余談

カラクリ大王はポケモンよりカラクリと子どもへの愛のが強くて、でも自分の世界からポケモンを断絶してるわけではない。現実世界の、人が動物に傾ける愛情程度は普通にありそう。

そんなカラクリ大王だから、エメがオーキド博士に「自分だけのポケモンとの関わり」について問われたとき相談出来たのかもしれない。ポケモン塾のジョバンニ先生だとポケモンとの距離が近すぎるかな

「ゆめうつし」が出来るラティ族にとって、『兄妹』とは『同じ光景を共有する相手』のことかもしれないって考えたら、たしかにラティ兄妹の目に映るエメはひとりぼっちかも。
オーキド博士もクリスもポケモン塾周りの人たちも、ポケモンと共に生きようとする人たちだからなぁ

「ポケモンを好きになるのはやめよう
」って当時強く心に誓ってたエメは皆と同じ光景がみれてなかったんだなぁ…

既刊『しきんせき』本文サンプル

『LOG本 #01 』に載ってる作品はだいたいXfolioにあるよ
xfolio.jp/portfolio/di...

ポケモンを送り出せなかった薄い罪悪感を拭えないままセレビィに出逢うルビ君、最高か……

送ってない時の妄想のが捗るな～～

自分の手持ちを決戦の場に送れないまま、マスクドアイス事件終結。
『自分がなにもしなくても事件は解決する』って頭のどこかに残るルビ君、そして19巻へ至る。

「どんな騒ぎになってるか知らないけど、ボクには関係ないよ」
なんてね

いや、好感度高い相手にというより、基本「いいよ！なんでもこたえるよ！」モードかな。
「だおー！！」するのが嫌いな相手、って感じか。

エメ、『自分の得にならないのに100%他人のためにそこまでする人』であるクリスタルさんにあこがれ→尊敬の念を持っているからか、一定の好感度を持つ相手には「いいよ！なんでもこたえるよ！」モードに入るのでモンペの私はちょっと心配している…たぶんパンツの色とか軽率に答えちゃう…

なお好感度低い相手には「だおーー！！」する。かわいい。

それでもオーキド博士の計画最初の段階でエメに与えられた役割が『"施設挑戦をしつつ"目覚めたジラーチを保護できないか探る』って、施設挑戦を前提としているんだよね。

ポケモンを好きじゃないと言いつつバトルを趣味だと言う子供を見守ろうとする大人側の介入の気配を感じる……やさしいせかい……

アトリエの洞窟内での交信でクリスが言ってた『戦おうとしては駄目、捕獲に集中して』って本来BF制覇にも掛かってくると思うんだな…
ファクトリーの15時間とチューブの9時間をジラーチの捜索に充てたり。

ピラミッド最終戦でジラーチが姿を現した時も、試合をしていなければすぐにジラーチの後を追えてガイルに先を越されることは無かったかもしれない。

『ポケモンを使うのはやめよう。ポケモンを好きになるのはやめよう。』そう心に強く誓いながら、趣味にポケモンバトルっていうポケモンとガッツリ関わりあうスポーツを選ぶあたり、ポケモンへの興味関心を抑えきれてなくてエメの愛おしさが増す…ほんと可愛い子だよ…

ポケスペ界の覚悟ガンギマリ少年たちをどうぞよろしくお願いします
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「一緒に心を通わせ合える仲間や友達、同じ思いをもって絆を結べる相手が、ずっと…ずっと、欲しかった！」

この台詞の時に思い浮かべてる人やポケモンの顔ぶれの中にラティ兄妹がいないのは『これから絆を結びたい相手』ではなく『既に絆を結んでる相手』だからってことでいいんだよねラルドさん…！