note.com/enpituya/n/n...
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去年一番心に残ったのは、杉本真維子さんの「皆神山」という詩集。前橋文学館の杉本真維子展で、一行一行に殴られたくらいの衝撃を受けて、久しぶりに詩集を衝動買い。言葉に込められた圧縮した熱量と切れ味の鮮やかさ。力強さ。迷いのなさ。
冒頭の「しじみ、と思ったら、/自分の目が映っていた」で始まる「しじみ」という詩は、読み手が強引に詩の中に連れていかれ、いつのまにか自分が独房に入っている主人公の視点に置かれます。そこで何が見えるか、何を思うか。最小の言葉で、想像力を最大限に喚起する力に圧倒されました
去年一番心に残ったのは、杉本真維子さんの「皆神山」という詩集。前橋文学館の杉本真維子展で、一行一行に殴られたくらいの衝撃を受けて、久しぶりに詩集を衝動買い。言葉に込められた圧縮した熱量と切れ味の鮮やかさ。力強さ。迷いのなさ。
冒頭の「しじみ、と思ったら、/自分の目が映っていた」で始まる「しじみ」という詩は、読み手が強引に詩の中に連れていかれ、いつのまにか自分が独房に入っている主人公の視点に置かれます。そこで何が見えるか、何を思うか。最小の言葉で、想像力を最大限に喚起する力に圧倒されました