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「現代短歌」No.110に広告が出ました。
July 28, 2025 at 5:21 AM
葉と蕾
June 25, 2025 at 10:54 AM
Day⇨Night
June 15, 2025 at 5:05 PM
June 14, 2025 at 5:32 PM
April 8, 2025 at 2:19 PM
この水面のよさ、写せなかった
April 3, 2025 at 2:30 PM
April 3, 2025 at 2:29 PM
March 30, 2025 at 3:34 PM
しばらくは関門海峡越えることもなく、しずかな暮らしに戻る
November 21, 2024 at 3:11 PM
デリダによるーー(存在論 ontologie をもじった、デリダによる近年の造語)に定位するーーシェークスピア/マルクス読解によれば、貨幣とはそもそも「亡霊化する脱肉化 desincarna-tion spectralisante」である。貨幣とは身体のない身体であり、個人的な生命を、個人の所有権(pro-priete 特性)を欠いた生命なのである。それは生命のない身体、すなわち「死体」ではない。貨幣とは、しかし「固有のもの le propre」を奪いさられた「亡霊」にほかならない。
/熊野純彦『差異と隔たり 他なるものへの倫理』(岩波書店、2003)
May 25, 2024 at 1:02 PM
フロイトの語るところを敷術して、エロス的なるものこそが、死をもたらす暴力に対抗し、その根底に横たわる悪しき利己的な欲動をやわらげ、利他的で社会的な欲動へと転換させる可能性を秘めている、といってみる。そうしたエロスの、すなわち性=愛の力を、たとえば四〇億年にもわたって生命が紡いできた歴史のなかで捉えかえすことはできないか。性をもった多細胞生物の登場によって、はじめて「死という概念」が誕生したのだ、という中村桂子の生命誌的な洞察は幾重にも示唆に富んでいる。
May 11, 2024 at 11:10 AM
当時は思いもしなかったが、今になって、あのときの弁造さんの惚けた表情を正面からも撮ってみたかったなと切ないような思いに駆られる。でも、次の瞬間には、それができなかったこと、それが〝写真〟だったんだと思い出す。僕にとっての写真はいつも遅れてやってくる。こう撮れていたのかからはじまり、この写真が語ることはなんだろうか、この一枚に何を見出すことができるだろうか、これはどういう記憶になっていくのだろうか、なぜあの場面にシャッターを押せなかったのかなどと、後になって写真に僕自身が問い直される。
/奥山淳史『庭とエスキース』(みすず書房、2019年)
May 5, 2024 at 12:34 PM
「脱肉化された思考」(la pensée désincarnée)はありえない。ことばは思考のたんなる衣装ではなく、それをことばが表現へともたらすべき、精神のうちなる「原テクスト」なるものは存在しない。ことばはたんに思考をいいあらわすものではなく、かえって思考そのものをかたちづくる。沈黙もまたことばでざわめいており、世界のあたえられかたそのものが、ことばの「意味作用」によって、いわば「超越論的」にあらかじめ構成されている。このような、それ自身としては今日ありふれた認識において、メルロ=ポンティとレヴィナスは一致していたのである。
熊野純彦『レヴィナス 移ろいゆくものへの視線』岩波書店、1999
April 30, 2024 at 3:29 PM
当然といえば当然だけどこのことが明文化されているうれしさ
April 13, 2024 at 12:53 PM
文学が言語からつくられるという事実があるからといって、その事実から、(文学的価値は言うまでもなく)文学的意味が言語に還元可能なものであるということは帰結しない。
J.G.メルキオール『現代フランス思想とは何かーレヴィ=ストロース、バルト、デリダへの批判的アプローチ』財津理・荻原真訳(河出書房新社、2002)
April 13, 2024 at 12:52 PM
ながいながいPenguinのはなし(GOTHAM)
April 4, 2024 at 3:47 PM
Gotham シーズン1の7話、”That’s your problem”といってナイフで腹を深く突く、ああ、あまりに演劇…!
April 2, 2024 at 2:05 PM
マルコヴィッチの穴はちょうど(?)、オーランドーの逆のシチュエーション
March 31, 2024 at 1:56 AM
〈男としての野心〉ということを話しはじめた人をみて、あっシェイクスピア、と思う(最近なんでもそれやないかい)
March 26, 2024 at 1:19 PM
ウルフが建造物に聖性を見出すのはなぁぜなぁぜ❔
March 16, 2024 at 12:04 PM
詩という言葉を口にしたとたん、詩人の目は燃え上がった。これまで装っていた立派な紳士ぶりを投げ捨てた。グラスをテーブルの上に叩きつけるように置き、自分の戯曲や別の詩人や批評家について、捨てられた女の口からしか聞いたことがないような、この上なく長ったらしい、入り組んだ話を、情熱的に、かつ苦々しげに話し出したのである。詩そのもののの本質については、散文より売れにくく、散文より行の長さは短いが、書くのはより時間がかかる、ということが分かっただけだった。

/バージニア・ウルフ『オーランドー ある伝記』川本静子訳、みすず書房、2000年
March 16, 2024 at 5:46 AM
マクベスを読み直してから読むオーランドー、味わいが増す
March 15, 2024 at 10:32 AM
友人の恋(関係性?)の話を聞いて、過去の亡霊とともに生きるということはごくありふれたことだと実感され、ハムレットがすこし身近になった
March 11, 2024 at 9:54 AM
マクベスのおこないを時間の先取りとしての暗殺とかんがえるとSFめいてくる 道具立てはまったくSFではない
March 8, 2024 at 4:39 AM
ザ・キラーの主演の人がマクベスを演じているということで観なくては
March 7, 2024 at 1:39 PM