Asylum Piece
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書物の帝国、というサイトをやっていました。市井の一読書人。海外文学、SF、ホラー、ファンタジー、古本に興味があります。twitterより長文がかけるので、こちらに補足的に読んだ本の感想をアップしています。http://note.com/dawncloser
かなり進捗したかな!魔窟整理。
November 20, 2025 at 8:31 AM
安く感じてしまう、バグだ。
November 18, 2025 at 6:55 AM
新紀元文庫!揃ってましたー。
November 12, 2025 at 9:14 AM
書庫が不穏な感じで、侵食されつつある。
November 8, 2025 at 11:39 AM
ヒグチユウコカバー。これはよい。
November 4, 2025 at 6:44 AM
東京BDフェス。コントラパソにサインいただきました。
November 2, 2025 at 9:48 AM
最近の机周り。
November 2, 2025 at 2:45 AM
アグスティナ・バステリカ『肉は美し』(河出書房新社)は、だんだん読んでいくうちに感覚が麻痺していき、人間が食肉に思えてくる人間性を失わせしめるディストピアを描いたSF小説。致死性のウイルスで動物が食肉できない世界。動物性たんぱく質の供給元として人肉が提供される世界を描く。

ゾンビのパロディや、政府に対する不信感、腐肉喰らいという連中たち、カルト教団の食肉人身供与、<名前のある人たち>マンハント、マッドサイエンティストの家畜への実験シーン、屠殺シーンで感じているサイコパスが出てくるなど、あらゆる人間性の醜悪さを詰め込む。そしてラストまで目を背けられない恐ろしい世界に驚愕した。
October 27, 2025 at 9:44 PM
肉は美し、が楽しみ。
October 26, 2025 at 11:02 AM
皆川博子さんの文庫は嬉しい。
October 24, 2025 at 12:31 PM
天気悪いんで離脱しましたが、神田古本まつり。今年の古本屋地図は、児島青さん!
October 24, 2025 at 2:23 AM
ハヤカワ文庫、外文は2000円が定着してきた…。国内は1000円台が増えてきた。
October 21, 2025 at 6:42 AM
高輪ゲートウェイのBUNKITSU TOKYO。人すごい。
October 18, 2025 at 8:48 AM
2箇所目終了
October 17, 2025 at 11:16 AM
1つめ。移動します。
October 17, 2025 at 7:47 AM
二階堂奥歯『八本脚の蝶』(河出文庫)は、著者が自殺するまでの約2年間までの日記が綴られる。大量の本を読み、その冴えわたった感性が迸るエッセイ、従属したい、壊れたい、理想の自分を追求しながら、大量のテキストを読み解くことで、宝石のような無機質な美の感覚を共有することができる。

この日記には、偏愛する小説や漫画、古書収集、ドール、身体、文通から、二階堂さんの断片を探りながら、死に至るまでの2年間が綴られており、こだわりをもっていたことも理解できる。理性で読むものではなく、感覚で読む日記であるので、たぶん感性で味わうべきなのだろう。その意味で、本書は彼女のミームなのだろう。
October 14, 2025 at 10:28 AM
ある程度目処が立ってきたら、書庫の整理をする。25年ぐらいの蓄積なわけですが、デット・エンドが生まれすぎる。
October 14, 2025 at 12:03 AM
この表紙はよいですねー、ケレットの新刊。
October 3, 2025 at 11:02 PM
twitterに投稿したんだけど、文庫の値上がりが半端ない。最近だとこれかな。ウイッチャーの最新刊と2019年に出たウィッチャーの5巻。頁数は前者が366ページ、後者が760頁。これ、書店で気軽に買える値段じゃないですね。
October 2, 2025 at 9:51 PM
下剤飲みながら、本読み。
September 30, 2025 at 4:33 AM
朝宮運河『現代ホラーを知るための100冊』(星海社新書)、『怖い話名著88』(KADOKAWA)。今をときめくホラー小説の紹介者、朝宮運河さんのホラーガイドブックが2冊刊行された。国産ホラーがブームになっている中、これまでホラーを紹介してきた著者によるもので、本屋にGoしたくなるのは請け合い。

星海社新書の方は、1990年代からの国産ホラーの系譜を時系列で紹介し、どのような作品が読まれてきて、その中でもどういう影響が世間にもたらされたのかなど、作家と作品を交えて、わかりやすく紹介されている。特に角川ホラー文庫の中核になっている、日本ホラー小説大賞の役割が大きいのを理解することができる。
September 7, 2025 at 9:38 AM
小島水青『さようなら、うにこおる』(中央公論新社)は、さりげない日常描写から漂う生活の匂いと主人公を取り巻く世界がにじみ出てくるような幻想感が、体の中で昇華されて、うにこおるの存在が感じられるような美しいファンタジー。幻獣の伝説を基に、親や母親が失踪した子供たちが、自然と惹かれて、ある形に収束していくのが何ともよい。

紺子は、叔父の所有するボロアパートに住んでいる。失踪した母親の面影を求めて、彼女の作った大根カレーを日々食べて、連載している漫画原稿を郵便局から送る単調な日々。ある日ミツバチに刺された紺子は、自分の世界が変わるような体験をする。シルヴァーバーグの内的なSFを彷彿させた。
August 18, 2025 at 11:36 PM
ジェームズ・ローレンス・パウエル『2084年報告書』(国書刊行会)は、地質学者がSF小説という体裁で地球温暖化によって頻発する自然災害について、リアリティ溢れる筆致で描き、警鐘を鳴らす。ここ数年の異常気象の恒常化が進行しつつある中、干ばつや森林火災、水不足などが深刻化し、自国ファーストの傾向が如実になり、ファシズムが台頭するという暗い未来が描かれる。本当地球温暖化問題が深刻なんだよ!ということを専門家へのインタビュー形式で確認していく体裁なので、とても生々しい。

日本の夏も35度が当たり前になってきていて、自分が幼少のころよりも5,6度最高気温の平均が上昇している状況を考えると、深刻である。
August 10, 2025 at 9:14 PM
なぜ帯が小さいのだろうか?
August 8, 2025 at 11:52 PM
クリストファー・プリースト『逆転世界』(創元SF文庫)は、レールを敷設して移動する都市が舞台。未来測量ギルド員見習いの主人公が体験する外の世界は、太陽や月が歪んだ世界であった。この異質な世界で、なぜ都市は動き続けなければならないのか、その謎が明らかにされたときの衝撃は、「ぎゃふん」でした。

大災厄で文明が崩壊、地球のような星の上で、移動することで生き延びる人々の存在。主人公のヘルワードはギルド員として、都市の軌道を予測し、都市のための働く、というアイディアが秀逸で、真の姿が明らかになったときの衝撃。これだからSFは辞められない。なお、本書は2025年の復刊フェアで復活するようです。
August 8, 2025 at 9:17 PM