訳もわからず、経験もないので混乱しながらも研太の与えるものを享受していく人先生
研太にも緊張と戸惑いは伝わっていて、ことのほか慎重に、愛情をもってゆっくり進める（ポ略的には正しいが逆効果、追い詰めている）（反応良くて嬉しい、でも初めてだし緊張してるし大事にしたいという善意100%）
のちに回数重ねた2人が振り返ったとき、あれはひどい・初めての人には酷な快楽だったと頷き合うことになる夜
結局人先生は、ガチガチだった体に力が入らなくなるまでとろとろにされてしまい、初夜は大盛況で終わるという話

この話のポイントは、富先生自体は至ってノーマルなこと。
あくまで普通のヘキの範囲で年下・後輩系→年上・上司系に変遷している。
アブノーマルな趣味に目覚めちゃうのも好きだけど、シンプルに好きなタイプを変えられてしまうっていうのが、なんというか好きな人からの影響として1番恥ずかしい感じがしてエモい。元から素質があってとかじゃなく、好きになった人が好きなタイプにって要は予想外の流れ弾なわけで。膝に矢を受けてしまってな。

それまでの富先のオカズは、後輩系や可愛らしい子との甘いシチュだった
けれど、日常において完璧な年上の恋人が、仕事では厳しくも頼れる上司で師である男が。夜だけは乱れて、自分にすべてを曝け出す。一言で言えば征服欲。広い背中、逞しい腹が、屈するように寝そべり、自身を受け入れる姿。耐えるように歯を食いしばり声を抑える彼が、不意に高く声を上げるほど的確に責めることができたときの、腹の底から熱くなる感覚。
気付けば年上系や下剋上モノを見るようになり。この人のせいで新しい扉開いちゃったなー…と感じつつ。言うほどのことでもないので黙っているけれど、あなたのせいですよ、なんて心の中で考えている富先生の話

店員さんに説明してもらった内容覚書

一人
→トップはカルダモンのスパイシーさにより影としてひそやかに生きるアウトローさを表現。ミドルでは村の外に出て解放的になりつつレザーの香りで渋さもプラス。ラストでは指導者として後進を見守る姿、暖かみのある落ち着いた雰囲気に。冬に上着につけると包まれるような香り。

研太
→トップは爽やかさの中に青臭さ、情熱に溢れるけれどまだまだ若い来村時を表現。ミドルで少しずつ落ち着きが出てローズの甘い匂いが加わる。ラストでは一本芯のとおった、どっしりと構える院長らしさが加わった香りになり、白檀でも貫禄を表現。全体的に爽やかで明るい印象

ぎゅうぎゅうになりながらもうちょっとまだちょっとって睦み合う。お泊まりで時間制限がないのと、離れがたいのと、ムラついてぐずぐずの頭が行為の進捗を緩慢にしていく
蓋をした洋式トイレは、よく鍛えた人を載せると小さく見える。何かされている人が頭を振り乱すと、時折壁にぶつかる鈍い音がする。止め際を見失って、衝動のまま、ぐずぐずと
結局理性を振り絞った一人が「準備を、するから、待て」と言えた頃にはそこそこの盛り上がりを見せていて、手早くシャワー浴びて慣らしながら、あるいは片割れを待ちながら（すごく盛り上がってしまった…）って双方また焦らされるそういう夜が見たい

電気をつけることもせず暗闇でどれほどそうしていたか、目が慣れてきたころ「待て、上着を…」「ああ、ええ、はい。俺もスーツ、皺になるし…」ってまたもたもたとするターンが入る
ここでのポイントは、とりあえずマントを壁にかけてリストバンドを外した一人が、ふとどこまで脱ぐべきか分からなくなって少しの間止まってしまうところ。脱がす楽しみもあると言うが……とか考えて緊張感と謎の気遣いでぐずぐずになってるのがかわいい
結局準備もあるしとTシャツ脱ごうとしたところで俺脱がしたいって洗面所に引きずり込まれる
それでまたビジホのユニットバス白基調だからか、部屋と比べて煌々と明るいのがいい。狭い空間で男2人、

お祭りデートのための外出着としての浴衣が、シャワー浴びたあとわざわざ着直すことでこれからすけべするための衣装になったと気付いてしまって、研太がシャワー浴びてる間そわそわ落ち着かない一人がハイライト。
これ着てしたいですっておねだりされたからね、しょうがないね。
抱きながら子どもの頃の祭りの話したりする。日常会話しながらするのも癖、なんか生活感がえろい。

夏祭りデートする富Kというよりお祭りアフターする富Kだなこれ。

これ最初2人とも若くて旺盛な診療所時代で想像してたけど、他の住人もいるなか玩具通販しまくるのなかなか面の皮が厚くてウケる。いや多分それより高頻度で手術練習器具とか本とか趣味のもの🏄🎤通販してる気はするので、そういった物の中に混ぜてしれ〜っと受け取りそうだけど。それはそれでえろい。岐路後の片付けを描写したい。
岐路後の話だとしたらさぞ受取先のディベート白熱したんだろうなと思えてじわるし、歳の割にお盛んすぎて笑顔になる。岐路後に結ばれるタイプの富K、これまでを取り返すかのように色々な意味で元気な傾向がある。書きながらイライラな意味でと誤タップしたけどそれだと意味が一択になっちゃうな。