数日後、家に帰って来たお蘭ちゃんが見たのは、自分の着物を抱き締めて寝ているたぬぶき
『こんなところで寝てると風邪引いちまうぞ』そっと髪を撫でてやろうと手を伸ばしたら
「お蘭ちゃんのバカ……」って、寝言言われてむっとしたお蘭
尻尾を踏んづけてしまい、たぬぶきさん痛さに飛び起きて
「お蘭ちゃんのイジワル……」
涙目になるたぬぶき

「めんご!めんご!でも、ランランどんな無茶振りでもやってくれるから」
「生番組なんだから、そんなのあたりまえだ」
「こんな事、やってくれるのランランだけだよ。ありがとうそしてこれからも、よろしくね相棒」
「都合のいい時だけ、相棒呼びすんな」
嶺二の頭を撫でる蘭丸