていない記録である。気になるものでもあるのか、虹村は反対側の通路へ視線を向けているため顔はほとんど見えない。それにしても滲み出るガラの悪さはどうなっているんだ、と肩を落とした。この男は、制服を着ていなければどう頑張っても犯罪者で、警察官だと思う人間はいないだろう。 「虹村」 大して大きな声を上げたわけではないのに、隣で東方が息を飲む音が聞こえた。 「今日から二課に配属された東方だ。お前のペアになる。くれぐれも問題は起こすなよ」 振り返った男がにやりと口元を歪めた。 　——よぉ、相棒。待ちくたびれたぜ。
November 12, 2024 at 7:36 AM
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青春日誌、日誌部分を見てもらいたいのにワンクッションの方法が思いつかないので、ひとまずSS部分だけ…………
二年に進級助泰（同クラ）
「あ゛———ッ！」 五月のよく晴れた月曜日、もはや恒例となって久しい朝一番のアイスクリームを食べ終えた億泰がぺったんこの鞄を引っ掻き回しながら叫んだ。 「ったく、朝からうるせーな。道端で大声だすなよ」 まだ学校には距離があるとはいえ、同じような制服を着た学生がちらちらとこちらを伺いながら追い越していくのを背中で感じた仗助は億泰の肩を掴んで道の端へと連れて行く。 「で、どーした？」 まわりの視線から逃げるように顔を寄せて話しかけるが、億泰の顔にはデカデカとしまった！　と書いてあるので、あまり意味はなさそうだった。 「エプロン忘れた！」 小学生かよ、と内心呆れつつも大事ではなさそうなのでほっとする。なんだよ忘れモンくれーで大袈裟なやつ。 「オメー昨日散々調理実習の話してだろ」 「しょーがねーだろ、家でも使うんだしよォ〜〜！朝カバンに入れよーと思って忘れてたぜ」 くるりと踵を返した億泰の腕を慌てて掴む。 「まさか取りに帰るんじゃねーだろーな？」 どうせ由花子と一緒の班だ。あいつ一人で作っちまうんじゃねーの、と続けると億泰は白けた顔でこちらを振り返った。 「アイツが康一以外の人間に食わせるモン作るかよ」 ……まあ、たしかに。 「めんどくせーし、なくてもイケんだろ」 「制服汚す方がめんどくせーんだよ！　仗助は先に行ってていーぜェ」 ◇ 「セーフッ！」 どたどたと足音が近づいて来たかと思うと、号令の終わりとともに教室のドアが物凄い音を立てて開いた。教卓の前に立っていた教師は、半ば諦めた表情をしながら言った。 「虹村東方、遅刻するならせめて静かに入って来なさい」 なにかと問題ある生徒が集まったこのクラスではこの程度の騒ぎは日常茶飯事である。 「うえっ？！ぜってぇ間に合ったと思ったのにィ」 「億泰くんのせいッスよ〜〜、責任とってジュース一本」 「オメーが走るのダルいとか言うからだろーがッ！」 反省するどころか教団の前で口喧嘩をはじめた二人を教師が苦虫を噛み潰したような表情で見やる。 「いいから、早く席に座りなさい」 「「はぁ〜〜い」」 教師は二人が小競り合いをしながら席に着くのをため息を吐いて見守った。ぶどうヶ丘高校での二年目はまだはじまったばかりである。
November 11, 2024 at 2:21 AM