大体どの作品でもライバルという関係性を好む人間として、ライバルを創る、ライバルに成るという試みを中心にしたのは興味深かったです

あとこの売り方の方向性ならツバメさんが全力で挑んで万が一負けたとしてもツバメさん自身を守れると思われる(付加されたキャラクター性が負けのインパクトを吸収できるというか)
あと「負けてもしぶとく立ち向かう」のをキャラクター性が許してくれる

ツバメさんは真面目だから課されたアイドル像を全うしようとするだろうという前提で、本人が守りに入らず常に挑戦的であり続けられるようにうまいこと考えられている　
これは打算であり願いでもある
実際作中Pがそこまで考えていたか知らないが勝手にそう思ってる

詳しく語らないが、これまで出てきた人物と全く違う方向性においてアイドルにめちゃくちゃ向いてる人間の話だった気がする

曲は明る切ない感じで軽やかなのに歌詞が重くて好き
music.apple.com/jp/album/l-u...

作中で独自路線扱いなだけである意味王道のやり方なのかもしれないが
「ファンのみんな」でひとくくりにしないで、一人一人の姉やら恋人やらをやろうとしているからこそ、ど真ん中ラブソングみたいな「明らかに誰かに向けた歌」が似合うしファンサとして成立するんだなあ　この曲はりなみじゃないと…と思えるからすごい

「これで生きてるんならコケても続くんだな」
「人生は選択の連続と許諾」
が好きです　ちゃんひろ、若くしてもう第二の人生を送ってる人だからもう人生一周したような達観と自由さがある

誰かも言ってたけどはなみさき2期のOP曲って感じ　2期EDはEGO

失敗やコケたりするのも含めてそういうダンスだという懐の深さと、ちゃんひろらしい野心や冷静さもあって良い

げっか姉さまの話
げっかが持っている能力はせなと逆だと思う　数値化できない才能を見られる力じゃないか？　
そう考えるとりなみのことを気に入っているのは納得できる　りなみは技能云々よりファンサに全振りしたような売り方をしているので

しおんは数値化できる能力が高くてそれ以外がないという対極の人間だと思うので、逆にげっかにはしおんの良さは多分ぜんぜん理解できていない

1組と2組の話
根本的に違うのは、2組は先天的な強みを持っている一方で1組の方は「無い」ところから這い上がって来て後天的に得た強みで戦ってるところかなと思う　性格的な違いもそういうところから来てるかも

生きている環境での異色度合いとか不安なフィジカルとか頭脳とかもあるんだけど、意外とある良心とフッ軽なところと何だかんだ楽しそうなところとかが好きかもしれない