うた
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dgrutasann.bsky.social
うた
@dgrutasann.bsky.social
好きな本と日常と。
眉間に皺が寄るこのコミュニティは「脱犯罪化された加害者男性性」を形成し加害行為の意味の再構築し連帯する。しかし集団化すると性暴力被害者の経験は歪曲されたり排除されたりする可能性が高くなるしかない。(SNSで見かけるやつら)
今書は性暴力加害者の現状を含め驚くべき内容であり加害者の抜け道を知らしめることにもなるジレンマがあるが、性被害を公にすることで社会的構造を変えようとする被害者に寄り添い糺すべき道を示唆するもの。日本が韓国社会から学ぶ機会になる良書である。
January 28, 2025 at 5:42 AM
韓国では減刑を目的とした女性団体などへの寄付を行う性暴力加害者たちが増え(n番部屋の加害者など)、寄付された団体は調査して変換する事例も増えた。これは女性運動団体が加害者や加害者側の法律事務所によって減刑戦略の対象として道具化されているということ。
性暴力加害者たちを対象に運営されている代表的なオンラインコミュニティーもあり、法的対応時に必要な書式の一部サンプルを無料で提供したりしている。このシステムはn番事件の運営構造と酷似しており、驚くことに弁護士が介入して作ったサイトであるとはまさにホモソーシャルの象徴。
January 28, 2025 at 5:42 AM
January 5, 2025 at 1:27 AM
「ディア・シスター」では、存在を知らなかった異母姉妹に父の死を報せる手紙形式の内容なのだが、これがとても和む構成で文字通りシスターフッド。愛情深く大変よい。
「ピーチ・コブラー」での母娘の関係性はかなり衝撃的。母娘各自の本心の吐露は珍しく大変印象深い。
January 4, 2025 at 12:58 PM
川上未映子「夏物語」読後に産むべきか産まざるべきかなんて考えていた頃が懐かしい。はるかに天真爛漫な利用者と現実的な民間の精子提供話はかなりの衝撃、哲学が導く出生についてのあれこれを蹴り飛ばす予測不可能な利用者感情と行動力の凄さに分析が止まらない。ラスト、著者のその後も必読なり。
December 20, 2024 at 10:15 AM
正規精子バンクは恐ろしく高く、ドナー情報は原則秘密。妊娠できるタイムリミットがきて非正規コミュニティで真剣にドナー(精子提供者)を探す女性たち。この機に乗じ性行為目的で利用する男性も多いなか見目麗しく体格学力人格共に優れ、確実に妊娠できる強精子を持つドナーは引く手数多。
最早どこからが優生思想なのか分からない。倫理観とは。家族とは。

反面教師のように読み進めると見えてくる子の権利の不在、成長した子がドナーたちに求める父親というケアは全く考えられないまま精子提供が行われているという、法的契約なしで横行する現状に米国の弁護士も憤る。
December 20, 2024 at 10:15 AM
おお!楽しんでねぇ〜!!
ヽ(*^ω^*)ノ
December 16, 2024 at 2:28 AM