浮世離れしたファッションモデルの独特な感性と彼女に恋をした権力者のマジカルな夢想が、男尊女卑テレビマンの小賢しい取材による偽りの集積像をこの鋼鉄色のフィルムごとクシャクシャに歪めてゆく。
「そう見られる事」に華があったロマコメ時代に、刺激的“側”から翻弄してみせるクールさ、一方で不思議ちゃん像に留まってはいる歯痒さ。この宙に浮く心地にハマった。
浮世離れしたファッションモデルの独特な感性と彼女に恋をした権力者のマジカルな夢想が、男尊女卑テレビマンの小賢しい取材による偽りの集積像をこの鋼鉄色のフィルムごとクシャクシャに歪めてゆく。
「そう見られる事」に華があったロマコメ時代に、刺激的“側”から翻弄してみせるクールさ、一方で不思議ちゃん像に留まってはいる歯痒さ。この宙に浮く心地にハマった。
シリアス作風なのにとある死亡場面で「持ってたオレオが上空20m目掛けてポーンと吹き飛ぶ」宇宙一くだらないカットが挟まり、思わず巻き戻したが正真正銘オレオだった。
シリアス作風なのにとある死亡場面で「持ってたオレオが上空20m目掛けてポーンと吹き飛ぶ」宇宙一くだらないカットが挟まり、思わず巻き戻したが正真正銘オレオだった。
サントラがサブスクに無いのがネックだが。
サントラがサブスクに無いのがネックだが。
普通なら射線の出現で明示される二地点の分断を、ガレージでのリロードアクションひとつで自己-対-他者を構築してしまう。
そしてこれは、”無差別殺人“の最も的確なアプローチである。
普通なら射線の出現で明示される二地点の分断を、ガレージでのリロードアクションひとつで自己-対-他者を構築してしまう。
そしてこれは、”無差別殺人“の最も的確なアプローチである。
99年のVFXがゴシック彫刻に吹き込む生命は何とも不敬さを醸し出し、“城が生きている”現実味を最も帯びる。それが悪夢でなければ、確からしさなどないのだから。
ひとたび不定形モンスターハウスが牙を剥けば『ザ・グリード』と同じ精神年齢の悪ノリ全開で堪らん味。
凄惨な犠牲が刻を超え呼び目覚める古城の御伽噺は、私が一番好きなホラー映画『ハリポタ秘密の部屋』の原点でもあった。ウィリアムズと同じ技法が随所で光るゴールドスミスの劇伴は、補助輪ではなく自立した物語。今一番完全盤が望まれるのもこの作品。
99年のVFXがゴシック彫刻に吹き込む生命は何とも不敬さを醸し出し、“城が生きている”現実味を最も帯びる。それが悪夢でなければ、確からしさなどないのだから。
ひとたび不定形モンスターハウスが牙を剥けば『ザ・グリード』と同じ精神年齢の悪ノリ全開で堪らん味。
凄惨な犠牲が刻を超え呼び目覚める古城の御伽噺は、私が一番好きなホラー映画『ハリポタ秘密の部屋』の原点でもあった。ウィリアムズと同じ技法が随所で光るゴールドスミスの劇伴は、補助輪ではなく自立した物語。今一番完全盤が望まれるのもこの作品。