お粥を差し出してくるノゾムに「私が居なくても大丈夫そうですね」っていっちゃうアンズさんと、それを言われてアンズさんが死ぬんじゃないかと勘違いしちゃうノゾムくんみたい。「いや！！！アンズがいないと俺何も出来ない…」って悲しそうなノゾムくんはいるし、「私を捨てないでください」ってすがりつくアンズさんはいます。いる。絶対。

自分が助けられる事なんて…」って葛藤したあとに、なんやかんや決意してその日の晩にノゾムと異世界に行くんだよね。
だからアンズはノゾムに「自信のない僕に勇気をくれた人。生きる意味をもう一度見つけてくれた人」って思ってるんだよ。
ちな、ロゼちゃんが出会うのはここから4年後の話です。だから本編ではノゾムはてきとーで面倒臭がりなキャラだし、アンズは人の為にと積極的に家事をしたり相手に尽くす系キャラなんだよね。あとめちゃくちゃ異世界慣れしてる。

思ったよりも気が合うやつだってなるんだよね。ここから二人の交友関係が始まるんよ。
とある日、ノゾムが「俺、明日から学校来れないかもなんだよね。今までいっぱい話せて楽しかったわ」とか言い出すから、アンズが「…っ！そんな辛そうな顔しながら言われたら気になるだろ。どうしたんだよ」って相談に乗ってあげるんだよなー！そこでアンズは「ノゾムが今日の夜、もう片方の目も供物として捧げられてしまい、それから毎日少しずつ体を蝕まれていく」って言うのを知るんだよね。アンズさんはノゾムのことを助けたいって思うけど自信がないから「こんな自分、何ができるんだよ。またこうやって失敗して何かを失うんだ。そんなの嫌だ！でも

だからこそお互い相手に強い感情を持ってるんだけど、自己肯定感や信用がカスの二人だからどちらか片方が好きとか愛を伝えても「君は僕を助けたときに強い感情(慈悲や哀れみ)を持ってしまっただけ。いずれ忘れるから」って今の気持ちは勘違いだからって伝えてほしい。永遠に両片思いであれ。