ぎゅうってお砂糖が固まった
なんだか恋している時の心みたいねと笑ったら
あなた、なんていったっけ
僕の心はこれとは真逆さ
小さなお砂糖の粒から君への想いがわたがしみたいに黙々膨らむんだ
ああ素敵、あなたは存在しないけど
わたがしみたいに空想を膨らますのは誰にだってできることだものね
ぎゅうってお砂糖が固まった
なんだか恋している時の心みたいねと笑ったら
あなた、なんていったっけ
僕の心はこれとは真逆さ
小さなお砂糖の粒から君への想いがわたがしみたいに黙々膨らむんだ
ああ素敵、あなたは存在しないけど
わたがしみたいに空想を膨らますのは誰にだってできることだものね
私が一匹、私が二匹
軽やかにステップを踏んで柵を越え
歌を歌って賑やかだ
何百人もの私が手を取り合って踊り出す頃に
羊がゆるりとまぶたをあける
鳴き出す羊を私が数えて
登った太陽におやすみなさいをするの
私が一匹、私が二匹
軽やかにステップを踏んで柵を越え
歌を歌って賑やかだ
何百人もの私が手を取り合って踊り出す頃に
羊がゆるりとまぶたをあける
鳴き出す羊を私が数えて
登った太陽におやすみなさいをするの
生ぬるい空気はじとりと私を抱きしめた
からりとした冷たさが静かに静かに通り過ぎていって
さいごに、ひゅう、と木枯らし一つ
「春がきた」
暦をめくる音がした
生ぬるい空気はじとりと私を抱きしめた
からりとした冷たさが静かに静かに通り過ぎていって
さいごに、ひゅう、と木枯らし一つ
「春がきた」
暦をめくる音がした